ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

近江八幡散策

2013-09-24 11:59:25 | 日記・エッセイ・コラム

台風18号が9月最初の連休に猛威をふるった翌日。滋賀県は近江八幡市を訪ねて来ました。

テレビなどでも報道されていたと思いますが、この台風、近づく前からかなり強烈な雨を降らし、京都、滋賀、福井に「特別警報」なるものが発令されるほど。

桂川(嵐山渡月橋)が氾濫したニュースをご覧になった方も多いと思いますが、近畿北部は他にもかなり被害を受けた模様でした。

往路のJRの車窓からもなぎ倒された木とか、稲穂がぺしゃんこに傾いている田んぼとかも多かったです。怖いよー、台風。

近江八幡は京都から電車で30分ほど。ほとんどの観光客は京都(それも市内)で事足りるのであまり近江八幡まで足を伸ばす人は少ないのかな。連休明けの平日だったからかな。

かなり静かなスタートとなりました。

駅を降りて地図を見ながらぼちぼち歩きます。「ぶーめらん通り」と名付けられた通り。

頭の中では西条秀樹がヘビロテする私はやっぱり昭和だわ・・・・。

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こちらは八幡(はちまん)小学校です。レトロな校舎ですね。でも、運動会の練習真っただ中の子どもたちは一生懸命「にんじゃりばんばん」を踊っていました。きゃりぱみゅ強しだね。

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台風一過でよく晴れていて、湿度が少なくて気持ちいいです。

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池田町洋館街の様子。建物自体は新しく作られたものが多いですけど、塀は古い。

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建物は至って普通。普段は中には入れませんが10月に開館する日があるようでした。

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本願寺八幡別院。空が青い~。

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このあたりからようやく観光エリアというか、旧市街のようです。道の両脇に蔵などがたくさんあるお屋敷を見かけます。京都のちまちまとした町屋とは違って、一軒、一軒が大きなお屋敷が多いです。近江商人ってお金持ちだったのでしょうね。

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これが西川邸だと思います。呉服を中心に様々なものを取り扱っていたこのあたりの地域では豪商ですね。ここも大きなお屋敷でした。今でも人が住んでいるのか、非公開なのがちょっと残念ですけどね。

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古い看板。懐かしいね。

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掃除が行き届いているし、余計な広告もたぶん排除しているのかな。このあたりは古い街並みの保存にかなり力を入れている感じでした。大阪みたいに自転車だらけっていうこともないですしね。自転車、ほとんど見かけませんでしたね。地元の人の足はやはり車なのでしょうね。

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町屋を改装したカフェで一息。看板猫が可愛らしかったので。

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お麩の専門店。このあたりの名産品はお麩、赤こんにゃく、近江牛、近江米、鮒ずしなどなど。

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このあたりが八幡掘です。台風で船が沈んでしまったみたいでした。

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お堀、橋、柳、古いお屋敷などが大変風情があっていい感じでした。このあたりは時代劇の撮影もよく行われているのだとか。なるほどね~~。

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近江兄弟社メンターム資料館にて。メンターム(メンソレータム)を日本に持ってきたのが、ウィリアム・メレル・ヴォーリズというアメリカの宣教師で、彼がこの街にもたらした功績は計り知れないものがあるのだとか。先の洋館などもそうですし、第二次大戦中に戦禍に遭わなかったのもこの地に彼がいたからだという説もあるくらいだそうです。

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ヴォーリズの歴史もこの資料館で見ることができます。

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新町通りのお屋敷。車が走ってなかったらタイムスリップしたように感じられます。

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観光案内所を兼ねている白雲館。もともとは学校だったらしいです。お土産ものも多かったです。

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前日は毎年恒例の秋祭りが予定されていたようなのですが、台風のため中止。出番を待っていたこの提灯達が恨めしそうに見えました。提灯の灯りで見るお屋敷街も素敵でしょうね。

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お昼は近江牛のランチをいただきました。油がのっていて美味しかったです。私は味噌焼き定食、夫はすき焼き定食を。あーーー、歩いた分のカロリーをあっと言う間に補充してまだ余りがでそうな感じです。

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お昼からはロープウエイで八幡山頂上を目指します。

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頂上にはかつて豊臣秀次(豊臣秀吉の甥)が築いた八幡城がありましたが、現在は京都から移築された村雲御所瑞龍寺があります。

琵琶湖が見える場所からは本当に真っ青な琵琶湖を見ることができました。

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こちらは西の湖を望む方面。やはり水量が少し多いかも知れません。

西の湖あたりは今回、時間の都合で行けませんでしたが、野鳥を見たり、桜の季節は綺麗な

桜を見ることができるらしいです。

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こちらが瑞龍寺の中から望む琵琶湖。ここも心落ちつく場所でした。静かでツクツクボウシの鳴き声以外聞こえなくて、風がひんやり爽やかで、どこからともなく香ってくるお線香の香りに癒されましたよ~~。

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山頂では香港から来た若いカップルと写真を撮り合って、本日のお出かけ終了です。

これで観光スポットの半分くらいかな。資料館などがお休みだったので、また、開いている日に来たいですね。紅葉の時期もいいかも知れません。

京都に比べると断然空いているし、なんだかのどかでよかったです。

カフェの店主、お昼をいただいたレストランのオーナー、お寺のおばさん、皆話し好きで話し出したら止まらない、止まらない(笑)。やはり京都より北側まで観光客が来るのは嬉しいのかなと思いました。なぜかお昼のレストランではサラダに出しているおじいさん特製のプチトマトまでお土産にいただきました。

あの京都独特の「一見さんお断り」的な上から目線もなく、皆、優しくてフレンドリーでした。

帰りのバスでまさかの電子マネー使えないとか、ほとんどwifi電波が入る場所がないとか、コンビニやスタバ的なものが極端に少ないとか、若い人向けにいろいろ改善の余地はありそうですが、その分手つかずの景色が見られてよかったと思います。

本日これまで。








いつか日本でも!

2013-09-07 10:26:40 | 日記・エッセイ・コラム

Facebookから拾って来た記事です。

http://youtu.be/swQXggJ9ObE

今、うまく画像がはめ込むことができないみたいなので、リンク飛んでいただければと思います。

「私は円形脱毛症です。」と書いた青いTシャツを着た女性たちによるフラッシュモブです。

ダンスはそんなにうまくないし、びっくりする演技も出てこないですが、どうか最後まで見届けて

いただければ・・・と思います。

こういうことがリバプール(イギリス)でも出来るのだったら日本でもできないかな?と考えてしまいます。

でもまだカメラを向けるだけで嫌がる当事者さんも多いし、自分が円形脱毛症であることを周囲の人にカミングアウトしていない人の方がずっと多いし、ましてや人前で踊って最後にウィッグをカメラの前で取るなんて勇気のある行動が出来る仲間がどれだけいるだろうか?と考えると、今現在の日本ではちょっと難しいかなというのが正直な私の気持ちです。

でも、このビデオ、「awearness」(日本語に訳すと周知とかかな?平たい言葉で言うと社会に広く知ってもらう)ことが目的なのでしょうけど、最後の皆の表情を見る限り、そんな大層なものでもなさそうですね。

もっと自分を解放するというか、自分の殻を破るというか。

たぶんそっちの目的の方が強いし、それこそが見る人に力や勇気を与えるのだと思います。

普通に髪の毛がある人だったらたぶんなかなかわかってもらえないかもしれませんが、やはり髪の毛が失くなってカツラをかぶって生活している人というのは、その事実を周囲の人に話すことすら容易ではありません。私もかつてはそうでした。

でも、少しずつでも話すことができたらそれは大きな進歩。

その上で同じ仲間同士、温泉などに行ってかつらを取った状態を見せ合うことができれば

もうワンステップクリア。

なおかつ、カメラやいわゆる普通の人の前で禿げた頭を臆面もなくさらすのは

普通に考えても相当ハードルが高いわけです。

(私がそうしているからといってそれを自慢してるわけじゃないからね。ここホンマに!)

円形脱毛症患者が皆そうあるべきだとは言いませんし、そんな決まりはどこにもないのですが、

もし、自分を変えたい!もう一歩進みたい!、新たな自分に出会いたい!と思う人がいたら

こういうことやるといいんだなというお手本にはなるかなと思いました。

イギリス人に出来て日本人にできないことないやん!

こういうことがすらっと出来る仲間がいっぱい集まるようになるまで、私も頑張ろうーーっと♪