Slaughterhouse-Five 価格:¥ 723(税込) 発売日:1991-11-03 |
お話の主人公はイリウムという町で暮らす、ビリー・ピリグリム。彼は(例えば)1955年、1941年、1963年を自由に行き来できるそうでございます……と、聞いて、「あっ、やっば~~~~い、またあのパターンか」と思ってしまったのは、私、だけではありますまい。(笑)…チーフ(懐かしいなあ)
ビリーは、第2次対戦に従軍した後、軽い神経症にかかり、レイク・プラシッドでちょっと荒い治療を受けて帰ってきました。その後結婚して2人の子を設け、ある時仕事でモントリオールへ行った時、飛行機事故に遭い、彼1人だけ生き残ったそうな。しかしその治療の間に愛妻が全く別件の事故で亡くなってしまいました。
以来ビリーは時空間を自由に行き来できるようになってしまったそうです。。。。
ビリーは、Tralfamadore星人に拉致されたと信じ込むようになり、NYのラジオ局でTralfamadore星の動物園で裸で展示された体験談を披露しました。イリウムのニュース紙に手記も投稿しました。Tralfamadore星人は身長2フィートでとてもフレンドリーな人達らしいです。
ビリーはいつも地下の遊戯室のタイプライターで投稿記事を打ってました。重くて他の場所へ動かせないのだそう。地下室は暖房が全く効かず非常に寒いし、ビリーは昼になってもパジャマ姿……何か今日のひきこもりとかツイッター中毒とかと大した変わりないですねぇ。(笑)
そんなビリーを娘のバーバラが心配して度々訪れます。当時バーバラは21才にして自分は家族のリーダーと認識。父ビリーは認知症になるには早すぎる46才ですが、バーバラは飛行機事故のショックで父が認知症になってしまったと思ってます。彼女は父の言う事は全て嘘と思ってますが、ビリーは全て本当だと信じてます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます