日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

中国の忘年会事情

2009年12月18日 | 大連生活
年末、といっても春節で新年を迎える中国人にとって、その意識があるのかどうか?確かにカレンダーは1月より新しくなるのだが・・・・特に日系企業で働く人にとっては複雑な時期だ。

私が住む地区は日系企業が多く、この時期に忘年会は各社行われているようだ。ところが大企業が多く、会場が問題だ。まず300人を越える会場はない。200人を超える会場もごくわずか。ではでは・・・部門別に分割するしかない。その会社の責任者は何回も忘年会に出席することになる。これも大変だ。

私の会社、何とか1回で出来る。今年は5つ星に昇格したホテルで、バイキング方式でやるという。幅広い料理で、料理を残さないように・・・それと趣向を変えてということらしい。

その経緯が面白い。バイキングに総務の女性が大反対。田舎出身の者が多い会社で、ましてや、5つ星・・・どうなることかと心配したらしい。最終決定するや否や、彼女はA3サイズ2枚に、バイキングの食べ方なるものを列記し貼り出すという。思わず笑ってしまった。

そういえば、数十年前、新入社員教育でフランス料理の食べ方講習を受けた事を思い出した。

忘年会当日、その時すでに私は帰国。後日談が楽しみだ。