夢の途中

シングルになって夢を実現させるために日々奮闘中。。。かな♪

そもそも・・・

2014年09月07日 20時34分29秒 | Weblog
暑さがぶり返した・・と思ったら、また空気が涼しい。

全米テニスでは、錦織圭選手が決勝戦に進む。
日本男子初の快挙☆
先日、松岡修造氏がこんなふうなことをコメントしてた。

『いつも一生懸命にやるのではなく、時には休んで力を温存し、ここ一番の時に威力を発揮する。
 松岡が勝ち進めないのは、いつも一生懸命だったからかも。』

みたいな感じの内容。
スポーツでも、駆け引きは必要なんだと理解する。
引き出しの多い選手だと、絶賛していた。
このまま勝ち抜いていくことを願っている。

<駆け引き>は人生において、いろいろなところに必要だったりする。
特に、恋愛とか。

今週末、些細なことからJと距離を置く話になった。
言いだしたのは、私。
いつまでも一緒になれないJに苛立ち、そのストレスをぶつけてしまった。

『Jがフリーになるまで会わない!』

その一言のせいで、雨の深夜にJと話し合うことになってしまったのだけど。

そもそも・・・
ことの発端は、仕事帰りの待ち合わせの時。
またJからドライブのお誘いがあったので、私がJの自宅近くの駅まで行くことになった。
ところが★
乗ろうとしていた電車が、人身事故の影響で運転を見合わせてしまった。
しばらく発車しない旨のアナウンスが流れる。

けど、職場は市の中心地。
別の路線で乗り換えていくのは、簡単なことだ。
急きょ、別路線で振り替え輸送へ。
無事に出発したと思いきや、車内アナウンス。
人身事故の影響で、並行して走っている路線も運転見合わせになってしまった。
その電車に乗れなければ、Jとの待ち合わせの駅に着くことはできない (*_*;

てなわけで、待ち合わせ場所を変更。
これがマズかったわけ。

何とかJと出会えて、いつものようにまずは夕食。
途中に寄ったコンビニで、Jが何気に一言。
「この向こう側に女房の店があるんだよ。」
「店ってことは、その2階にかつて住んでたんでしょ?」
「そう、今じゃ閉めちゃって女房だけが寝泊まりしてるけどね。」
「こんな近くで、ヤバくないの?」
「大丈夫、この時間は友達の店で働いてるから、メチャ忙しいだろ。」
やり取りは平静に済ませたけど、心は穏やかじゃなかった。
なんかモヤモヤと不愉快だった。
Jは、そんな私の気持ちなど知りもせず。

そのモヤモヤが、翌日まで尾を引いていた。
人身事故さえ無ければ待ち合わせ場所も変わらず、あんなコンビニなんかに寄る事も無かったのに・・なんて思いながら。

きっかけはクルマの中から見た新郎新婦。
花嫁は白無垢で、とても幸せそうに見えた。
私の心の中のくすぶりが、Jに聞かなくてもいい事を聞いてしまった。
「Jの結婚式って神前?」
「教会だよ。」
「え? じゃ式の前に教会通ったの?」
「通ったよ。」
それが面白くなかった。
ほんと聞かなきゃ良かったけど、アトノマツリ。
不機嫌が、もう止まらない。

「それだけひと手間かけて結婚したなら、別れられないんじゃないの?
 だって教会に通って神父様のお話聞いたんでしょ?」
「そうだよ。
 てか、なんでそうなるの?
 いちばんシンプルだからって教会にしただけだよ。」
「神父様のお話を聞くために通うって、それだけ思い入れがあったわけでしょ?」
「ないよ。
 式の手順を聞いただけで、何を話されたんだか覚えてないよ。
 思い入れなんてないよ。」
「Jはなくても、妻にはあるんでしょ?
 だから20年間別居してても、離婚しないんじゃないの?」
「そんなの知らないよ。
 教会で結婚式をしたって別れるヤツは別れる。」
「私はJたち夫婦のことを言ってるの。
 どっちにしても、私はJと結婚式なんてしないからね。
 キリスト教の神様はひとりなんだから、もう絶対にイヤ!!」

私も言ってることがムチャクチャである。
6年間キリスト教を学んできたので、ヘンなこだわりがあるのかもしれない。
必要以上に神聖視してしまうのは否めない。

で、深夜の話し合い・・となる。

「Jが紙切れだけの関係をきっちり解消するまで、もう会わない。」
「なんだよ、それ。
 復縁した時に解決した話じゃなかったか?
 またぶり返すってことは、美月の中で納得していなかったってこと?」
「そういうことよね。
 だって私はちゃんとシングルなのに、不公平じゃない。
 いつかきちんとするつもりだけど、いつとは言えない・・なんて、不倫男の常套文句だよ。」
「現状そうするしかないんだから、仕方ないだろ。
 まだ下の娘が学生なんだし。」
「今すぐとは言ってない。
 だからJがフリーになるまで会わないって言ってるの。」
「美月はそれで良いの?
 寂しくないの?」
「寂しいけど仕方ないでしょ。」
「俺は寂しいよ。
 いつになるかわからない間、俺はどうやって寂しさを紛らわせたらいい?
 いっそ別れたほうが、まだ嬉しいよ。」
「別れたほうが嬉しいの?
 だったら別れるわよ。」
「美月、言葉尻を捉えるの止めようよ。」
「だってJが言ったんでしょ?
 結局 身体が寂しいって事じゃん。」
「仕方ないだろ、俺は男なんだから。
 美月だって、実際に会わないってなったら、絶対に他に男を見つけるって。」
「Jと別れてないのに、そんなことはしません!」
「待てる自信があるわけ?」
「自信がないのはJのほうでしょ?」

ああ言えばこう言うのは、この7年間変わらずかも。
一時は感情的になって『今すぐ帰る』と荷物をまとめ始めたJだけど、結局 話を続けた。
「美月のしてほしいようにするから。
 会わなければ良いの?」
「だって、このまま付き合ってても不公平じゃん。
 そうして今日みたいに、Jの一言で私の地雷が爆発するんだよ。
 こんな気持ちになるのイヤなの。」
「美月をイヤな気持ちにさせてるのは謝るよ。
 俺も地雷を踏まないようにするから、機嫌直してくれないかな?」
「だいたい彼女の前で他の女の話なんかしちゃいけないんだからね。」
「美月が話を振ったんじゃん。」
「それでも上手く言えばいいの。」
「難しいな。」
「私を大事にしてくれればいいの。」
「美月がいちばん大事だよ。」
Jに抱きしめられ、やっぱりまた痴話喧嘩になってしまった・・・☆

けど、シロクロはっきりさせたかったことは事実。
こうして毎週末に私に会いに来てくれるし、私のわがままをその時々で支えてくれているとしても。
少女マンガやドラマのように、~それから3年~とかテロップが流れるわけじゃないのが現実だ。
この気持ちを抱えたまま、また歩き続けなければいけない。
いつかのその日まで。
行きつく先は まだ見えない。。。 
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