カッター職人

職場がこの度１か月半の改装工事をすることになり、
本日、撤収作業をしてまいりました。

店長のあまりの仕切りの悪さにイライラし、
しかも有線を作業初日ａｍに撤収されたことでさらにイライラし、
しゃーないから自分でＢＧＭを歌いながら作業に没頭しました。

昨日あっちゃん卒業ライブを見たせいか、
曲目がＡＫＢメドレーだったのが、わりとまわりに意外がられました。

午前中は何一つ楽しいこともおもしろいこともなかったけど、
午後、形のいびつなイーザル（絵画とか置く木の台みたいなやつ）を梱包してと、
わりとめんどい作業を言い渡され、
ダンボールを１回崩して専用の形に作りかえる作業をしていたところ。

私はあることに気付いた。

私、めっちゃカッターうまいやん！

相当ジャストサイズの箱を作れて急にでら楽しくなった♪

これを機にノッてきて、
みんなにカッター職人と呼ばれ、
へんな形のもんばっか梱包して、

そのたびに

「なんということでしょう・・・」

と匠扱いされて、
けっこういい気になって作業を終えました。

さて来月は名古屋にヘルプにゆきます♪
アウェイ不安やけど、名古屋人はみんな友達の精神でがんばります♪

上海みやげ

上海行ってきました。
結婚式の祝辞をくだすった美しすぎる上司と、
元祖旅人なんばくんに会いに行ってきました。
二人があまりにキラキラしていて、上海の夜景よりも眩しいくらいでした。

美しすぎる上司は、
アラフィフにもかかわらず、
白のノースリミニワンピで登場されました。
すんごい似合うとこがさすがです！

美しすぎる上司さんは、
常連さんなのか、中国語で店員さんと軽くたわむれ、
あのご祝辞のスピーチと同じ美しさで中華をオーダーしてくださいました。

もちろん仕事をすんごくがんばってらして、
その努力が、求められた仕事を明らかに越えているのが社外の私にもわかるくらい、
仕事への熱意を感じて、
それを楽しそうにそして華麗に語る美しさに感動しました。

そして尊敬したのは、
人とのつきあいを本当に大事にされる方だということ。
お客さんも部下も、一度出会った人は、話した内容すっごい覚えてて、
部下の妻という遠い親戚より遠い私の前職まで覚えてたくらいです。

なんせ上海支店ナンバー２を任される方、
部下は山ほどいるだろうに、
仕事のこと、プライベートのこと、一度話したことはぜったいに忘れない。

そしてそれでいて美しさを忘れない。
飲み会のあとでも、３０分は走る。
その心意気、感動いたしました。

仕事を愛する人はこんなにも輝いているものかと、
もっと熱意を持って仕事をしよう！と心改められました。

がんばり幅は∞だ！


そして翌日、私は高校卒業ぶりになんばくんに会いました。
当時から１０こ上くらいに見えたけど、
その差は今も縮まっていませんでした。
そして年齢に加え、国籍すら不明なかんじになってました。
知らん人やったら、３８歳イタリア人くらいと想定されるであろう。

彼の経歴は、すべてが驚きで、
そんな自由な人がいるのかと衝撃が体にきたよ。

簡単に言うと、
自分らしくいられる職を求めて各国を渡り歩いている感じです。
ちなみにクリエイティブ系です。

彼の話すこと全てが新鮮な情報で、新鮮な意見で、
なんだか外人に会ったような心地で私は耳を傾けていました。

特に印象に残ったのは、

仕事も、趣味も、２こ同時進行がいいということ。
なんばくんは趣味で毎日ジャズピアノと習字をやっているようです。
２こやるとそのどっちかがどっちかに反映できたり、気付きがあったりするそうです。

なんばくんは、言語も２言語同時に覚えたほうが早いと言っていました。
共通点と違いが見えて、客観的に認識できるんだそう。
パンクしそうやけど・・・なんとなく納得。

あと、明日死ぬかもしれんのだよ？と繰り返し言っていました。
一時期全財産３０元（５００円くらい）になったけど、平気らしい。

でら不安やし。
先のこと気になるし。
でもそればかりに気をとられて、今を思う存分生きてないのは、なんかもったいない気がした。

基本楽観的でのんびりテキトーな性格のようだけど、

「でもきたチャンスはぜったいに逃さない。これスキル。」

と言ってみせたドヤ顔に、圧倒されました。
ほんと彼の人生が証明やと思う。

かと思いきや、
自殺問題とか原発問題とか上海の歴史とか、すっごいいろんなこと考えてて、
自分はこう思う！って意見をしっかり持ってて、
立ち止まって自分の頭で考えるって、必要なことだなって思った。

それから、
夢があるっていいなーって思った。

なんばくんは、
世界中を旅行して集めたものでギャラリーを開きたいらしい。
でも、ジャズピアニストか中国式の習字の特別講師もいいなぁと言っていた。

夢見る人はキラキラしてる！！


この旅での一番のお土産はキラキラした二人の話を聞けたことです。
こんな素敵な旅になるとは思ってなかったよ。

ありがたくてありがたくて、
思わずそのあとふじたくんと何時間も反省会？をしたよ。

久しぶりにこんな刺激的な２日間でした。