日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

“日本産”の魅力が・・・消えた

2011年03月25日 | 大連生活
今日のニュースより 

『原発事故で、日本食品の放射能汚染に世界的な関心が集まる中、中国ではこれまで「日本直送」の高級食材を売り物にしていた高級レストランや日本料理店が一転、「地元産以外は使わない」ことをアピールするようになった。

日本産農産物や食品は、安心安全、高品質の高級食材として中国の消費者から高い評価を得てきた。「日本産以外は一切使用しない」ことを売り文句にする高級飲食店も多い。 ところが原発事故以降は、日本食品に不安を感じる消費者が急増。「大連産」など「中国産以外は一切使わない」ことをアピールする飲食店が増えているという。

中には「創業以来、日本産の材料を使い続けている」ことを宣伝してきたレストランが一転、安全をアピールするため「中国産以外、使ったことはない」と、産地偽装を認めるケースも。』

なるほど、こんな影響もありか・・・ 

中国人は健康には結構気を使う。 農家では自家消費するものは無農薬。それを売りで時々いただいたりする。 残留農薬の問題も、TVでも積極的にPRし、野菜の洗い方なる放送もある。

そんな中で、日本食材の使用は確かに“売り”であり高付加価値であったはず。 今更、そこを利用していたお客は、日本産でなく、中国産を使うと言われても、それで安心感を持つわけでは決してない。 それより、放射線の影響が無いことをPRする方が本来やるべきことだと思うのだが・・・・・

でも、でも・・・その前に、利用客が、そのレストランが本当に日本産しか使っていないと信じていたかは別の問題。 そんなはずはない。 ステイタスを求めた??

ただ、日本産と書く事に意味があったと言うだけ。 それだけ“日本産”は一般的に高く評価されていることを証明するのだが・・・ やはり残念。 



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