久しぶりにこちらのブログでポタネタでございます。
Gulliver's Travels
この本が届いたので,ちまちまと読んでいますが,これは想像以上に面白い本です。作者はスウィフトという人ですが,物語はガリバーが書いたという事になっていて,まずはガリバーが出版者である従兄弟のシンプソンに宛てた手紙,そしてシンプソンの前書きから始まるんですね。その後ご存知の奇想天外な冒険談が始まるわけですが,地図が付いていていかにも本当にそこにありそうに書かれていたりとか,ガリバーの訪問先の人々は,スウィフトさんが発明した言葉を話したりとか,これはまるで,18世紀のトールキン?な感じです。そして,この本もまた,全てのファンタジーの原点の1つ,と,言えるのではないでしょうかねえ。
とは言っても,手紙も前書きも,その後の話も,まだほとんど読んでないのですが,できればそのうちレポートしようと思います。
で,どこがポタネタかと言うと,ガリバーが小人の国Lilliput(リリパットってこんなスペルなんですね)に到着した時の事。お腹が空いたと身振りで言うガリバーに小人達は食べ物を与え,さらに喉が渇いたと言うと,彼らは,
‥て,事は,ホグスミードにある「ホッグス・ヘッド」は,元々大だるを意味する「hogshead」を語源に,「豚の頭」の看板で不気味さを醸し出し(笑),ホグワーツの頭=校長先生との関係?を示唆すると,3つの意味を持っていたんですねー! いや~「大だる」は知らなかった,勉強になりました!
Gulliver's Travels

とは言っても,手紙も前書きも,その後の話も,まだほとんど読んでないのですが,できればそのうちレポートしようと思います。
で,どこがポタネタかと言うと,ガリバーが小人の国Lilliput(リリパットってこんなスペルなんですね)に到着した時の事。お腹が空いたと身振りで言うガリバーに小人達は食べ物を与え,さらに喉が渇いたと言うと,彼らは,
they slung up with great Dexterity one of their largest Hogsheadsという一文に私の目は釘付け。え?「Hogsheads」?註が付いていたので,見てみると。
'Any large barrell' (Jonson , sense 2)これを見て私は,思わずまちゃまちゃばりに「はぁ~~?」 ちなみに,カッコの中の「Jonson」とは,18世紀の辞書なのだそうです。改めて現代語の辞書を引くと,「hogshead」ってちゃんと「大だる」という意味で載っているんですね。
‥て,事は,ホグスミードにある「ホッグス・ヘッド」は,元々大だるを意味する「hogshead」を語源に,「豚の頭」の看板で不気味さを醸し出し(笑),ホグワーツの頭=校長先生との関係?を示唆すると,3つの意味を持っていたんですねー! いや~「大だる」は知らなかった,勉強になりました!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます