2016年11月24日(木)、一関市東山町長坂の「柴宿団地」呼ばれている住宅団地の民家の前に植栽されているナンテン(南天)が、真っ赤に熟した実を沢山付けていました。近くにはキミノナンテン(黄実の南天)と呼ばれている果実が黄色く熟す南天もありました。
(上と下8つ)「東京都心で11月に初雪が観測されるのは、54年ぶり」と報道されましたが、私が居住する一関市でもうっすらと雪が積もりました。この日の朝7時頃、夕べ降った雪が未だ残っていました。
ナンテン(南天)&キミノナンテン(黄実の南天)メギ科 ナンテン属 Nandina domestica
山野に自生しているものも見られるが、古くから庭などに植えられ、生け花にもよく使われている。高さ1~2mの常緑低木。葉は3回奇数羽状複葉で、茎の先に集まってつく。小葉は長さ3~7㎝の広披針形で、先は鋭く尖る。花期は5~6月。長さ6㎜ほどの白い花が円錐状に多数つく。果実は直径6~7㎜の球形で赤く熟す。赤い実は咳(せき)止めの薬になる。果実が白いシロミナンテン(白実南天)などの園芸品種もある。分布:本州(茨城県以西)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]