日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

サービスの比較

2011年03月07日 | 比較文化
大連で贅沢を言わなければ(やはり日本でがうまい。)食事に困るようなことはない。むしろ私の田舎と違って各国の料理が食べられる。

偶然だが、北朝鮮の店(国営か?)と台湾の店と立て続けに出かけた。 意外だったのが、北朝鮮の店でのサービスだ。 どう表現すればいいのか・・・・ しぐさがやさしく、細やかなサービスだった。 日本以上ではないかと思った。

そこで働く女の子は、北朝鮮の一流大学出身だそうだ。やはりサービスに関しても相当教育を受けて来ている様だった。 

次に出かけたのが、台湾の店。
ファーストフードのチェーン店で、お客も多かったのだが、スタッフがよく動く。それも客を見ている。 一例を挙げると、食べ終わった皿を引いて、テーブルが汚れて(たいしたことはなかった)いると気づくと、走ってダスターを取って戻って、きれいにふき取った。 その動きが早い、男性だったのだが、こちらも表情も、しぐさも実に優しい。

日本にいれば当然かもしれないが、普段が客扱いされないケースがあり、非常に印象的だった。

なぜ中国はこれが出来ないのだろうか? 日本食のお店は別として、中国人を相手にする中国料理の店で、笑顔をみたことがない・・・・ その記憶がない・・・

サービスの基本、『お客様は神様です。』とまでは求めないが、お客は、お金を持って行く人であることには間違いない。(お金は好きでしょ・・・) なのに、食べさせてもらいに行ってる気がする。(事がある。) 

例えば、中国料理の一品の量・・・・一人では行けない。 つまり、一人で来るなと同じである。 常々思うのだが、日本人が大連で日本料理の店をするよりも、中国料理の店に、日本式サービスを取り入れたら・・・・・絶対にうまくいくような気がする。





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