日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

大連での原発関連

2011年03月17日 | 大連生活
今、大連地区でも日本と同じ放射能汚染に関してメールが激しく飛び交っている。 中国の人にとって、地図上での位置関係が頭にある人は少なく、それこそ、豆粒くらいの国という認識が強いだろう。

実際、大連市内の小学校か幼稚園では、屋外の体育の授業が中止されたそうだ。 「大連の人は北京に逃げろ」とか、「日本人は早く海外脱出を始めた方がいい・・・」と言われた人もいる。(おいおい) 近所のスーパーでも塩が無くなったとか。

デマ情報とはいえ、わが子が日本にいる親であれば・・・・ 私の会社も研修生を日本に派遣しているが、親元に安心するよう電話連絡。 ちなみに、TV等では問題がない点は報道されている。

そんなことより、普段の大気汚染を気にした方がいいだろうにと言いたいのだが、残念ながら、こちらは詳しい情報は発表されていない。(余計なお世話、すいません。)

中国で加速度的に進む原発事業。すでに稼働中13基、建設中28基とか。 もしもこのような事態が中国で発生したら・・・安全対策も防災対策も、その時点では最善を尽くしたはず。 だが、そのむなしさを証明しているのが今回の地震、津波、原発事故である。

「原始力は安全」は完全につくり話になってしまった気がする。 さすがに中国政府も慎重な方向に変化している。

早く落ち着いて欲しい。 近隣諸国に不安を与えてはならない。 でも、現場で命がけでがんばってる作業員及びその家族に対し、心よりお礼を言いたい。 頼む! 


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