ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

今年もいい映画祭をありがとう!東京国際レズビアン&ゲイ映画祭

2009-07-21 11:06:45 | Weblog
今年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、たくさんの観客動員
そして、毎度ながら、世界の作品から、とても得るものの多い時を過ごさせてもらいました。

このところ毎年ですけど(笑)金曜日から最後まで、15ものプログラムを
しっかり観てこれました!4日間びっちり!(映画、映画・・やりすぎ )

これでも見れてない木曜日とか、泣く泣く切り捨ててしまった映画とかあるんですけど
いつか、そういうものまでフルで見てしまえるようなことが出来たらなと思います

けれど、今のリーマン稼業の俺が、よくもまあ、こんなに参加できたほうだと、申し訳なさもいっぱい・・・

ありがたや~

今回は文化庁の応援が無かったところもあって、大変きつい運営のようでしたが
それでも8000人もの人々がこの週末に集まってました。

やっぱりみんなに頼りにしているイベントになって来てるっこと
それを実感するものでした。

自分も、今回参加することが出来たことが本当に嬉しかった。
また今年もこの会場に来ることが出来たという想い、そしてここで出会える仲間たち
との語り、映画の感想をぶつけ合いながら、毎年の映画祭が俺にとってのひとつの居場所で
あるなあと実感していました。

スタッフの皆さん今年も本当にありがとうございました!

そして、多数の作品に触れ合うことを通じて、随分と考えることも多かったし
今後の自分の取り組みに参考となることを映画を通じてたくさん考えさせていただけたことに感謝。

今回は家族、ゲイやレズビアンとしての「家族」というものを考えさせられること
が多かったプログラムでした

海外のそういった作品を目の辺りにするにつけ、日本では遠い海外の話!?
なーんか自分たちとは別次元ながら、自分たちの現実的なこととは割り切って夢見て
いられる話として、そんなふうに見てられる作品かもしれないと感じていました。

まだまだ、日本の自分たちは自分のことで精一杯で、自分たちの社会に向き合わなきゃ
いけないことを意識できてない。

海外の模倣、後追いではなくて、日本での切り開き方を自分たちが見つけなくては!

そんなことを強く感じさせるものでした。

さあて、個々の作品の感想はおいおい書かせていただくとして
俺も地元愛媛での活動に向かわねばなりません。

レインボースタディーズを終わらせてすぐに上京したのでしたが、地元の当時者の方から
問い合わせ、相談が何通か届いています。

スタディーズに、そっと参加してくれてたという当事者の方もいてくれててました。

試行錯誤のイベントを終えた後でしたが、その後に連絡をいただけることに
とても嬉しく、自分たちの活動に勇気もいただけるものです。

また地元に根ざした活動をしていこう!いかなくては!!・・・

東京で映画やたくさんの仲間たちとの交流のパワーを源に
自分も自分の居場所に戻って、継続した活動に頑張っていきたいと思います・・

今年も本当にありがとう!ありがとう。

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