チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600)) 価格:¥ 500(税込) 発売日:2007-11-10 |
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599) 価格:¥ 500(税込) 発売日:2007-11-10 |
避暑というほど大げさなものでもないが、子どもが林間学校に行っている間に大阪城のすぐそばにあるホテルに暑さから逃避するように行ってきた。うだるような炎天下とは裏腹にホテルの中は超快適空間。日常よりほんの少しオシャレした人々やいろんな国から来たであろう人々がロビーを行き交い、皆ささやくように静かにおしゃべりしている。
フロントでチェックインする時に翌朝部屋に入れてくれる新聞の会社まで聞いてくれるのも嬉しければ、パリッと糊のきいた皺一つないベッドをみて気持ちがよくなったり、洗面所に備え付けてあるアメニティーの並び方がお行儀がよくていいと思ったり、冷蔵庫の上に並ぶグラス類が一点の曇りもなくピカピカでその非日常にうっとりするのであった。
部屋からの眺望はこんな感じで大阪城の手前にあるのが大阪城ホール。ああ、10月にはこのホールで生F4を見ることができるんやわ・・・と一人感慨に耽ったり、もしかしたら、いや、たぶんF4はここのホテルのスイートのあるフロアを貸切にするんだわ・・・、私もここで泊まろうか知らん・・・などとミーハーなことを考えつつ、「チーム・バチスタの栄光を」読み、昼寝して夕暮れ時になったので京橋へ飲みに出かけた。
まこと、このOBP(大阪ビジネスパーク)と京橋というエリアは摩訶不思議な地区で、この大阪城からホテルや他のツインタワーなどがあるOBPはとんでもなく人工的で、オシャレな感じとちょっと慇懃無礼な感じもするのだが、京阪モールを挟んで京橋に一歩踏み入れた途端にごちゃごちゃとしていて庶民的で猥雑な場所になっている。
今回その猥雑な京橋の方の写真は撮っておりませぬ。悪しからず。でも食べたり飲んだりする分にはお高くとまったOBPよりは数倍美味しいお店や安い店がひしめきあっている。今回は海鮮料理のお店を選んで活きのいいお刺身と貝類を満喫。芋焼酎とよく合って美味なり。ホテルに帰って来てからはバーで少しカクテルを飲んだ。それにしてもホテルのバーのウエイターという人種は何故にあんなに足音を立てずにするするとテーブルにやってこられるのか不思議でたまらん。ウエイターになる前に忍術の練習でもしているのだろうか。首を少し傾げただけでこちらの注文を取りにくるタイミングといい、メニューにないおつまみを注文しても絶対に首を横に振らないところなんてまさに忍者の修行ではないか。
今回のおまけはコレ。昼から蕎麦屋でビールと板わさと蕎麦でいい気分になってやろうと入った蕎麦屋でのサービス。おろし金と本物の生わさびが一緒に出てきて自分ですりおろして食べろと。んん!香りが絶品なり。で、余った分はお持ち帰りしてよいとのことで密封できる袋がテーブルに常備されていた。こういうの、ちょっと嬉しいよね♪