ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

男とか女とか・・性同一性障害

2010-03-25 00:42:43 | Weblog
香川のレインボー映画祭プレイベントでは映画の上映後、性的マイノリティ関連のテーマを
さらに踏み込む交流会として、性同一性障がいの当事者でNHKハートをつなごうに出演の
杉山文野さんを招いてのトークイベントがありました。

上映した映画「ミウの歌」のことは昨日詳しく書きましたが
http://blogs.yahoo.co.jp/deep8822/61135242.html
ゲイの少年と親友との恋を描いた作品で、性同一性障がいとは少々違うテーマの作品ではあります。

多様なセクシャリティに対して寛容的な国柄に見えるタイでも同性愛への偏見はあるんですね。
あのタイでも大変なもんなんだなと映画を観ながら思ってたのですが、世界一周をされたという
杉山文野さんからタイの印象などを聞けて興味深かったです。

文野さんが来てくれたこともあって、性同一性障がいの当事者たちが何人も参加されてて
会場交えてのそれぞれの考え方や意見が聞けるという意義深い時間に。

社会的な偏見が少しでも治まるなら、性別適合までしなくてもいい人が増えるのかもしれないとか
トランスジェンダーとして生きるものと、トランスセクシャルとして生きることを選択するものの
違いなど、当事者の皆さんの生の声を聞かせてもらえたのもいい機会でした。

日本でこれから性別適合手術をする人の話や、手術やホルモンなどはせず今の自分の身体を受け入れ
ながら、男性的に生きようとする方の話など、それぞれに深いものを感じた。

このイベントには香川県の教育委員会の方もこられてて、発言もしてくれるなど
香川の皆さんの地域に根ざした日頃の取り組みを垣間見ることができて刺激を受けました。
愛媛では教育委員会の方が自分たちのイベントに参加してくれたことが未だないのよね。

会場は50人ほどの参加でしたでしょうか、映画といい、その後のトークイベントといい
とても充実した良い発信になってました。当日は毎日新聞さんも取材されてました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100322-00000197-mailo-l37
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20100322ddlk37040277000c.html

レインボープライド愛媛の活動ことを話させてもらえる時間もあったりと、四国でもそれぞれで
活動が進んでいる様子や、香川との連携などを伝えることもできました

イベントの後には打ち上げを兼ねた食事会を用意してくれてて、30人近くの参加で
大いに盛り上がりました。愛媛からも10人近く参加して、香川や岡山の皆さんと交流できました。

杉山文野さんには、ぜひ松山で講演してもらいたいなと思ったので直接お願いしたよ!
愛媛でも性同一性障害をテーマで何かしたいと思ってたので実現すれば大きな後押しになりそうです。

文野さんの前向きで柔軟な力強い生き方を、
愛媛の皆さんにも直接ふれてもらいたいぞと心に決めて帰ったのでした!!
いつか実現するぞ~!


■杉山文野ホームページ
http://fuminos.com/index.html
■文野さん著書「ダブルハッピネス」が単行本になってお買い求めやすく(630円!)
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2765470
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/pickup/interview/fumino_s/
■杉山 文野 「デコポコ凸凹日記 in the UK」(NHK ハートネットピープル)
http://www.nhk.or.jp/heart-blog/people/fumino/index.html


コメント
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