ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

Nagomi Visit その1

2014-12-23 08:50:48 | 日記・エッセイ・コラム
Nagomi Visitという国際交流プログラムに登録して、先日第一回目のホームビジットをしました。
Nagomi Visitを簡単に説明いたしますと、海外から日本へ旅行の予定がある人(ゲスト)がこのサイトにリクエストを送ります。
で、受け入れる私達(ホスト)が受け入れ可能な日をサイトを通じて送信します。
仲介役は全てNagomiVisitがやってくれるのでこのステップはとても簡単です。

リクエストには日時の希望、人数、家族構成、どの国でどんな仕事をしているのか、どんな理由でこのNagomi Visitを利用したいのか
書いてあります。私達ホストの写真も家族構成や自己紹介文をNagomi Visitの方で英訳してくれていて、リクエストのあったゲストのみが
その情報を閲覧できるという仕組みです。

で、具体的に何をするかというと最寄り駅で待ち合わせ、家に案内して、私達が普通に食べている家庭料理(特に和食である必要はない)
を一緒に食べながらなんやかんやしゃべって(2~3時間)また、駅まで送って終わり。

全くのボランティアではなく、ちゃんと材料費も支払われますので負担も少ないです。
泊まりだといろいろ用意も大変だけど、食事くらいだったら引き受けるのも楽です。

多少英語はしゃべれた方が話はスムーズかと思いますが、それはあまり重要ではないようです。
非英語圏の人も来られますし、まあ、美味しいもの(日本の家庭料理は世界的に見て十分ご馳走)を一緒に食べて
なんだかんだしゃべっていると本当に時間なんてあっと言う間に過ぎます。

今回受け入れたのはニュージャージー在住の中国系アメリカ人兄弟でした。お兄さんヘンリーはニューヨークでスマホのアプリを開発しているとのこと。
日本が大好きで昨年に続いて2度目の来日。弟くんピーターは今浪人中なのだそうです。ピーターは一切日本語を話しませんし、今回日本は初めてとのこと。

12月8日に日本に来て、東京、名古屋、広島、京都、神戸、名古屋などを巡って3週間くらい日本に滞在するらしいです。

大阪では西三国にあるゲストハウスに泊まっていてそこを拠点に神戸や京都巡りを楽しんでいるそうです。

今回夫が用意したメニューは
ずばり日本で独自に進化を遂げた中華料理。

あさりのスープ
焼き餃子
酢豚
八宝菜
タイ風炒麺(ちょっとピリ辛)
レタス入り炒飯

デザートはフルーツ盛り合わせと雪見だいふく抹茶味、紅茶

飲み物はお兄ちゃんはミネラルウォーター、弟くんはコーラでした。

二人ともいい体格をしておりましてね。
180センチを少し切るくらいの背丈なのですが、がっちり筋肉ついているからいかにもアメリカンガイズなのですよ。
ニュージャージーに比べたら大阪なんて全然寒くないって言ってました。
Tシャツの上に薄いジャケットを羽織っただけで、家の中では二人とも半袖!寒くないんかい!

で、この二人よう食べる、食べる!(笑)
八宝菜にはきくらげとか、酢豚には八角なんか入れたのですが
「美味しい!、超美味しい!」(日本語で)を連発し、どんどん皿が空になっていく~~!!
写真を事前にもらった時から夫はこれは食べそうだな~と思い、かなりの量を用意したのですが
全てのお皿を平らげてくれました。夫もこれだけ食べてくれると作り甲斐があったと言ってました。

お兄ちゃんヘンリーは本当に日本が大好きで、日本語も小学生レベルくらいはしゃべります。
漫才のボケとツッコミも知っているし、今流行の「ダメよ~、ダメ、ダメ!」も知っていました。
大阪と東京の人や文化の違いも知っているし、日本の歴史について、アニメについて、
とにかく日本が好きでたまらない様子でしたね。放っておくとどんどん日本語でしゃべりたい感じなのですが
そうなると弟くんピーターが置き去りになるので、時々英語に戻して説明したりしました。

弟のピーターも勘が鋭い子で着物の話になった際に「袖の下」という言葉は日本では隠語で「わいろ」という意味があるんだよ~と
説明していたらすかさず彼が英語にも「Under the table」って言うよね!と言いだし、ああ、ちゃんと理解しているんだなと思いました。

一つ残念だったことはその日は梅がバイトで同席できなかったこと。
特にピーターは歳も近いし、おしゃべりできれば楽しかっただろうにとそれが心残りです。
ま、でもまたそんな機会もあるでしょう。次は早めに予約して彼のバイトシフトを調整してもらうことにしましょう。

美味しい物を食べると、どこの国の人も幸せな笑顔になりますね。
それに日本の家庭料理って本当にレベル高いですよね。
普段食べているもので十分なおもてなしができますよ。日本の家庭料理は改めてすごいな~と思いました。

では酢豚の写真を一枚だけ。



コールセンター1年経ちました!

2014-12-14 12:26:30 | 日記・エッセイ・コラム
コールセンターのバイトを始めてちょうど1年が経ちました。

この1年、長いようであっという間だったように思います。

職場ではいろいろコンプライアンスの事を言われているので、詳しくは書けない事もありますが、ちょうど1年の区切りなので、コールセンターについて少し書いて見ようと思います。

★コールセンターは女の園

これは良く知られた事実かと思います。確かに女性が多いです。うら若き乙女からおばさんまで。

が、しかーし!男性の方が多い部署もあります。後で述べますが、営業的な役割は男性の方が向いている場合も多いと感じる事も多いです。

余談ですが、ゲイも多いです。彼らは見た目は男性ですが、中身、感性は女性なので、非常にきめ細やかな対応が出来るので、顧客、同僚共に慕われる傾向が強いですね。

★受信と発信

コールセンターの業務は主にこの2つです。受信はインバウンドと呼ばれ、お客様からかかってくる電話を受ける事。
発信はアウトバウンドと呼ばれ、こちらからお客様に電話をかける事。

どちらが楽かはその人の能力や向き不向きによりますので何とも言えません。

受信はある程度電話を受ける前に研修や知識が必要なので、下準備が大変です。
クレームやイタズラ電話にも、きちんとした対応が求められます。電話が繋がらないことに既に怒っているお客様も多いのでいきなり怒鳴られる事も覚悟しなければなりません。
でも電話がならない時間帯は隣の人と小声でお喋りしたりできます。

発信は受信ほど下準備は要りません。でもこれもまた、いきなりかけてきた事に対して不快感を表すお客様もたまーにおられるので要注意です。でも怒られる頻度は受信ほど酷くはないですし、何しろこちらに主導権があるので、グイグイ攻めるタイプの人には向いていると思います。先程述べた男性チームなどはこの発信業務がうまい人が多く在籍しています。

★離職率が高い

これはコールセンターの特性の1つだと思います。顔が見えない相手と受話器越しにお話をするのは思ったより神経を使います。一日中クレームの電話ばかりを受けていると、自分には非がないと頭では分かっていても、人格を否定されているような気分になるものです。とても繊細な人、人生経験の少ない若い人、一本の電話に一喜一憂する人には向かないでしょう。逆に言えば切り替えや気分転換の上手な人には向いている仕事だと思います。100件電話かけて(受けて)怒られたりことわられても次の一件は契約になる、ありがとうと言ってもらえると意味もなく楽観的に信じられるくらいの図太さが必要です。
ま、そんな人はそんなに多くはいないので、ある日着席したら隣の人は辞めていたと言うことは日常茶飯事です。

★SVが使えない?

SVはスーパーバイザーの略で電話を受けたりかけたりするオペレーターを管理管轄する人の事です。困った事があればすぐに駆け付けてくれて、アドバイスをくれたり、どうしようもないお客様には電話を直接代わってもらったりします。
ネット上ではこのSVに関する不平不満が満ち溢れていますが、今のところ、私はそのように感じた事はありません。
たまに頼りないSVもいますが、それほど気に病むほどでもないです。女性が多い職場なので、男性のSVは、なでしこジャパンの佐々木監督の本でも読んでいるのではないかと言うほど女性の扱いに長けている人が多い印象です。

★シフトはかなり自由がきく

これは事実です。休みたい日は休めます。時間帯も自分の都合の良いものを選べます。業務によって時間帯や曜日が決まっているものもありますが、基本的には自分の提出したシフトで出勤出来るので予定が立てやすいですね。
たま人数が足りない時は急遽出勤して欲しいと頼まれる時もありますが、そういう時に頑張って出勤しておけば、いざ、自分が急に休みたいと言う時に気兼ねなく休めます。半年以上勤務実績があれば有休ももらえます。

★雑用が少ない

私にはこれが一番大きく感じるメリットでした。今まで地元の小さな会社の事務と言う名のなんでも屋をやらされていると、トイレ掃除からお茶汲み、コピー機の修理、事務用品の買い出し、ひどい時は洗濯までやらされていた事を思うと天国です。トイレはいつもピカピカ。冷暖房完備で、服装自由。重いものを運ぶ必要もないし、立ち仕事でもないので身体は楽チンです。
ただ、女性が多い職場でストレスも多い事から何故か何処からともなくお菓子がしょっちゅう回って来ます。
それを際限なく食べていると太ってしまうので要注意です。

コールセンターにはたまーに、とんでもないデブがいるのはそのせいなのか?とも思います。

★コールセンターによって違う

他のコールセンターでの経験がある人も沢山いますし、私が在籍しているコールセンターの仕事内容や待遇に耐えられず他のコールセンターに去って行く人も多々います。
どうも話を聞く限りでは私のいるコールセンターはかなり緩い感じらしいです。
だから続けて来られたのかも知れません。もっとえげつない環境で、もっと時給も低い所はいっぱいあるらしいです。
ということで今日はこんな感じで終わりたいと思います。
来年の契約も更新されたので、もうしばらくこのコールセンターで働こうと思っております。

梅の甘えん坊事情

2014-12-03 11:08:27 | 日記・エッセイ・コラム
このことは公開しようかどうか散々迷いましたし、けっ!ただのマザコン息子かよ~と
思われる方も多いかも知れませんが、まあ、どなたかの参考になればよいかと思いましたし、
何より何年か後にああ、こんな時期もあったのだと自分で思いだすきっかけにもなろうかと
思い、ブログにしたためます。

梅、17歳。公立高校2年生。

はっきり言ってまだ甘えます!

私は自分が高校生の頃親にベタベタ甘えた記憶もないし、夫もそう言っていますので
これはちょっと珍しい現象なのかも知れません。
あるいは彼が一人っ子で下の兄弟がいないことも関係しているのかも知れません。

特に甘える時間帯というのがありまして。
それはずばり朝です。
朝起きぬけ。

どうもアトピーは朝起きる時が一番かゆいらしいのです。
朝起きると場合によっては「お母さん、来いよー!」と私を自分の布団まで呼びつけ、
背中をさすってほしいと頼まれます。時に後頭部も。
私が寝ている時は私の布団にもぐりこんでくる時もあります。
背中は手が届きにくいので、さすると多少かゆみがおさまるのかな・・・とも
思いますが、背中だけにあらず。

くるっと寝返りして「胸もかいて~。」
ってか胸は自分でかけるやん。
「人にやってもらうのが気持ちいいねん。ほら、御堂筋線、梅田から新大阪あたり。」
御堂筋線というのは背中の真ん中縦線を指し、梅田から新大阪は胸の上部を指します。

ま、そのまま少しかいたりさすったりしてそのまま朝の身支度してくれれば
それで甘えん坊はお終いでなんてことないのですが
たま~に夜中に私の布団に寝ぼけて潜り込んできた時は大変です。
私も眠いので多少背中をさすってそのまま寝てしまうのですが、梅も隣で
スヤスヤ寝てしまう時があります。

はっきり言って狭い!(夏場は)暑苦しい!
だって170センチ以上ある人が普通のシングルの布団で隣に寝られると満足に寝返りも打てない。

「もう自分の布団に戻りなさい」(結構切実な願い)
と言っても寝ぼけてグダグダ・・・・。

私の睡眠が十分に確保できないこともしばしば。
寝顔を見て、ああ、愛らしいな、可愛いなと思う時もありますが
あんまりこのような状態が続くとね。こちらも睡眠大切だしね・・・。

で、まあ、このような甘えん坊は決して私だけに行うことではないのです。
夫にも全く同じようなことを要求します。

だからそこらへんが普通のマザコンとは違うような気もしますが、どうなんでしょう。

夫のお布団にもしょっちゅう潜り込んではお背中かいて~とお願い。
特に夫の手で耳たぶをマッサージしてもらうのが気持ちよいらしく

「お父さん。耳、ワッシャワッシャやって~。ん~。気持ちいい~。」

もう一体何様やねん?状態です。

これからの季節、寒くなってくると私より体温の高い夫の布団にもぐりこむ率がぐんと高くなります。

朝の身支度を終えて出かける頃になるとしゃんと目が覚めるのか、普通モードになるのですが
本当に夜中や朝方のあの甘えっぷりは半端ないです。

まあ、普通に学校行って、バイト行って、友達づきあいしている時は
至って普通の男の子なので心配はしていません。
寧ろ出かけている時は、鉄砲玉みたいなもので、なかなか連絡もつきにくいくらいです。

彼も彼なりに学校やバイト先でちょいちょい嫌なことやストレスに感じることがあるのかも知れません。
それを口に出して誰かに相談したりすることもなさそうなので
代償行為として甘えて彼の中で嫌な思いや納得できない感情をリセットしているのかも・・・と、思います。

身体がもう充分大きくなったので、ついつい私たちも彼のことを大人と同じように扱ってしまいますが
まだ17年しか生きていないのだから、自分で上手に消化できないことも多々あるんだろうな。

この狭い家の中で他人の目がない瞬間、存分に甘えて、また、元気になって外の世界に飛び出して
行けるならそれはそれでいいのではないかと思います。

そのためにも親である私たちは少しだけ自分の精神状態に「のりしろ」のような余裕を持っていようと
思います。

師走。

忙しくなるこの時期は尚更。