2016年4月27日(水)、あきた芸術村(秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田130)の「温泉ゆぽぽ[ホテ
ル棟]」に宿泊しました。このホテルは、わらび劇場に隣接したホテルで、2階から「温泉ゆぽぽ」と渡
り廊下で繋がっています。このホテルの前庭に、様々な山野草が植栽されていて、シラネアオイ(白根
葵)やイカリソウ、ヒトリシズカなどが花を咲かせていました。
シラネアオイ(白根葵)シラネラオイ科 シラネアオイ属 Glaucidium palmatum
多雪地の山地に生える多年草。1科1属1種の日本特産種。花の頃は高さ15~20㎝だが、花が終わると
60㎝ぐらいに伸びる。茎にはふつう葉が3個つく。下の2個は長さも幅も20㎝ほどで、掌状に切れ込む。
縁には不揃いな鋭い鋸歯がある。上部の葉は小さい。花期は5~7月。茎の先に直径10㎝近くもある薄
紙で作ったような大きな花を1個つける。ピンクや白色の花弁のように見えるのは萼片で4個ある。花弁
は無い。分布:北海道、本州(中部地方以北)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]