最後のサンタクロース

今朝、目が覚めると、枕元にピンクのでっかいプレゼントが。

サンタさんだ…！！！！！！！！！

女の子らしい花柄のピンクの包装紙につつまれて銀色のシールをつけている。

わぁぁぁぁ～～～～～～～

さっそく包みを開ける。
茶色いブーツだ。
これは前おかあさんとキリオで見たやつ。
ヒールのニガテな私でも履けるぺたんこなやつ。
でも皮でできててちゃんとしておしゃれなやつ。
だからとっても高い○万円もするやつ。
とても手が伸びなくて、試着で我慢したやつ。

「今年はパートしとるでね～。最後やし、特別。」
と、ふんぱつしてくれたおかあさん。

おかあさん

ありがとう

一生大事にはくからね

ときには弁当の箸だけとか意味不明なプレゼントの年もあったけど

今まで１年も欠かすことなく私のサンタクロースをしてくれたね

ありがとう

これからは

私がおかあさんのサンタクロースになろう

そうしよう

それがいい