2016年3月26日(土)、一関市千厩町千厩のエスピアホールで千厩野草会(会長・金野昌敏)の
「雪割草展示会」[3/26(土)~3/27(日)]が始まりました。案内をいただいたので、早速見に行
ってきました。「雪割草展示会」の名前通り、ほとんどがユキワリソウ(ミスミソウ)でしたが、
キンズ/マメキンカン(豆金柑)やクリスマスローズ、紅白の梅の盆栽、フクジュソウ(福寿草)、
バイカオウレン(梅花黄連)などもありました。
オオミスミソウ(大三角草)キンポウゲ科 ミスミソウ属 Hepatica nobilis var.japonica f.magna
特徴:落葉広葉樹林内に生えるミスミソウ属の常緑多年草。本州中部地方以南に分布するミスミソウの葉が
大型のもので、ミスミソウ属の中でも変化が多い。日本に自生するミスミソウ属は他にスハマソウ、ケスハ
マソウなどがあり、これらミスミソウ属の変異種を「雪割草」と呼び、多くの園芸品種がある。
栽培:2月頃~開花期まで日当たり、新葉が展開したら風通しの良い日陰、冬は棚下や屋内で管理する。水
は乾いたら与え、過湿に注意する。根が発達するので中深鉢を使い、硬質鹿沼土主体に軽石を混合した中粒
の用土で、9月頃に植え替える。増殖は株分け・根伏せ・実生。実生の場合は採り播きで翌年発芽、3~4
年で開花し、交配すれば新しい花をつくる楽しみもある。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」
より]