Peace!!のブログ

岐阜県富加町の古い家で、小さな店をしていました。暮らしや、ご飯について、政治について思うことなど。

ひさしぶりのお盆

2007-08-15 21:38:35 | インポート
今日明日と、たまたま水曜木曜でしたので、Peace!!はお休みをいただきました。
もしかしたら、「お盆だから営業しているかも?」と来ていただいた方もいらっしゃったかも知れません。申し訳ありませんでした。

けれど、東京で働いていた時は、殆ど帰省していなかったので、本当に久しぶりにきちんとお墓まいりを済ませることができ、有難かったです。

先ほど、父と2人で送り火をたき、「おしょろさま」(お精霊さま)を流してきました。
他の地域ではどういう風習なのか解りませんが、うちのほうではこういう風に御先祖様を送ります。

お盆が来たらまず、御先祖様のお位牌をお座敷に並べます。
その脇に、花びんを置いて花をいけます。
そして、お盆期間中は、お位牌と花びんの前に、お食事を置きます。
お位牌の前のご飯を下げる時に、里芋の葉っぱの上に、花びんの前に置いてあったご飯だけは残しておきます。
15日の夜、ご飯を食べた後で、川原へ行って川のほとりに花をたてて送り火を焚く。こういうときに、子供がいるお家は花火なんかをしている様子。
そして、お芋の葉っぱに包んだ「おべんとう?」を川へ流します。
父いわく、なるべく川が汚くならないように、上手く流さないといけないらしい。




私も、ずっとしていなかったから何にも言えませんけれど、やっぱり大事な風習なのかなあ。とおもいました。
特にうちなんか、母方の祖母以外亡くなっていましたので、人のいのちについて感じることなんて、1年に何度もないです。
私が生まれるまでのことや、私が知らない人の死について、そして私が必ず死ぬのだということ。

墓石に水をかけるだけでも桶を取り合ってケンカしている従兄弟の子供達ですが、たとえ今は遊び半分なのだとしても、こういうことと近く生きていくというのは大事な事だなあ、と父と手を合わせながら思ったりしました。




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2 コメント

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Unknown (伊深のおとん)
2007-08-16 14:58:15
お盆はいいもの。家族・親族やふるさとを意識する絶好の機会であり
亡くなった人を偲ぶまたとない時でもありますね。

今朝,川浦川に架かる糠洞橋を犬と散歩していて,ふと目を下にやると
精霊流しをした跡がありました。仏心からか,正眼寺までいってきました。

次女は大文字焼きのある京都に戻っていきました。
私たちはこれから郡上の徹夜おどり(盂蘭盆会)ファイナルに行ってきます。
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Unknown (かおり)
2007-08-17 21:48:22
おとんさん。
お盆の一家団欒は、いつもとはやっぱり違いますよね。
郡上踊りにいかれたんですか{花火}{花火}いいないいな。
私、多分10歳くらいから、一回も行ってないです。(って、何年だろう?)
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