今回の「篤姫」は,ある意味「心理戦」が楽しめた回と言えるのではないかと思います。
人の歴史の中では,およそ不幸事が続くと,必ずと言っていいほど対立する勢力の呪詛ではないかといった噂が立ったり,逆に根も葉もない呪詛を理由として相手方を排除するといった陰謀が張り巡らされたりといったようなことが繰り返されてきました。
列強諸国が開国を迫る幕末という時代になってしてもまだ「呪詛」という非科学的なものが公に信じられていたのですね。
あいかわらず仲の悪い斉彬サマと父であり旧薩摩藩主であった斉興サマですが,過去の「お由羅騒動」の一件もあり,今回の斉彬サマの病もお由羅の呪詛だとの噂が流れる始末。
これが真実かどうかを確かめんと斉興サマ,お由羅サマの待ちかまえる高輪の館へ出陣した篤姫!
これだけ緊張状態の敵陣に乗り込むのだから,篤姫と幾島との間で,どのようなことを聞き出すのかあらかじめ調整していたのかと思いきや,まったく篤姫のアドリブのようでした!
まさか同伴した幾島サマも,篤姫の口からいきなり「お由羅サマの呪詛」という発言がなされるというのには予想していなかったようですね。
お由羅サマの反応からは,ホントに呪詛をしていたのかどうかはよくわかりませんが,篤姫は「お由羅サマはそのようなことができる人ではない」という「認定」をした上で,とどめに幾島から篤姫が未来の将軍御台所になるという秘事を宣告することにより,少なくとも斉興サマ,お由羅サマともども「今後,斉彬公や篤姫に喧嘩を売るとろくなことにならないぞ」的な釘を刺すことができました。
その後,間を置かずに斉興サマから斉彬サマあてに大量のお見舞い品が贈られてきたのは,まさに白旗を上げたということなのでしょう。
いつの間にか,旧薩摩藩主に対しても対等以上に戦えるようになった篤姫&幾島チーム。
ほんとうによくもまあここまで成長したものです。
今後は大奥という伏魔殿でどのように戦うのか楽しみですね!
西郷どんも,大久保サンも,尚五郎サンも,みんな未来が開けてきて良かったですねぇ。
ではまた
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篤姫のミラクル攻撃に長門御隠居様が屈する光景は、なんとも痛快でした!
どうも最近長門氏ってこのような、偉そうなんだけどどこか抜けている役柄が多いような気がしますね。
江戸時代の遺跡から呪術用具が出たというのは面白いですね。
数百年後、「旧ぴえる邸跡からオカルトグッズが発掘されました」となると恥ずかしいので、今のうちに処分せねば…(汗)
いままで数々の西郷ドンを見てきましたが、小澤西郷を見たとき「あー、こう来たか~」とある意味感動。
原田大久保も同様です♪
先日のイベントで姫はスッピンだったそうです。生で見られていいなぁwww でわ
しかし、斉彬様の四男次々と亡くなっているとは恐ろしいですね。。。
西郷ドン、大きな眼の小澤さん、まさにうってつけのキャスティングですね!