卒論完成

朝から雪。
でも大学へどうしても今日行く。
だって卒論が完成した。

本日、教授に最後のチェックをしてもらい、
みごと、提出GOサインをいただく。

教授にお礼を言って、研究室を飛び出し教務課に向かう。
もううれしくて雪なんて関係ない。
雪の中卒論かかえてダッシュだ。
「はい、たしかに受け取りました。」




　　　　　　　　　　祝　・　卒　論　　　完。




やった

おわった

１２月本当毎日こればっかやっとった甲斐あったよ。
１２月の私に褒美をやりたいよ。
ありがとう私。
しかも学内第３位らしい。おお、早いやん私。
クリスマスまでに卒論を終わらせるという目標をちゃんと達成できたことがすごくうれしい。
持続力のない自分。計画はズレてなんぼの自分。
こんな自分でも、やればできるやないの。

ごくろうさまでした○


夕方５じ半、帰りのバスに乗り込み駅に向かう。
どうやら渋滞のようで、ピクリとも動かない。
ふだん２０分の道のりが、気付けば１時間経過。
お、トイレに行きたい。
これはやばいかもしれない。

すると突然、運転手さん、バスガイドを始める。

「愛知教育大学のみなさま、お疲れ様でございます。
　そろそろおなか等すいていらっしゃる頃と思います。
　トイレに行きたくなられる頃と思います。
　ぇえ～、約２０メートル先、左手に見えますのは～、　　
　コンビニ、コンビニでございます。
　御用の方はどうぞお声をお掛け下さい。
　本日、途中下車、再乗車可能となっております。」

ナイス。
運転手さん、ナイスだよ。
でも誰も行かない。
１０分さらに待つ。
だめだ。もう我慢できない。

お言葉に甘えてコンビニへ。
なんだよ、トイレから出てくると同乗者の学生がうじょうじょコンビニにいるじゃないか。
みんな行きたかったんだがん。
はよ言えよ。

肉まん、チョコビスケット等食料も買い込んで、さあ渋滞がんばるぞ。

しかしこの後が思ったより長かった。
駅に着いたのは９じ。
３時間半という長時間乗車となった。

ようやく駅に着くと、拍手が巻き起こる。
うしろで元気な女子学生たちが、
「おつかれーがんばった！」「おつかれー本当がんばった」
とハイタッチをしている。
「ちゃうて、運転手さんがやて！マジありがとうございました！」
といって下車していく。
そして彼女達は、
「３時間半ありがとね～～～～」
と感動の別れをする。
その様子がいちいち笑えて友達と電車で盛り上がった。

いや～、卒業前にいい思い出ができたわ～。