篤姫（第１回）

今年も簡単ながら，大河の感想を書いていきたいと思います。

今回，「篤姫」の初回を見ましたが，初回にしては昨年の「風林火山」より全然面白くできているのではないかというのが率直な感想です。
私自身，幕末の薩摩の窮状はよく知りませんでしたが，今回の「篤姫」では，シンプルにしてかつわかりやすく，面白く表現されていたと思います。

初回だからかもしれませんが，大御所俳優を多く使っているのが目を引きましたね。
私の好きな高橋英樹氏や平幹二郎氏を起用しているところも良いのですが，なにより主役の宮崎あおいちゃんが思ったより良い演技をしていたことに驚いています。

支配する者とされる者，それぞれの「役割」を果たすことが重要なことであると教えられる篤姫。
一方，父や百姓を苦しめ，一見，悪の元凶のように見えた家老・調所広郷もまた，薩摩の窮状を解消せんと「役割」のために命をかけていることを知った篤姫は，政治というものの難しさを知ることとなる。
最後に調所広郷は，自らが抜け荷をしていることを篤姫らに話しますが，恨みを買っているかもしれない相手に，あれはいくら何でもありえないのでは…とも思いましたが，番組の展開からはやむを得ないのかもしれませんね。

次回は調所サマの抜け荷が見つかってしまいそうですね。
というわけでまた来週！