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リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

裸婦

2007-10-23 13:37:59 | 日記
おそらく、

病院は儲かっている

病院の院長は金持ちである

金持ちは絵画を買うだろう

という短絡的な思考で、院長のところにはよく画廊からダイレクトメールが届く。なんだかエラク重いものが届いたなー…と思っていると、次の日にはゴミ箱にポイされているので、毎朝ゴミ出しをしている私が拾ってきてはぱらぱらめくっている。

昨日届いたのは、シンワアートオークションのカタログだった。
こんな立派なカタログをタダでこんなところに送ってくるなんて、よっぽど儲かってるんだろうなぁ…と思いながらめくってみた。
たしかにお宝鑑定団なんかでよく耳にする名前もちらほらと載っていたけれど、文化レベルの低い私が絵を見ても何がそんなによいのかがわからない。こんなの入札する人いるんだろうか…

でも、1枚だけとてもきれいな裸婦画を見つけて、Tさんに見せたら「それ、スキャナーで取り込んでいい?」とよだれを垂らしそうな顔つき。

森本草介の『彩り』(2001年)という作品だった。


女性の横顔と後姿を描いた「え、これ写真?」と思うほどの写実的な絵だった。
とくに、足の裏の美しさといったら!!
容姿の見目麗しいことは当たり前だけど、ぜい弱にならず筋肉質にならず、きれいな体のラインを維持しながら、肌や指先、足の裏にさえ生活感を出さない。…モデルってたいへんな職業だなぁ。
(森本草介という画家については、もうどうでもよくなっている)

予想落札価格は28,000,000~35,000,000円だそうです。うへっ。


Tさんスキャン用、というか、私もほしかったので、カタログはそのページだけ切り取って、あとはポイした。
あとでシンワアートコレクションのホームページを覗いてみたら、このカタログは定価4000円だった。
破っちゃわないでヤフオクで1000円くらいで出したら、売れたかしら。