ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

ROTK読書:The rule of Gondor is mine! And no others!

2004-08-18 22:09:40 | Tolkien・LOTR
The War of the Ring : Chapter 1: Minas Tirith続き
映画でのこのデネソールのセリフ,ガンダルフの下のセリフに対して腹を立てて言い返したもの,
"Authority is not given to you to deny the return of the king, Steward!"

私は初めて映画を観た日,このやりとりを見て見て,「あっぜ~~ん」。。。ここでガンダルフとデネソールに関しては,諦めました。(笑)

"Authority is ..."は,原作では全く別の場面で全く別の意味に使われてます。(本当は私の好きなセリフですが)そのセリフの所に来たら(忘れなければ)説明しますが。

原作の中では,デネソールは
"the rule of Gondor, my lord, is mine and no other man's"
とは言ってますが,次にちゃんと
"unless the king should come again."
って言ってるんですよね。映画のは単に省略しただけでなく,キャラクタまで変えてしまってます。ヒドイな~~。

映画でのここのガンダルフの態度が余りに失礼過ぎるんで,なんで,部屋を用意してくれたり,Pippinに着る物が用意されたりするんだか,なんか不自然なんですよね(汗)もちろん原作ではデネソールはちゃんと礼儀正しくしているので,そんな事はありませんが。。

気を取り直して‥
ベレゴンド登場。せっかくのおいしそうなケーキを食べ損なってお腹ペコペコのピピンは,いきなり食糧貯蔵庫へ。ピピンが面白いと言うより,いつもまず食べ物の事を書くトールキンさんが面白いです。(笑)

映画の改変にプンプンしていた私,今度は自分のミスを発見(ごめーん)。映画でのオスギリアスに関する話(Enemyから奪い返したとか)は「全く根拠のない」ウソだと思っていましたが(汗),
"Yet we won it back in the days of the youth of Denethor."
 これは読み落としていました。(デネソールの若い頃とあるので,正確ではありませんが,完全なウソではない)でも,TTT SEEでの執政家一家の会話はやっぱウソ。ボロミアは自分から行きたいって言って旅立ってます。

最新の画像もっと見る