ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】オーケストラ・アンサンブル・ブリランテ 第1回 定期演奏会

2007年03月21日 20時07分40秒 | 演奏記録
オーケストラ・アンサンブル・ブリランテ 第1回 定期演奏会
2007.3.20(火)18:30開演, 札幌サンプラザホール, 入場料 一般前売り1000円
指揮 市ノ瀬弦・山田美穂(モツ40番), パート 1st Violin

R.ワーグナー:リエンツィ序曲
W.A.モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K550
J.ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 op.68
アンコール プッチーニ(編曲:山田美穂) 歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」

・細かいことは後回しにして、今回の演奏会についてまず一言でいってみると、「奇跡の演奏会!」、「PMFオケを超えた!」、「今年のベストはこれで決まり!」、「聴き逃した全ての方へ→もったいないことしましたね♪」、などなど。あちこち弾きに行っていますが、これだけの演奏はなかなかありません。細かい疵は多々あり手作り感ムンムンでも、感動的なステージだったと思います。家(室蘭)に着いたあとも興奮して寝れないような気もしたが、目をつぶると瞬殺でした。
・リエンチ:冒頭のTpと低弦が恐ろしかった。
・モツ40番:冒頭微妙。時間の流れがとても速く感じられ、体感時間では15分くらいで全楽章終ったような感覚でした。2楽章の"あの"リズム。前打ちになることなくきちんと弾けていたかどうかの記憶が無い(→ヤバイ)。3楽章の指揮者の指示は「花柄のロイヤルで」。 今回も同様、女性指揮者というとほとんどが男性っぽい格好で出てきます。折角なんだから派手なドレスでも着たら、とか思うのですが、だめか?? なんかしきたりでもあるのでしょうか。
・ブラ1:指揮者が台に上がったと思うといきなり振り出し、虚を突かれた。油断してました、ゴメンナサイ。 1楽章:Ob Soloきれいだった。 2楽章:Ob、Hrnそれぞれ素晴らしいSoloでしたが、中でもClは別次元にすごかった。Vn Soloもイイ音出すなぁ~ N君とあの時あの飲み会で隣に座らなければ、このSoloもなかったと思うと感慨深い。 4楽章:最後の string. 見事迷子になりました。リハではうまくいったんだけど。。。 
・終演後、舞台をバラしていると会場職員のおじさんが「"ヘラ"落ちてたよ」と手渡してくれた物。なるほど、これを使ってアイスクリームが食べれそうな気もするが、これクラリネットのリードなんです。。。
・オケのメンバーがとにかく若く、ほとんどが20代。30代以上は片手で数えられる程しかいない感じです。あまりの弦の少なさに演奏会の開催すら危ういのでは、と思える時期もありましたが、最終的には 7-7-4-6-3人 になり、この舞台ではほどよく収まる数でした。工大オケ関係者が私を除き4名参加。とうとう室蘭だけではなく札幌進出をもはじめました。私にとって以前からの札幌の知り合いに工大生が混じっている風景を見るのは、なんとも奇妙な感覚です。それにしても、参加した工大関係者のキャラが皆濃い(特濃)ような(私は含まれませんよ)。"巨匠"君はジュニアオケだけでなく札幌でも大人気。
・憧れのジャスミン様の隣で弾かせてもらって幸せ~♪
・指揮者の主要な仕事とは、リズムや音程を統制する交通整理的な役割だという認識でしたが、今回でその認識が変わりました。指揮者の主要な仕事とは、オケの力をいかに引き出すか、楽器で言えばいかに鳴らすかという点にあり、リズムや音程は(もちろん重要だけど)オマケに過ぎない。
・問題はメンバーのほとんど(半分くらい?)がトラであること。『ブリランテ』というよりも他団体の混成オケ的な色彩が強い。この先の団員集めが課題。第2回を開催することなく消えているか、第10回までいけるか、のここ数年が正念場。
・客数132名[公式発表]:数は少なかったものの、とても温かい拍手。ブラームスを弾き終えたときにはブラボー!の声もいくつかかかり、団員全員がステージをはけた後もしばらく拍手がやみませんでした。空席がほんとにもったいない。
コメント (9)
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