Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

百千鳥の3日間

2007-05-03 22:55:45 | インポート
行ってきました、長野県の小谷村へ!!
「自然」とか「エコロジー」とかいう言葉を、軽々しくよくもしらないくせに(!)使うのがとても嫌いですが、小谷村は本当に神々しいほど強靭な自然に満ちていて、しかもそこで人間が、大地に負けないで上手く共存しているところでした。冬場はもの凄く雪深い土地なので、きっと生活は、私みたいにぬくぬく生きているものには考えもつかないくらいに大変なものなのでしょう。

今回の旅行は、お友達のヒロコさんヨウスケさん夫妻が誘ってくださって実現しました。2人は小谷村で、山小屋を借りているのです。

山小屋の朝。大人が乗っても平気なブランコが木についています。
山小屋から長靴を履いてすこし歩くと、こごみやわさび、山うど(私たちが知らないだけで、多分他にもたくさん)がいたるところにはえています。


座禅草(ざぜんそう)。村の方々が、座禅草を育てていらっしゃって、毎年沢山咲くそうですが、今年は「熊の食害」で、数が少なかったらしいです。
私が撮った写真は、まったくひどいもので、これはカメラマンでもあるヒロコさんが撮ってくれました

今日、帰る前に案内してもらった鎌池(かまがいけ)。標高1,190mの所にある池で、まだまだ雪が残っていますし、池の表面は殆ど凍ったままです。
それでも日差しにあたってすこしずつ溶ける雪の間から、新芽を出そうと木々の枝が伸びていて、見慣れていないものにとってはシュールにさえ写る景色ですが、彼ら(木たち)にはこれが毎年の営みなんだ!!

雪に、ジーパンのお尻がくっつくのも忘れて眺めていると、私が普段頭を悩ませているお店の問題や、恋愛の痛手なんかが、どーでもいい事だ!とつくづく思い知らされます。
あまりにも凄かったので、とても私の文章では言い表せませんし、写真でもお伝えしきれないのですが、何回も繰り返し行ってみたいところでした。

何しろ、到着した日から、たった2泊3日のうちに、景色が違って見えてくるんです



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