8/12(土)、一関市東山町長坂の住宅団地の民家の門口に植えられた「フウセンカズラ(風船葛)」が、紙風船のような緑色の実を沢山つけていました。
フウセンカズラ(風船葛)ムクロジ科 フウセンカズラ属 Cardiospermum halicabum
北アメリカ南部原産のつる性の多年草。花は小さくて目立たないが、細い柄の先につく緑色の実が、紙風船のようでおもしろいので人気がある。
日本では春に種子蒔きして、夏の庭や鉢植えで楽しむ「1年草」として扱う。種子は日当たりと水はけの良い場所に4~5月に直蒔きする。
茎は細く蔓になって伸び、花序の先端にある巻きひげでほかの物にからみついて、2mほどに伸びる。葉は互生し、小葉に鋸歯のある3出複葉または2回3出複葉。
7~9月、葉のつけ根から細い花柄を伸ばし、直径3~5mmの白い小さな花を開く。果実は直径約2~3cmほどの3稜のある風船形で、中に3個の種子が入っていて、秋に黒く熟す。