日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

新疆ウイグルへ  番外編 4

2013年04月16日 | ハプニング

トルファンは西遊記の三蔵法師が立ち寄ったところ。 砂漠と高い山に囲まれたオアシスの街・・・ 写真ではなかなか伝える事が難しい。 異国情緒というが、私にとってはすでにそれをはるかに超えた世界だった。 夏は45度、冬は-20度になるとの事。 如何に過酷な地か。 オアシスといえども、街のイメージは砂が乾燥した灰色。 ただ、水があるところはどこかと違い、ゴミもなく、きれいな水が流れており、その部分だけがカラー写真のように、鮮明に見える。

まずは交河故城へ







トルファンは葡萄の一大産地だが、先にあるのが緑色の干し葡萄をつくるもの。



砂漠の中にいきなりの水と緑。 手前はブドウの木。



次はベゼクリク千仏堂へ向かう。 正直なところ目的地自体は期待はずれ。



しかし、そこへ向かう途中の風景は圧巻だった。 唖然! ダイナミックな砂山群に二人とも興奮気味。



砂山を登る階段。 O氏は本気で挑戦しようと思っていたようだが・・・・ むろん断念してもらった。



しかし、目の前の砂山を登りだしたO氏。 ならば私も行くしかない。 ここまで来て後悔したくない。 





何度戻ろうと思ったことやら・・・・ 逆に後悔。 必死で登り、しかし、上から見る景色はまたダイナミック。



大いに満足し、近くの市場で食事をすることに。 こちらで・・・ 



やはりヤンロウ。


案内してくれたD男。 チャオメンを食べるが量が多すぎ。 





口直しはスイカ



途中、別の遺跡に立ち寄り、旅行中の学生さんと写真。 日本人はやはり珍しい存在。 帰り道、火焔山へ。

夏のこの山、赤い砂と岩の表面は70度近くなり、山が燃えているように見えるという。 ただ、私は夏にこようとは思わない。 



O氏はここでハングライダーに挑戦。



これにてトルファンはおさらばとなるが、最後にC男が再登場し電話で価格交渉。 ある意味、我々の想定を越えてふっかけてきた。 来たぞ、来たぞ。 望むところ。 こちらも中国で鍛えられており、我々は事前に作戦を練っていた。 後はO氏の説得力、理論武装で枠内で決着。 ハプニング、満足のいく観光と最後の嫌な思い出(ぼったくり)もなくなり無事トルファンの旅を終えることが出来た。

トルファンよりウルムチへ再度バスで戻る。 途中、検問があり、全員バスから降ろされ身分証明書の提示を求められた。 さすがにここは違う場所だ。 ただ、外国人と事前に察知したのであろう、我々のは見ろうともしなった。 (言葉も通じず、面倒だから。 これが本音。) 



ウルムチでは前夜のこともあり、早々(? 既に8時を回っていたが)にホテルを探す。 外国人はだめ・・・次へ。 かえっていいホテルが見つかった。 それにしてもいつまで明るいのだろうか・・・・ 一日が実に長い。

体内時計はくるいっぱなし、何時に食事をすれば? わけがわからん。 ちなみに、レストランだが、ヤンロウ(ヤギの肉)・ナン(パン)・面(ガムみたいに腰が強い)がメイン。 野菜、いわゆるサラダ系はないに等しい。 “清真”なる表示、豚肉は使わない。 むろん海鮮はあろうはずもない。 周りを見ると、基本的に単品、普段見る中華料理をずらりと言うことはないく、実に質素だ。 加えて、酒を飲んでいない。 むろん私は2日目には我慢できず、ビールがありそうな店を探し、注文。 (ない事はない) やっとありついたビールがこれ。



私はご飯場食べたくてこちらを注文



帰り際、マッサージを看板を見つけ、疲れを取ることに。 気分爽快、リフレッシュ。 帰りは12時を回っていたのだが、まだまだ人通りは多い。 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (O氏)
2013-04-16 13:10:01
ウイグルレポートついに始まりましたね!
写真付きで順を追って書いていただくと分かりやすくて、ありありと状況を思い出します。
ちなみに先ほどM氏が当社に訪ねて来られ、旅行談議に花を咲かせておりました。
続きも楽しみにしております!
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はじめまして (ミル)
2013-04-16 17:40:08
こんにちは、はじめてコメントします。

すごい景色ですねー!!!
中国にいながらまだ旅行という旅行をしたことなくて・・・。確かにここは夏はこれなさそうですねWWW
O氏アクティブ笑
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遅ればせながら (不好意思)
2013-04-16 19:27:25
番外編 全6回予定しております。  素案は既に完成しておりますので、毎日UPできると思います。 なかなか当日の感動を伝える事が出来ませんが・・・・・  
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Unknown (大連に惚れた日本人)
2013-04-16 20:44:41
不好意思さま 
写真といい、コメントといい現地の様子がありありと伺えます。ガイドブックなどには載っていないすばらしい旅の様子今後も楽しみに拝見させていただきます。道中どうぞお気を付け下さい。
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