ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

2007年問題

2005-05-22 00:00:00 | インポート
 金曜の夜は昔勤めていた会社の上司が定年を迎えるのでそのお祝いの席に出席してきた。その上司の下で働いていた頃の私は二十歳を少し過ぎたばかりで、時はバブル前夜。とにもかくにも忙しい職場だったが、毎日がお祭りのようだった。

 その頃の上司の歳は今の私より下だったんだと思うとやはり月日が流れるのはあまりにも早いと愕然とする。だが同窓会のノリと同じで、話しているうちに皆、当時の妙に熱くて楽しかった頃を思い出し、20年ほど若返った気持ちになってくるから不思議だ。

 そんなタイムスリップしたような雰囲気の中にも、現実というものは容赦なく入り込んでくる。冷静になってお互いを観察すると、白髪になっていたり、シワが増えていたり、以前は吸っていた煙草をやめたり、2杯目からは身体を気遣ってウーロン茶になっていたりだ。

 極めつけの話題はやはり「2007年問題」だろう。他の会社と同じように団塊の世代の人口が突出して多い会社なので、2年後彼らがどのような道に進んでいくのかが、大きな争点となっている。すっぱり辞めて悠々自適派あり、出向でも嘱託でもいいから何とか現役を保ちたい派ありで、彼らの動向はまた新たに世の中の流れを形作る予感を感じた。