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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Anger of God : Chapter 13

2009-08-29 13:24:06 | Athelstan・Doherty
The Anger of God (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)The Anger of God (Sorrowful Mysteries of Brother Athelstan)
価格:¥ 1,247(税込)
発売日:2001-06-09

ホブデン家の事件は,まだ完全解決したわけではありませんが,ようやく,エリザベスの言った事の裏付けが取れたわけで,おそらく解決に向かうだろう,と,いう事に。でも,この時代だからいいですよね。これ,まだ状況証拠でしかありません。現代だったら,犯人が誰か,きちんと証明しないとなりませんから。

教会に戻れば,どうやら,パイクの息子とワトキンの娘の婚礼の話がまとまったようです。あれ? 先の巻の話は?(^^;) まあいいや,とにかく,めでたしめでたし。

さて,いよいよ今度こそ,本当に,ギルドホール事件解決編ですね。
その夜,アセルスタンは,今回のいろいろの事件という事件,ギルドホール事件以外の事件も含む,全ての亡霊がオールスターで(笑)登場するという悪夢にうなされます,が,とにかく,翌朝1番,クランストンと会う為の段取りをします。

クランストンとの落ち合い場所,Holy Lamb of Godに行く途中,お掃除をサボっていたセシリーに会います。彼女はドウゲートに停泊していた船員さんと恋に落ちていて,それで今までサボっていたのだそう。でも,船員さんは行ってしまったので,来週からはきれいになる,かな。セシリーは,健気に船員さんを待っているようですが,彼はきっと戻ってこないぞと密かに思うアセルスタン。。

ロンドン橋のたもとでは,橋守のバードンに会いました。彼は,首が帰ってくるのを待っているそうで,また,もうすぐ子供が生まれる,とも。

アセルスタンは,ロンドン橋のいつもの賑やかな通りをフィロメルに乗って進みます。そろそろ,全ての事件解決も近いんだなあという雰囲気ですね。(おっと,彼は橋の隙間から見える泡立つ川を見ないように気をつけてますけど,何を見たくないのかな?(^^;))

クランストンとアセルスタンは,まず,ナイフの専門家の意見を得る為,クランストンの友人,武器庫守のサイモンという男に会いに行きます。サイモンというのはゴブリンのような外見(^^;)だそうですが,人懐っこい感じ。いろいろ実験の結果,裏付けを確認し,いよいよ3人でギルドホールへ出発。

アセルスタンは,「マジパン」なる食べ物を買ったと出ていますが,どんな食べ物かと思ったらこちら。。う~~んこれは,砂糖菓子の一種ですね。基本アーモンドが混ざっているそうですが,14世紀のロンドンの物はどんな味だったんだろう?

クランストン,アセルスタン,サイモンの3人は,ギルドホールへの道の途中で,カートの行列を見かけます。1番後ろのカートには,先日の遺物売りを見かけます。「ケツをまくられさんざん汚物をぶつけられた」状態。クランストンは嬉しそう。このパフォーマンスは見せしめで,幸い,彼は死罪ではなく,ロンドン追放で済むそうですけど。。(汗)
ギルドホールに到着したクランストン,マウントジョイ氏とスターミィ氏殺害のからくりを説明。(ここは事件の核心なので省略)次の章で,いよいよフィッツロイ氏の事件の真相が明るみに出るようです。


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