ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

京都観光案内

2016-10-26 09:46:46 | 日記・エッセイ・コラム
知人女性Cさんに1日京都観光案内を頼まれて、先日京都を1日観光案内して来ました。Cさんからの事前情報ではドイツ人男性2人。一人は割と大きな会社のCEO、もう1人はその会社のセールスマネジャーだということ。決まり切ったプロのガイドより普通の日本人の目線で案内してほしい、行き先は金閣寺、二条城、清水寺あたりで充分。これだけ。

朝10時前に指定されたホテルのロビーに颯爽と現れたお二人はとても爽やかなお姿。
CEOのKさんは仕事で何度も日本を訪れており、東京や大阪の事も良くご存知で京都は日本の中でも最も好きな場所の一つだと。セールスマネジャーのCさんは今回日本が初めてなので、お勧めの場所だったら何処にでも行ってみたいとのことでした。

で、どうする?交通?みたいな話になったのですが、10月の京都。想像してはいましたが、それ以上の激混みであります。JR京都駅前のバス乗り場なんかもう週末の原宿のような有様です。なので4人だしタクシーで目的地に向かう事にしました。タクシー運転手さんのお話によると、翌日の時代祭に備えその前日辺りから京都の道がとても混雑しているらしいです。バスが多いねえと。

案の定金閣寺迄の道のりも運転手さんが裏道を通って辿り着きました。世界中からの観光客に加え、修学旅行の子ども達がいっぱい!それでも黄金に輝く金閣寺とその庭や池にはとても感動されていました。

ちょっと斜めってますけど人混みの中でのショットなのでご容赦を。
一巡りして、お抹茶と和菓子で一息入れた後は二条城へ。

ここはそれほど混んでおらずゆっくりと観光出来ました。もちろんドイツやその他のヨーロッパには歴史のあるお城が数多く存在しますが、日本のお城は全く違うし、建築様式、絵画、庭園、お堀、石垣などに興味津々でした。まー、言うても私達は素人通訳なので、詳しい説明は出来ないのですが、当時の人々の暮らしぶりや風俗などを説明するととても喜ばれました。
二条城近くのカフェでカレーを食べようとテーブルについた瞬間、店中のお客様と私達の携帯電話からピューピューと嫌なあの音が!
緊急地震速報でした。直後に少し揺れを感じて調べると鳥取で大きな地震があったようでした。
その時も彼等は落ち着いていましたね。大丈夫、大丈夫だと。

地震の時だけではありません。人混みで誰か1人が逸れそうになったら、そっと足を止めて待つ。狭い道に車やバスがすれすれで突っ込んでくる時はサッと手を出して庇ってくれる。お手洗いに行ってもいいですか?と聞くとゆっくりどうぞと待っていてくれる。日本の文化や歴史に本心から敬意を払う。タクシーの運転手さんや観光地の売り子さんにまできちんとした言葉使いでありがとうの意を表す。自分が会社の偉い人だと言うことは決して見せず、物腰の柔らかい、所作の美しい方々でした。正にゲルマン紳士です。成熟した大人の男性かくあるべしのお手本のような方々でした。

最後は清水寺へ。ここも本当に人が多かったー。
でもそれだけ見る価値はありますね。私も15年ぶりくらいに訪れましたが、紅葉や桜の時期でなくても訪れて見るとおおおお!と迫力を感じました。

もちろん京都の話だけでなく、ドイツの難民流入問題、日本と同じ少子高齢化問題、英国EU離脱で影響受ける問題などについても積極的に語ってくれました。最後には民主主義は一体何処へ向かうのか?と言う半ば哲学的な話にまでなりました。
もちろん今は世界中の何処にいても瞬時にBBCのニュースサイトに接続出来るし、何がいつ何処で起こったかはわかる便利な時代ですが、実際にその国で仕事をして、家族を養い、生活をしている人から語られる言葉の重みはやはりもっと深く大きいものです。
彼等自身もだからこそプロのガイドさんを頼むのではなく、ここ大阪で生活している一介の主婦の物の見方や考え方が知りたいのだろうなと思います。

最後は私達を京都駅まで送って下さいました。せっかくなので、近代的な京都も一つ見ましょうと言うことで、プロジェクションマッピングが始まった大階段へ。モダン京都もまたいいものです。

秋の京都を素敵な男性達と散策出来てなかなかいいリフレッシュになりました。世界中の日本中の人が押し寄せる意味も少し理解出来ました。やはり京都は美しいです。

以上。

日帰りバスツアー岡山

2016-10-12 13:45:08 | 日記・エッセイ・コラム
三連休最終日、日帰りバスツアーに参加して来ました。前日までのジメジメとした湿気を含んだ空気が雨によって洗い流され、堂々の秋晴れとなりました。

集合場所からのあべのハルカス。雲がうろこ状でひんやりするくらいの空気でした。受け付けの人によるとその日は私達のバスツアー、3台同じバスが出発するとの事で。人気のようでした。私達は2号車に乗車。難波で何人か拾って岡山方面へ向かいました。途中休憩を取り、無事岡山ワイナリーに到着したのが11時。


この日は工場が操業していないとの事で、見学をすっ飛ばして試飲、試飲です。岡山のワインも何種類か無料テイスティングしたのですが、私には少し甘いような感じがして、北海道余市のピノ・ノアールを300円で飲みました。試飲用に夫がチーズを家から持参しているという段取りの良さ。笑

このワインは伊勢志摩サミットにも提供されたらしいので、お土産に一本買いました。

次は本日のハイライト、西の屋さんで松茸づくしの昼食です。松茸ご飯と各種ぶどう、ジェラートが食べ放題となっています。お昼はまあまあでしたが、やはりぶどうは美味しい!
巨峰、ピオーネ、ベリーA、翠峰、シャインマスカット、オーロラブラック、安芸クィーン、桃太郎、マスカットアレキサンドリアと、普段なかなか同時に食べられない(葡萄高いからねー)品種もありました。食べ放題というより食べ比べですかね。どれもみずみずしく、個性があって、甘くて美味しかったです。女性客が多いツアーなのも頷けました。

ドーン!少なくなって来ると店員さんがどんどん補充してくれます。

そこから1時間あまり移動して牛窓オリーブ園へ。
お天気が良かったので、小豆島や屋島も見渡せて美しい風景といい風を堪能しました。

ここでは特産のオリーブを使ったオリーブオイルやコスメが売られていました。カフェからは海を一望しながら飲むコーヒーが美味しそうでした。

その後、兵庫県三木ICで渋滞の情報が入り、急遽ルートを変更して大阪に到着した次第です。
バスの座席にはコンセントが付いているし、トイレもバスに付いているし、渋滞情報などもリアルタイムに入ってくるしでなかなかバス旅も快適でした。

バスツアーってお年寄りのイメージが強くて、何となく敬遠しておりましたが、実際年齢層も高いのですが、これはこれで楽しかったと思います。
助手席で地図やスマホとにらめっこせずに済むし、ワイナリーや昼食場所の予約も全部してくれるし、時間守ってバスに乗ればいいだけなので、本当に楽ちんです。

牛窓の海は実は夫とまだ結婚する前に一泊旅行を計画していたのですが、夫が前日に高熱を出し、泣く泣くキャンセルしたので、今回ゆっくり見られて良かったです。

また、面白そうなツアーがあれば申し込もうと思いました。


転居して変わった事

2016-10-07 12:07:00 | 日記・エッセイ・コラム
今の家に引っ越して来てもう直ぐ5ヶ月になります。暑い夏も過ぎ去り、本格的な秋の到来です。

さて、今日は転居して初めてわかった事や変化した事を書いてみたいと思います。

まず何が一番変わったかと言うと交通の便利さです。最寄り駅までの道のり3分。難波まで2駅、梅田まで5駅です。難波は気候が良い時期は十分歩ける距離です。天王寺も然り。近鉄上本町駅にも近いので、奈良や京都、三重方面にも行けます。上本町駅にはバスターミナルがあり、関西国際空港や伊丹空港行きのリムジンバスも出ています。

元々車は持っておりませんでしたが、益々車は必要なくなりました。今の所。

通勤、通学の時間が減ったと言うのは地味に大きいです。今まで1時間早起きしていたところ、ゆっくり寝られる。仕事が終わっても直ぐに家にたどり着く。この精神的安堵感は何者にも代え難いものがあります。首都圏で往復2時間、3時間かけて通勤されている方なら尚更理解して頂けるかと。

夫は外回りの仕事の合間、今まではアポとアポの間が空くと、好きでもないマクドナルドやファミレスで時間を潰さねばなりませんでした。今は直ぐに家に帰って来られるので、時々帰ってくつろいでいます。暑い時期はシャワー浴びて、昼寝して、新しいシャツに着替えて夕方に出かける事もしばしば。それだけでも十分リフレッシュ出来る事と思います。

息子のバイト先も近所に変えてもらいました。夜バイトが終わってから徒歩7分で家に着きます。それだったら次の日の学校にも響かずに済みます。

病院、スーパー、コンビニ、図書館、TSUTAYA、ユニクロ、役所、警察、定期券発行所、100円ショップ、百貨店、ドラックストアなど全て徒歩圏内にあります。

特に飲食店はファーストフードから居酒屋、定食屋、庶民派から高級店まで数えきれないほどありますのでご飯を作るのが面倒な時は本当に便利です。スーパーも24時間営業しているし、まあ、子どもが成長していつでも買い物に行けると思えばそれほど買い込む必要もなくなりました。

結果、冷蔵庫はいつもガラガラ。今度この冷蔵庫が壊れたらもう一回り小さなサイズでいいかもと思っています。

とにかく何でも揃うので買い置きする必要がないんですよね。

後、映画を見た後に徒歩で帰れると言うのも大きいです。今までは、梅田やイオン系のシネコンに電車で行っておりましたから、つい映画の後に無駄遣いしたり、衝動買いしたりしていましたが、今はそれもなし。映画の余韻に浸りながらとぼとぼ歩くのみです。

いい事ばかりではありません。治安に関して言えば前の家の方が絶対に良かったです。自転車置場に各家庭一台ずつ自転車を置けるのですが、それはいつ盗まれても良いようなボロボロの自転車を置いています。良い方の自転車はエレベーターに載せて玄関前に駐輪。これも本当はダメなのですが、大家さん黙認の状態です。ホームレスもたまにいるし、奇声をあげている変な人も多いので、夜間の外出時は今までより気を使わなければなりまさん。ま、でもここは日本、他の国に比べれば安全な方でしょう。

後は郊外型の店舗がないので、ニトリや家電量販店に行きたい時、ホームセンターに行きたい時は時々困ります。特に引っ越して来た当初はホームセンターのお世話になることが多かったので、それは不便だなぁと感じました。ま、その代わりアマゾンで買うことになったのですけどね。

他には地域性とでも言いましょうか。元々この地に先祖代々住んでいる人が多いのか、中小企業が多いのか、たぶん両方なのでしょうが、地域愛がすごい。土着性と言っても過言ではないくらいです。近所の神社のお祭りの盛り上がりは半端ないし、地元の少年野球リーグも大層賑わっています。神社仏閣が多いのも関係しているのか、ちょっとそれは排他的でないの?と思うくらいです。
あまり地域の人と交流していないので、まだ何とも言えませんが、歴史のある街ならではの気質みたいなものはありますね。こないだなんて散歩していたら「ちょうちん屋」普通に営業してましたからね。ちょうちんを作る会社でした。江戸時代かよ!って思いましたが、神具専門店、仏具専門店、茶道具専門店などもかなりあります。

そういう町の中にポツポツと外国人向けのゲストハウスがいくつかあって、交通の便の良さと価格が安いせいか、やたらアジアからの観光客が多いのも驚きです。道を尋ねられる事もしょっちゅうあります。

少し長くなりましたので今日はこのくらいにしておきます。概ね機嫌よく暮らせているので引っ越して良かったなと思います。