ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ラドクリフの同性愛疑惑や噂とか

2010-03-07 03:06:51 | Weblog
ハリーポッター役で有名なダニエル・ラドクリフは日頃より同性愛者たちを応援してくれている。

先日も同性愛の若者たちの自殺を防ぐためのCMに出演して自殺防止を訴えていると報道されていた。
http://www.cinematoday.jp/page/N0022774

ゲイフレンドリーな様子から、自身もゲイではないのか?という噂まで出ていたのだけど
テレビ番組のインタヴューで公にそうではないと発言している。
下記のyoutubeで見ても堂々と同性愛擁護をしていて、ヘテロの有名人が応援することも
とても大事なことだと思っていると発言して、なんとも頼もしいです。

http://www.youtube.com/watch?v=MMpYbf55zzM

ゲイだとか噂になったり疑惑となったりというのは何とも低レベルでいやな感じですが
そういうリスクを承知の上でいろいろと活動してくれているんだね。

でも、こういう噂話について本人が否定したことをどう伝えるか?というのも気になります。

■ダニエル・ラドクリフ、同性愛のうわさを「僕はストレート」と一蹴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100304-00000013-flix-movi
http://www.cinematoday.jp/page/N0022880

この記事を「ゲイなんかじゃないよ!」と読んでしまうかどうか。

先のyoutubeのインタヴューでラドクリフくんにそのようなつもりはないことが伝わってくる。
このことからも、どの取材でもそのような態度ではないと思えます。

海外のある俳優が、自分のゲイ疑惑への質問に、
「そのような質問に答えることで多くのゲイの友達を悲しませたくない」と返した人がいたそうです。

ゲイでないことを否定することが、同性愛者の否定として伝わってしまわないようにという心使い。
素晴らしいなと思います。

ラドクリフくんのようなゲイフレンドリーで積極的な活動を聞くと
日本でこのような有名人による活動が現れてこないことを寂しく思います。

こんな記事を書いてたら過去記事でこんなの書いたことを思い出してしまいました。

■ドラマ「警官の血」で描かれた同性愛者の犯罪
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/58503268.html






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3月7日(日)ティーサロンです

2010-03-06 00:01:33 | Weblog
そろそろ春の行楽シーズンですね。
あったかくなるっていいですよね。ポカポカ陽気に誘われて自然に親しみたい季節。
冬が嫌いなので、すごく春に憧れがあります。

今週末は梅の花でも見に行けたらいいねえ!と思ってたら雨。
寒の戻りとかで、少し冷えもします。

ひと雨ごとに春になるらしい。
少し暖かくなってきたといっても温度変化があると、寒いものは寒い!(笑)

さて、今週の日曜日は第28回目のティーサロンの日です。

ゲイやレズビアン、トランスジェンダーにバイセクシャル、そしてその家族の方など
仲間同士で気兼ねなくおしゃべりしましょう~。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
「れいんぼ~ティーサロン」vol.28
  ~家族に、そして社会に理解してもらうには?~

日時 3月7日(日)13:30~17:00
場所 コムズ http://www.coms.or.jp/
(松山市男女共同参画推進センター 松山市三番町6-4-20)
国道56号から三番町通りに曲がってすぐ、読売旅行の前

参加費 500円(お茶・お菓子代) 

サロン後は行ける方で食事にでも!
この食事会が参加のみんなとドンドン仲良くなれる楽しい場だったりします。

LGBT当事者と思う方なら誰でも参加いただけます。
様々な年齢層の皆さんにお越しいただいて、いろいろなお話が聞け、
自由に話せる場になれば良いなと思っています。年齢も問いませんので。

初めての方はどんなところだろ?って不安があると思います。
ご安心いただけるようお一人で参加でもあらかじめメールなどから
詳しくご案内しますのでお問い合わせください。

皆さんの参加をお待ちしています!


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org
れいんぼ~ティーサロン 
http://blogs.yahoo.co.jp/rainbow_tea_salon
お問い合わせ deep8822@yahoo.co.jp @半角に






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性同一性障害に親は理解を(朝日新聞投稿欄)

2010-03-05 03:44:39 | Weblog
朝日新聞の読者投稿欄「声」に性同一性障がいの同級生のことを大学生が書いてくれた。(1月26日)

子供が性同一性障がいであることを親に告白したら、親が受け入れられず
我が子に嫌悪感を持ってしまうという、自分にも大いに覚えのある不幸な出来事です。

性的マイノリティの仲間たちが一番恐れてしまう状況だと思う。
大学生が書いてくれているように、一番に理解して欲しいと願う人から面と向かって否定される
存在否定されては生きていけない気持ちになります。

これからの時代で、このような社会的な刷り込みによって我が子を嫌悪感で持って接しなければ
ならないような同性愛への偏見はなくしていかねば互いに不幸なことです。

当事者ではなかなか投稿できない心のうちを、同級生を思って書いてくれた大学生の投稿は
本当にありがたい。

ただ・・・

ここまで理解ある人であっても
性同一性障がいと同性愛を混同してるらしいことは何とも悩ましい。



大きな写真はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/61059727.html





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GID当事者で取材を受けられる人

2010-03-04 01:15:01 | Weblog
性同一性障がいと診断された小学2年生の男児がこの春から女子として通学できるようになった
というニュースや、中学2年の女子生徒が男子制服で通学することを認めたニュースと
最近GID(性同一性障がい)関連のニュースが多いですね。

■小2男児「女児」認める 埼玉の公立小、性同一性障害で
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010021302000163.html?ref=rank
■性同一性障害の女子「受け入れて」願い深く
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20100227-OYT8T00004.htm

そういうこともあってか、地元愛媛に住む当事者の声が聞きたい、取材できないだろうか?と
問い合わせがあったりします。

仲間の何人かに取材が可能か確認してみたりしますが、なかなか勇気もいることだし
匿名などで十分配慮はいただけそうでも、責任を感じられたりして断られたりと、難しい。

愛媛にも同じ立場の人がいるんだ!という発信が出来ることでも相当な意味があると思いますが
実際どのような取り上げ方となるのか、出来上がってみないと分からないところもあり
そんなご都合のいい、記者のいいとこ取りされるような取材になんて関わりたくないという感覚も
分からないでもありません。自分もいろいろ思うことがありますが、一足飛びにはいかないのだと
コツコツ記者さんとも関係を深めて行きたいし、取材を受ける側の工夫や発信も試行錯誤の挑戦です。

こういうときに出て行ける仲間がいればいいのだけど
もっともっとLGBTそれぞれの人たちが関わってもらえるような手堅い活動が
まだまだ足りてないってことなんだよなあ。

GIDテーマの学習会やティーサロンをもっと続けて行かないといけないのでしょう。
まだまだ頑張りが足りませんね。

自分はゲイなので、自分自身が同性愛者としてのアピールが出来ても
GIDについては当事者としてのアピールは出来ない。もどかしいものがあります。

GID当事者で一緒に活動できるような方が地元で一人いたら大きく違ってくるのですが・・
早く出合えたらいいなあ~(カモーン!!!笑)


レインボープライド愛媛
http://rainbowpride-ehime.org/
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生田斗真の「人間失格」

2010-03-02 01:58:14 | Weblog
どうしようもない奴なんだけどほっとけない・・
もうダメダメなんだけど仕方がない、そういう人っていますよね。

映画「人間失格」は、生田斗真の魅力満載で魅惑的な映画に仕上がってました。
生田斗真のことは子役の頃から眺めてきてましたが、何があってか最近妙に色っぽくなりました。

銀幕の大画面で、あの綺麗に整った顔をじっくり見られるからこそ映画になりえたといえるかも。
情けなくも、艶っぽく狂わせる葉蔵にぴったりだと思った。

大した才能もない、親が金持ちだっただけで金がなければ何もできない、継続性がなく、堪え性がなく
ただ、その美貌をもって女には不自由なく、ひもとして生きることを可能としてしまう。

ただただ、浮き草のように漂う人生。自分の決断ではなく、出会う人々に流されて行くだけ。
拒むことなく、まるで天使のように・・。

さて、いつもながらのゲイ視点ですが
この葉蔵という男、もし男から誘われたらどうなるんだろう?
そんな妄想を広げながら観終わった後の余韻にいます。

葉蔵を悪い道へと誘う?堀木役の伊勢谷友介がまたいい。
生田斗真に伊勢谷友介(悶)
堀木の葉蔵のことが気になって仕方がない様子などが、否応にも妄想を広げていきます。

昭和初期のBARの様子が、古いゲイバーに見えてきて
デビューした美少年達がちやほやされ、そして、堕ちていく。
そんなさまに見えてくるからか、同じような男たちを見てきたからか、
身の回りにも似たようなのがいたからか、自分も葉蔵と似たり寄ったりだなと思えるからか、
堕ちて堕ちてが心沈むことなく観れたのだった。

それどころか、青春の一瞬の輝きのような艶っぽさを思い出して
密かな"ざわめき"というか、弾けるサイダーの泡のような・・
ああ、若さって奴なのかこれは、と懐かしみ、惹かれる自分がいる。

実は原作を読んだことはないのです。
映画を見て無性に原作を読みたいと思える映画になってました。

ネットで検索したら原作が出てきましたが、語彙の煌きに圧倒されますね
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/301_14912.html
生田斗真という幸せな像観を持って読めるのも、俺にとってはラッキーな出会いかもしれません。


映画「人間失格」
http://www.ns-movie.jp/


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