ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

松山の人口増加とゲイの生きやすさ?

2006-11-16 01:15:21 | Weblog
全国の都市では人口が減っているところがほとんどとなっている中、
俺の住む愛媛県松山市では流入人口が増えていて、
また自然増も増え続けているという数少ない地方都市らしい。

四国では松山だけ。
他に自然増かつ流入増の地方都市は、広島・仙台・那覇・四日市・千歳・
浜松・御殿場など。東京・大阪・京都・神戸・福岡・名古屋・札幌などの
大都市は別格。

愛媛県では松山一極集中が進んでいて、特に南予地方からの流入が激しい。

郡部の過疎化が進む中、松山だけが発展しているという単純に喜べない
幸せの上に松山の繁栄はあるのだけど・・。

そんなことで松山は人口50万を越える四国一番の都市。ではあるけれど
松山は保守的なところでと言われてきた。

地元志向が強いので松山の人は松山を出たがらない。
でも最近はそれ以上に流入人口が増えていることによって町が変化してきている。

この流入者の多くは転勤族ではなく、愛媛の郡部を離れて松山に来てきた
若い人たち。言うなら地方のしがらみを捨てて街に住み始めた東京や大阪と
同じお客さん感覚、ある意味無党派層にあたるような人々だろう。

集合住宅もそんなに建設されて誰が入居するのか?と思うほどだが、
流入者や松山人の若い世帯が別世帯を構えて購入している。
完全な核家族、単身家族だらけになっている。

松山は保守的な町だと思っていたが、どうも実態は変貌しているようなのです。

隣近所見知らぬ人も増えてきた、個人の生き方を詮索しないだろう都市感覚的
な変化によって松山もゲイにとっては生きやすい環境になっているようだ。

俺は生まれも育ちも松山である、親もそうだ。
ずーっとこの町にいると堅苦しい感覚にとらわれがちだった。
地元は親類だらけで身動きしづらいところもあるよね。

そんななかでもこれくらいの活動はしてみてる。
親もしぶしぶながら俺の行動を止められずにいる。

俺がこうやっていられるのも、これら松山の変化の現れなのかもしれない。
市議会議員へのアンケートの回答数が多かったのもそうだろうし。

そんなことを人口流入の資料を見ながら妙に納得したりしてね。

と考えていくと、松山での活動に十分可能性を感じてきてね。
多様な人々を認め合わないと都市生活は機能しないもの。
積極的な活動をすればどんどん変わるかも。

新しい住民や若者も積極的に選挙に行けばもっと変わるんだろうにね。

自分の町は保守的な田舎だし・・なんて、思い込み以上に
自分の街は変わってきてるんだと思ってきた。

やっぱり今立ち上がっていい時だ!!

まあ、それなら人口減の町はどうなのか?って話なんですけど・・
頑張れそうな都市から始めれば、全国で変わってくに違いない!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする