日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

中国のお香典

2011年07月14日 | 大連生活
大連に来て、結婚式は数多く出席しているが、葬儀への参列は経験がない。 普段、お寺・線香・お参り・道端で黄色い紙を燃やす(死者にお金を送るというもの)等は確かに見かけるのだが、生活の中で“宗教”そのものはあまり感じない。 あるのか??

そういえば、親を亡くした人が黒い喪章を身につけていた。 葬儀の行列は数度見かけたが、爆竹を鳴らしながら火葬場へ向っていた。 早朝の花火は自宅を出る時のもの。 この程度。

では、お香典は? 日本で言う、お通夜のお参りは? 全くもって知識がない。 こんな中で、会社の役職者の奥さんの親が亡くなった。

どうも、お香典・お参りの風習はあるようだ。 ちなみに・・・・お香典の額は? 
仰天した。 社員が渡す額は500元とか1,000元とか言うではないか。 ちなみに、大連の今年の最低賃金は1,100元だ。 

日本では妻帯者の親となると、慶弔規程からも外すケースが多いのでは? むろん、中国の親族意識は日本よりはるかに広い。これはわかるのだが、この額は何を意味するのか? 監督者だから?? もらった方も、その後の仕事がやりづらかろう。 それが狙いならしたたかだ。 (私の性格も相当歪んでいる。)

最低賃金と中国人の経済感覚、それに親族、宗教感、命の価値・・・いろんなものが頭の中で空回り。

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