日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

新疆ウイグルへ  番外編 5

2013年04月17日 | ハプニング

早朝、最終目的地カシュガルへ向かう。 ホテルの朝食は9時からだとか? 無理無理。 我々にとっては貴重な時間だ。 しかし、ここでは仕事の開始は何時? なかなか体内時計と実際の時間が一致しない。

空港へはタクシーで。 白々しいぼったくり。 ウルムチの空港は三ブロックに分かれており、近代的で、広い。 まるでバスセンターだ。 ここのボディーチェックはかつて経験のない厳しさ。 靴を脱げ、服を脱げ・・・ 体中を触りまくる。 周りはテロリスト風・・・ どうぞやってくれ。 納得だ。



移動中、眼下は天山山脈、雪を被った山々が続く。 1時間半程度で、今回一番楽しみとしていたカシュガルへ到着。 例によってリムジンバス(お粗末)で市内に行くが、慣れたとは言え、回りの視線はさらに強烈。 要は中国の西の果て、すでにイスラムの国だ。 顔かたちも違い、ここを中国と言うのが無理がありそうな・・・・

空港前の風景



着後、荷物を置くために早めにホテルを探す。 ここでも外国人はお断り(手続きできないからと言う理由)で、二つ目でバスタブ付きの立派なホテルを格安でキープ。 荷物を置き、早々に観光に出かけた。 

まず、老城を目指すが、隣のバザールが気になり先に立ち寄ることに。 まず目に飛び込んできたスクーター。 街は電動スクーターがおしゃれなようだ。



中に入り込むと、あるわあるわ。







そろそろお昼でも。 例によって時間は関係なく、腹の具合で決まる。 本日はこちらにて。



ご飯を食べたかったのだが、上にはやはりヤンロウ。




食べた直後ながら、こちらが気になった。 北京ダックならぬ、カシュガルヤン。 焼き目がうまそう。 いくかっ? この際、行こう! こんな些細なことだが、旅の友としてこの辺のあうんは重要なポイント。 



そして再度ヤンロウとナンを食べることに。 さすがに完食できなかった。 



考えて見えれば、ここでヤンロウは限界を超えたような気がする。 


バザールを後に、老城へ。 と言ってもすぐ隣にある。 



何だこれは? すでに崩壊?



恐る恐る中へ









O氏のアドバイス。 丸は通路で、四角は行き止まりとか。 なるほどねぇ~。



中は人々が生活しており、生活観ムンムン。 貸し電話屋さんもあった。


焼き物の店も


部屋の中に興味があるのだが・・・・ 1人のおばちゃんが呼び止めて、中を見せてくれると言う。 失礼ながら、汚いベットとTVもあったが、使えるのかどうか? 風呂はない様だ。 150年前の家だと自慢げに話をしてくれた。 階段があり、二人興味深そうに見ていると、二階に上がっていいよ・・・  と言われても、この階段大丈夫か?



上はこれ。 基本は土? 床は大丈夫か? 早々に下りた。



愛想のいいおばちゃん



迷路を歩いていると、まるでNHKのテレビの中の世界。 不思議な感覚に陥った。 近代化もいいだろうが、是非とも残して欲しいところだ。 確かに外観はよくない。 しかし、夏は涼しく、冬は暖かいのでは? 自然の中で生きるとはこんなことか。



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