ペパキャンのサバイバル日記

円形脱毛症で髪の毛がなくなりました。今はスキンヘッドライフ満喫です。
見た目問題当事者としての情報発信中!

大阪エヴェッサ見に行く

2014-11-25 11:15:26 | 日記・エッセイ・コラム
先日、夫の仕事絡みでチケットをいただきましたので、大阪エヴェッサの試合を見に行って来ました。
会場である住吉スポーツセンターに到着すると10周年のポスターが。
あれ、ついこないだ始まったと思っていたら10年も経っていたとは!

バスケットボールのルールすら怪しい私達はBJリーグに関してもど素人です。

とりあえず大阪エヴェッサの広報の方のご厚意で良いお席に案内され、ソフトドリンクや軽食も用意されているコーナーも使って下さいねと、大変丁重にもてなされました。

エヴェッサは大阪のえべっさんから名前をもじっただけあって会場の外にはエヴェッサ神社なるものが。
おみくじ引けるみたいでした。

で、ゲームは福島ファイヤーボンズとの一戦。最初は均衡しておりましたが第3クォーターあたりからエヴェッサがどんどん引き離し、終わって見れば圧勝でした。しかし生で見る選手は大きいねぇ。
助っ人外人は皆かるーく200cm超えていますし、日本人選手の中でも180cmくらいだと小柄に感じるくらい。
リバウンドは全て双方のチーム、助っ人外人にお任せって感じでした。
激しくぶつかるし、転ぶし、だだだだーっと走ってダンクシュートなんて決められたら、おー!とおもうのですが、本当に攻守の切り替えが早くてなかなかついて行くのが大変でした。

エヴェッサのマスコットキャラクター、まいどくん。手には応援用にハリセンを持っています。ハリセンって所が大阪っぽいです。
ちょっとぶれていますが、タイムアウトの時、試合前などはチアガールがたのしませてくれます。もちろんスポンサー紹介もなかなか堂に入っていました。

試合後のインタビュー。マイクを持っているのが、通訳さん。左がゲーム実況DJのたつをさん。右が今日のMVPのゲーリー選手。206センチ。本当に大きいです。

私が素人目に見た感じでは、ゲーリーの他に15番のセス選手がいい動きしていました。彼の所にボールが来ると想像もつかないような展開になります。
後はやはり司令塔の32番畠山選手。この人がガンバ大阪でいう遠藤みたいな役割。彼がゲームを作っている感じ。よく動いてました。

試合後はコートの脇に立つと選手達がハイタッチしてくれました。
皆手が大きくて固かった~!
赤ちゃん連れのご夫妻に写真のポーズとってくれたり、サービスよかったと思います。

また、今回会場で多く見かけたのは、小学生中学生くらいのバスケやってるだろうなぁと思われる子ども達。
皆目をキラキラさせながら、プロの試合を見ていました。やはり憧れの選手を間近で見られるのは幸せでしょうね。

頂いたチラシによると、ユースチームの募集やバスケスクールも開催しており、また、女の子にはチアのレッスンなどもあるようで、私が子どもだった頃にはこの選択肢はなかったなぁと感慨深いものがありました。

とはいえ、今回の入場者数は1200人くらい。野球やサッカーに比べれば知名度はまだまだ低いです。スポンサーも有名な会社から近所のクリニックまで本当に少しずつ集めて地道にやっている印象を受けました。

スポーツ振興と言う意味では、国や自治体も、もっと支援してもいいのになと個人的には思いました。

ま、でも何より生でその迫力を感じるのが一番。是非ともご家族で、カップルで、とりあえず、ぼっちでも足を運んで見られてはいかがでしょうか。

映画「紙の月」鑑賞 ネタバレあり

2014-11-20 13:14:52 | 映画
原作本を読んでドラマも見て充分過ぎるほどストーリーは頭に入っているのですが
宮沢りえが主演ということで、また、原作本とはかなり違う展開になっているとのことでしたので
「紙の月」見てまいりました。

原作と違い、主人公の梅澤梨花(宮沢りえ)主体で物語が進んでいきます。原作本に出てくる同級生や元彼のくだりは
すっぱり削られています。その代わり、銀行内部の結構どろっとした部分が丁寧に描かれております。
梨花の夫も原作本と違ってさらっとしか描かれておりません。本当はここが肝心要な部分なのに。まあ、いいや。映画は映画だ。
原作にはない同じ銀行に勤める大島優子と小林聡美が登場します。この二人のセリフや表情がまたよいスパイスになっています。

平凡なパート主婦がなぜ巨額の横領事件に手を染めてしまうことになったのか?

ま、これは映画を見たからといって簡単に答えを出すことは難しいのですが、一つのキーワードとして
「承認欲求」という今流行りの言葉があげられるかもしれません。

女性は2歳だろうが80歳だろうが、常に他者からの評価を求めます。(一部例外もあるでしょうが傾向として)

2歳児は母親からの「よくできたね」の言葉を求めているのかも知れませんし、80歳の老女は伴侶からの
「御苦労さん」を求めているのかもしれません。それはよくわからないけれど、
とにかく常に誰かに強く激しく求められたいし、誰かに与え続けたい、そしてそれを強く認めてほしいんじゃないかな。

そもそも愛の話とて。

梨花が最初に光太(池松壮亮)に借金を肩代わりしようとしてお金を渡すシーン。
光太が「これ受け取ったら僕たちの関係が変わっちゃうよ。」というセリフ。
梨花は「変わらない」と言い放ったけど、本心ではどこか「変わってしまう」ということがわかっていたのかも知れない。
ただそれを認めるのが怖かっただけかも。
光太という若い恋人を得たとしてそれを結び付けるものが「お金」である以上いつかは破滅してしまう予感が
梨花の中にはあったのかも知れない。
ただそれを認めるのが嫌だっただけかも。

そもそもお金の話とて。

人のお金に銀行員が手をつけるのはもちろん犯罪だが
普通のサラリーマンが住宅ローンを組むのだって、人のお金で家を建てているだけじゃないか。
前者は犯罪だが後者は甲斐性があると誉められる。
住宅ローン返済までその会社が未来永劫雇ってくれるという保証はどこにもない。
事実リストラになって経済的に追い詰められて自殺する人だって少なくはないはずだ。
お金の話に違法か違法でないかはできるかも知れないが、善か悪かは誰にも決められないはずだ。
もちろん普通の人はそんなことはしない。
だが、ほんのちょっとのことでタガが外れてしまった人間にはその善悪の判断ができなくなるに
違いない。そしてそれはきっと誰にでも起こりうることなのだ。

まあ、そんなことを考えながら見ていたのですが、宮沢りえが平凡な主婦の様子から
ふっと悪事(これは横領と不倫両方だね)に手を染めた瞬間からまるで瞳に別の魂が宿ったかのように
美しく見えてくるから不思議です。
なぜ女性は悪事を働く時にこれほど魅力的なのか。
そして銀行にその悪事がバレそうになった時に上司を脅すシーン。
最後クライマックスで正義の味方ともいえる小林聡美と対峙するシーン。
もうどちらも身震いがするほど宮沢りえが美しく見えます。事実美しい。

本人の演技もあるだろうし、スタイリストもメイクもあるだろうし、もちろん監督の撮り方もあるでしょう。
それにしてもここまで女性が美しくそして強く恐ろしい存在感を持っている映画はなかなかないと思います。

宮沢りえさん。ええ女優さんになりはったなあ~。

後はやはりこの映画を見ると私の世代などは1981年に起きた三和銀行茨木支店の伊藤素子の犯罪が思い浮かびますが、
あれも基本的には男に貢いだという結論だったように記憶しています。

まあ、この映画もそう言われてみればそういうふうに見えないこともないのですが
本当に梨花は貢ぐことだけが目的だったのかな?
偽りの世界だとわかっていながら?
いつかは終わりが来ると確信していながら?

誰かに常に強く求められ、認められない女性はいつ何かのきっかけさえあれば簡単に梨花の世界に足を踏み外してしまうのかも
知れないと思う。だから私たち女性は彼女の転落劇から目が離せないのだと思います。

嵐山から天龍寺の紅葉

2014-11-16 10:57:19 | 写真
今年はわりと王道っぽい箇所を紅葉散策してきました。
かなりの人混みが予想されるので、朝早く出かけましたけど、それでも阪急電車の中はだいぶ混んでいましたね。
桂から嵐山方面への乗り換えでようやく一息ついたという感じでしょうか。



天龍寺。臨済宗天龍寺派大本山。1339年、吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が夢窓国師を開山として創建。1356年より8回の大火に見舞われ、現代の堂宇の多くが明治初期の再建。夢窓国師による庭園(曹源池)は国の史跡・特別名勝一号に指定。1994年、世界文化遺産に登録。以上、リーフレットより抜粋。

ここは、春は枝垂れ桜、夏は緑、冬は雪景色と四季折々の表情が楽しめるようです。お堂から眺める曹源池に写り込む見事な紅葉は、夢窓国師の緻密な計算された調和のとれた美しさですね。お堂のせり出し方や枯山水の配置などは見事としかいいようがありません。
もちろん広い境内を散策するとあちらこちらに美しい紅葉の回廊が現れて、見ごたえがありました。世界文化遺産登録されるだけのことはあります。

これもアートアクアリウムと一緒でできれば平日に行くのがゆっくりと楽しめると思います。
週末なら朝、思い切って早起きして行くのがいいかも。(私たちはこのパターン)。

これからもうしばらくは京都のあちらこちらで紅葉が楽しめる季節。朝晩の冷え込みもこの色づきに一役買っているようです。

iPhoneで撮影したもの

2014-11-14 13:47:28 | 写真


ニトリで買い物したついでに寄った鎌倉パスタにて。イカと明太子のクリームソース。白ワイン飲みましたけど、日本酒でもいけそうな感じ。ランチは焼きたてパンが食べ放題で、店員さんが今焼けたパンです。いかがですか?とテーブルを回ってくれる。なかなかサービスが良くて感心した。


こちらはグランフロント北館のMUSEうめきたというレストラン。ピザか、パスタを選ぶと、サラダ、から揚げ、スープ、ソフトドリンクの他に何とワインも飲み放題。(*^o^*)サラダのドレッシングが手作りで美味しかった!



二条城へ行く道すがら見つけた中華料理店。古いオフィスビルをそのまま利用してレストランに使っている様子でした。
京都は町家もそうですが、このような昭和の初め頃に建てられたビルを残しているところも多いね。



北欧雑貨と家具のお店にて。木製のカトラリーが暖かみがあって可愛らしかったのでパチリ。IKEAみたいな大型ショップよりこじんまりとしたお店で選ぶ方が個人的には好きかな。



こちらは堀川通り商店街の中。元々は代々続いた味噌屋をそのまま利用してこれまた中華料理店。ここは小籠包が有名らしく、開店前、何人もの職人さん達が仕込みに大忙しの様子でした。



やっぱりこれが一番圧巻でした。


錦鯉も良かった。下は金魚の水槽、上に錦鯉とか豪華過ぎる。誰かが蜷川実花みたいな感じと言われたけど確かにそんな雰囲気ありました。



ライトアップされた二条城。残念ながら夜の拝観はありません。夕方4時でおしまいです。



堀川通り近くの路地。
こういうの見ると京都っぽいなぁと思います。京都では至る所にこのような路地があり、それが街の雰囲気作りに一役買っているのですねー。


御堂筋線梅田駅は今、ライオンキングで真っ黄色。ここの柱の広告ってしょっちゅう入れ替わるのですが、なかなか迫力ありますよ。嵐が貼り付けてある時などはファンが写真撮っている風景も。



西梅田の地下街西の端。大阪の人でもなかなかここまで歩いて来る人は少ないかも知れません。地上からの自然光を取り入れた柔らかな光と綺麗に植えられた植物が洗練された雰囲気です。これからの季節はポインセチアが増えそう。



昨日近所で撮った一枚。急に朝晩が冷え込んできたので銀杏の色づきもいい感じです。

本日これまで。

アートアクアリウム二条城~京都・金魚の舞~ 

2014-11-13 14:04:33 | 日記・エッセイ・コラム
先日二条城で行われているイベント、アートアクアリウム城に行ってきました。
京都が世界遺産登録されて20周年記念のイベントらしいです。もう20年!

巨大水槽や金魚鉢に入れられた金魚や錦鯉のオブジェが二条城の西の丸庭園で屋外に
展示してあり、色とりどりのライティングやプロジェクションマッピングで幻想的に
浮かび上がる様子がステキでした。金魚もそのへんのしょうもない金魚と違って大きいし珍しい品種ばかりを集めてありますので
とても見ごたえがありましたよ。


写真をいくつか。

こんな感じです。


写真ではお伝えするのに限界がありますが、キモノリウムと言って着物の手前に水槽を配置し、その中を悠々と金魚が泳ぎ、
それに京都の四季の様子をプロジェクションマッピングで映し出す手法は見とれてしまうほどの美しさでした。

ただ、人気のイベントなのか、行った日が週末にあたり、かなりの行列を覚悟しなければなりませんでした。
平日にお休みが取れる方は是非、平日がお勧めです。

どうしても週末でないと!という方は少し料金がかかりますが、一旦二条城への入場チケットを買って、せっかくなので
二条城のキュキュキュという鴬張りの床歩きを堪能されて(これもなかなか見応えあります)
開演時間一時間前あたりから二条城の中で並ぶことをオススメします。
もちろん並んでいる間にお手洗いを済ませておいた方がよろしいかと。

暮れゆく京都の空、様々な色に刻々と変わるオブジェたち、普段は非公開のお庭の特別感、金魚や錦鯉の躍動感
いろいろな要素がギュッと凝縮された幻想的なイベントでした。