ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

またまたサバイバルじゃ、こりゃ!

2007-11-26 00:00:00 | インポート
 朝6時。リビングの方で物音がするので子どもが先に起きてきたのかと思い、布団から抜け出して見てみると夫がいた。あれ?なんで?パン屋の仕事どないしたん?と訊ねると「倒産した。」と。ひょ~~え~~~!!昨日まで何も言うてへんかったやん! と、若干パニクっている私に「オレも今朝知った。」と夫。

 とりあえず本社ビルで説明会があるからそれ行ってくるわ~~と、身支度して出かける夫。え~~!今月の給料出るのん?社会保険はどうなるん?と、起き抜けの電流がほとんど走っていない脳を使っていろいろ夫に訊ねるワタシ。「まあ、なんとかなるやろ。自己破産したときに比べれば屁みたいなモンや。」と夫。

 さすが一回失敗しただけのことはある。ちっとも動じていない。帰りにハローワーク行ってくるから~~と言い残し、夫は家を出て行った。帰って来た時には両手に抱えきれないくらいの荷物を持っていた。明日になったら店舗に入れなくなる可能性があるので、店にある在庫(ベーコンや業務用マヨネーズ、チーズ、チョコレートなど)を貰って(奪って?)きたみたい。

 むう~~~。逞しいっちゅうんか、ど厚かましいっちゅうんか、鈍感なんか、もうようわかれへんようになってきた。あ、でもそうそう、私はこの人のこういう性格が結構好きなのだと今更ながら思った。(別にのろけてるんとちゃうよ。あくまでも一人の人間としてね。)は~~。ペパキャン家はこんなんで今年も越せるんかしらん? なるようにしかならんやろうけどね・・・・。


皆育ててる

2007-11-24 00:00:00 | インポート
 どうも周りを見渡してみると何かしら育てている人が多い。昨日は子どもの友達の家にやってきた子猫を見せてもらいに行った。その家は3人も子どもがいる家なのに犬を飼っていて、その上に子猫だ。両親共働きで相当忙しいようなのだが、やはり家の中に成長中の小さな生き物がいるというのはたまらなく良いのだそうだ。

 他にも子どもが3人いる家で犬を飼い始めて、奥さんはプランターでキュウリやプチトマトをせっせと栽培し、旦那さんは一部屋全部熱帯魚部屋にしてしまっている人もいる。またある人はやはり子どもが3人いるのに、子ども3人それぞれにMyまりもを買い与え、飼育している。基本的に子どもが3人いるってことは「育てる」ことが好きなんだろうか?

 いやいや一人暮らしの人とて猫や犬を一生懸命世話している人が多いし、観葉植物に異常にご執心な方もいる。やっぱり人の本能の中に「お世話をしたい」欲求があるのかしらん。お世話をする対象ができれば文句を言わないペットだったり、植物だったりする方が都合がよいのだろうか。この皆のお世話したいエネルギーが何故少子化対策にならないのかしらん?

 本音を言えば私もできればもう一人人間を育ててみたいものだが、それはなかなか現実的ではないので、余裕ができれば猫あたりに走ってしまう可能性がある。責任とか負担とかそういうことを考え出すとペットは「お世話したい」欲求を満たしてくれる最高の条件を揃えているもんな~~。ああ、昨日はふにゃふにゃのピンクの肉球をナデナデしながらそんなことを考えたよ。


11月になりました

2007-11-14 00:00:00 | インポート
 気がつけば11月も半分が過ぎようとしている。バタバタと仕事に追われる毎日。時間に追われる毎日。あかん。何か最近余裕がないなあ。せめて入浴剤でも買ってお風呂くらいはゆっくり浸かるか。それにしても秋らしいキュウンとした冷え込みが今ひとつ。寒がりの私ですらまだ暖房器具のお世話にならず。大阪の秋は何処へ行った?

 テレビなし生活も一ヶ月を超えた。今のところ大きな問題はない。最悪パソコンに内臓されているモノで代用できるので、子どもはそれでアニメなどを、私は朝のニュースと連ドラを見るのみ。周りの人に「うち、テレビないねん。」と話したら皆一様に「え~~!!それめっちゃ不便!」と言うけどそんなに不便でもないよ。

 サンタクロースの存在をまだ信じている息子にニンテンドーDSソフト「おいでよどうぶつの森」を購入。家の中に置いておくとバレるので会社のロッカーに保管する。息子も10歳を超えたことだし、そろそろ誰かがサンタクロースの真実を話してくれてもよさそうなものだが今のところそのような存在は現れず。来年もやるのか?サンタ。

 結婚19年目の記念日が近づいている。じゅうきゅうねん。長っ!何がどうなってあんなおっさんとこんなに長い月日を過ごしているのかと思うと不思議でたまらない。いびきをかいて寝ている顔などを見ると心底ブサイクな男と結婚してしもうた!と思い激しく後悔する時もあるのに。縁というにはまだそこまで到達していなくて、運命というにはそれほどドラマチックでもなく。なんでだろ。不思議。不思議。


久しぶりにホッ・・・。

2007-11-02 00:00:00 | インポート
 久しぶりに何の予定も用事もない休日。朝からぼーっと過ごす。ああ、至福。大阪の秋の訪れはかなり遅くて、もうすぐ立冬だというのに、衣替えもまだ半分の状態。今年は9月10月が暑かったし、朝夕の冷え込みもまだ今ひとつなので、紅葉は12月にならないと楽しめないかもしれない。

 息子の10回目の誕生日が近いので、最近は10年前のことを一生懸命思い出そうとしている。10年前の11月の福岡も暖かい日が続いていた。私のお腹はもうこれ以上無理だというくらい迫り出していて、生まれてくる日を今日か明日かと待ち望んでいた。そう、10年前の息子はまだ性別もわからないやわらかい肉の塊でせっせと私のお腹の中でこの世に出てくる準備をしていたのだ。

 あれから10年。大した病気も怪我もなく、救急病院のお世話になることもなく、無事に成長してくれて本当にありがたいと思う。十という数字を「つなし」と読むと聞いた。ひとつ、ふたつ、みっつと歳を数えていくと「ここのつ」までは「つ」がつくからだ。「つ」がついている内は昔は子どもは神様からの預かり物だと考えられていたという。

 昔はやはり疫病や先天性の障害が多く、10歳になるまで無事に育つことが稀だったのだろう。だから人々は9歳までは天に召されるようなことがあっても、神様からの預かり物だとして、亡くした子どものことを諦めていたのかも知れない。だが現代医学が発達した今でも私はその気持ちがよくわかる。あんな小さな赤い肉の塊だった彼が、自転車に乗ったり、2桁の掛け算をしているのかと思うと、これは奇跡以外の何物でもないと思ってしまう。


ケータイ小説

2007-11-01 00:00:00 | インポート
 世の中ではケータイで読む小説が流行っているようで映画化もされていると聞いてびっくりした。皆結構ケータイいじってるもんねー。電車の中で、駅のベンチで、会社で、トイレで、もうホントいつでもどこでも誰かがケータイ触ってるなあと思っていたら小説なんかも読めてしまうのね。ほー。

 あの小さな四角の液晶の中で繰り広げられる小説世界というものは一体どんな感じなんだろう?やっぱりケータイ小説というからには顔文字や絵文字も入っているんだろうか。あんまり長い文章は何度もスクロールせなあかんから、タブーだろうなあ。文章の区切り方や文字の羅列もケータイ向けになってるんかなあ。

 新聞に掲載されている小説が「ああっ!続きが読みたい!」と思わせるところで終わるようにケータイ小説も連載になるとあの小さな画面の中できっちり盛り上げて、続きを読ませるテクニックが要るんだろうな。書き手も相当ケータイユーザーのことを知り尽くしてないと大衆に支持されるまでにはならないだろうな・・・などといろいろ考えてしまう。

 私自身はまだケータイで小説を読もうという気持ちにはなれない。やっぱり手に取れる文庫本やハードカバーの活字の方がしっくりくる。長年慣れ親しんだ習慣はそう簡単に捨てられるものではない。でもこれが小説ではなく、俳句や短歌だったら。ちょうどあの小さな画面に収まって季節感を感じるツールになるかも知れない。そんなサイトもあるみたいだし、ちょっと覗いてみよっかな~~。