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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The White Rose Murders : Chapter 2-(2)

2008-06-05 00:16:29 | Athelstan・Doherty
その後,いよいよベンジャミンは,依頼された仕事を開始します。彼が持っている「スキル」って,精神の病んだ人の心を開く専門的なスキルなんですね。(私ゃてっきり,人を疑う事を知らない純真さの事かと思ってたわ(爆))ただ,婦人に関する知識(笑)といい,どういういきさつで彼がそんなスキルを持つようになったのか,気になるシャロットです。

一方シャロットは,ロンドン塔という場所の独特の雰囲気が気になります。また,ドクター・アグリッパという人は,いきなり会いに行くと,部屋の様子が何かおかしいので,コイツ絶対黒魔術師だと思ってます。(笑)

そんな時,ついに事件発生。誰が殺されたって,アマゾンのレビューにも本の裏表紙にも書かれているので,ここまでは,まあいいでしょう。ベンジャミンが,あの人は思っていたほど狂ってないよ,と,言った直後の事でした。

セルカークが何かを知っているのではないかと言われたLes Blancs Sangliersとは,秘密結社の名前ですが,元々ヨーク朝最後の王リチャード3世の印で「白イノシシ」。またシンボルはヨーク家の「白バラ」。亡くなったセレブにまつわる秘密結社が関係する殺人事件,と言うと,ヒュー・コーベットシリーズの1巻と似たような趣向ですね。

ちなみに,リチャード3世の「白イノシシ」ってどんなものか捜してみたのですが,Richard III Museumのサイトで,「teachers」をクリックするか,Wikipediaの下の方のExternal Linkから辿っていくと幾つかのホームページで見る事ができます。ただ,決まったマークというわけでなくて,いろいろなデザインがあるのですが。それにしても,リチャード3世って人気者!(^^) シェークスピアですよね。

で,話逸れました(笑)が,状況は,毒殺のようなんですが,部屋に誰かが入った形跡もなく,外からの侵入も難しい場所という事で,こちらも何だかどこか,アセルスタンシリーズで,よく似た何かありませんでしたっけ?(笑)

とにかく,セルカークは,ずっと塔に捕まっていたのですから,今になって殺されるという事は,ベンジャミンとシャロットに何か原因(彼らが来たからとか)があるって事です~。


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