ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ブラピの若メイクに溜め息「ベンジャミンバトン」

2009-03-02 02:06:09 | Weblog
映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/

人生を逆送りで見せられることで、出会いの奇跡をいとおしく描いてました。
老人ホームで老人のように育てられたベンジャミンは、たくさんの死に関わります。

老いを考えさせられました。
周辺の人がみんな老いていく中で、どんどん若返っていくベンジャミン

若い時なんて、あっという間なのですよね。
相手の女性の若い時もあっという間、ブラピも・・

一緒の時を過ごせない、誰ともすれ違ってしまう人生の歩み

一瞬に過ぎない人生、もっと今を大切にしなければ!!
彼と過ごす生活をもっともっと、いとおしく過ごさなければ・・とか

どんなことになっても人生を共にすごしていきたいものだと
人生の一つ一つをいとおしく思いながら見た映画でした。

自分自身、中年となっていく中で
15歳も若い彼氏くんと一緒にいて、焦ることとか不安とかもあるんですよね。

80歳の姿で生まれた赤ん坊のブラピが成長するにつれ若返っていくのですが
老人の姿が長かった分、30代、20代の若さが眩しいこと眩しいこと。

恋人の女性(ケイト・ブランシェット)が人生に挫折し、更けていくのに
ブラピは若く輝いていく
でも、そのブラピも見た目は若くても内面は年老いていっているのですが。

若さって罪ですね。

リバーランス・スルーイットを思い起こすブラピでしょうか
想像以上の若返りです。

それは神々しいほどの若さ、スタイル。それは溜め息です。
(皺がなくなる!!ハリウッドマジック!)

映画では10代のブラピまで見れるのですよ、もう驚愕!
それがまた、もう可愛いのって・・

自分がどんどん更けていく中、好きな相手があそこまで若くなっては辛い。
逆に、ケイトの少女から老婆までの変化もすごいです。

世界で初めてコンツアーシステムという映像技術を採用し、全く異なる人間同士を
一人の人間として合成出来る技術を使ったらしいです。
この映画では老化したブラピの顔だけを切り取り、別の役者の胴体と繋ぎ合わせた。

10代の華奢な体も、そういう技術だったのか!

若かりしブラピを知っているものとすれば、さすがの彼も最近はだんだん更けてきて、
そんな彼を見て、自分の年も振り返ってしまうこの頃です。

若さって・・(今日の写真はあえて若かりし頃のブラピで)

いい映画でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする