磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

キアーロなツールは、スクーロな墨で

2008-10-30 01:07:46 | 陶器(静物)/ オリジナル &オーダー
(続き・・・)カラバッチョ
といえば、「キアロスクーロ:光と影」。
そして陰の中に再び繰り返される光と影。なかなかその深みは味わい深く。。。再来する記念の年のイベントでまた名画を拝見できることでしょう。
ワクワク。

では闇を照らす光は何処へ、それもそのはず29日は、新月でした。美しい浄化エネルギーが満ち溢れていて、何かを始めるのには最適だそうですね。

イタリアではたまに「今日は種を植える日よ。」「髪切るのは何時がいいよ。」という話を耳にしました。<<イタリア版おばあちゃんの知恵袋>>と思いきや、彼らの日常には意識的に月のリズムがあるんです。「月の満ち欠け+おススメすることリスト」が付いている手帳を見つけるのも珍しいことではありません。

私も自然の恩恵にあやかって、新月の日はここ一番の新しいデザインをおこしたり、注文に着手する日にしています。という訳で、本日は大変はかどりました!次回の新月は「11月28日」忘れないようココにメモっておきましょう!

今日着手した新しいことは、授業の型紙+制作、贈物のデザイン+型紙+制作。型紙とは。。。
「カラバッチョの果物」のような細密画を量産するときにも絶対欠かせないのが型紙。2つ以上同じ物を描くときには、紙に描いた線に針で穴をあけて作ります。そして墨でこすってラインをうつします。イタリアの輝かしい絵画史の中でも下絵の段階で用いられていたツールです。これがあれば、何十個、何百個だってOk。

以前、アメリカ輸出用の巨大傘立て(か?)を何十個1人黙々とこなしたことがあります。食器を絵を描くという可憐なイメージではなく、やっつけたという言葉がふさわしいかもしれません。フィレンツエの一角に出現したイタリアンな赤の竹林をどうぞご覧下さい。

Oggi ho scritto veramente lungo. Racconto "chiaroscuro di Caravaggio" ed energia di luna nuova(il 29 ottobre). Dava buon effetto per cominicare nuova cosa come vi sapete. Grazie a quello ho fatto buon lavoro:disegno, preparazione di spolvero,ecc. Si bisogna lo spolvero per produre piu di due. Riece stessa identita'. Ho messo una foto che dipingevo tantissimi. Sono bambu' rosso....piacciono???


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