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日々の生活にみる驚きの中国

単身赴任中の中国(大連)で日々発生する“驚き”を強引かつ身勝手な比較文化で紹介。

まだまだ春節

2013年02月23日 | 比較文化

しばらく離れると久しぶり・・・と言う感じ。 と言うのも、街に出かけると店舗改装などでまたもや変化。 この街はまさしく動いている。 飾りつけもまだまだ春節。 今も爆竹、花火の音が響く。 やっぱり明日の花火までは気分が抜けないようだ。

日ごろ私のブログを見ていただいている、N氏よりメールを頂いた。 日本に行った中国人がまとめた、《日本に行ってわかった事》 日ごろ一方的なコメントを書いているのだが、この手の情報は誰とて興味があるところ。

日本人の女性は婆さんでも化粧する。 日本人は中国人は全員卓球ができると思っている。 写真を撮るときは必ずピース! 等々 思わずにやりの内容がずらり。 衝撃的だったのは、日本の親父はみんな助べえ おいおい、開発区で仕事した人ならばともかくも、日本での感想がこれ?? マジでやばいのでは。

これが本当かどうか? 日本に行ったことのある中国人3名に確認。 80%は賛成だそうだ。 行ったことのない中国人は面白がってメモまでしていた。 助べえは勘弁して欲しいところ。

日本の常識は世界の非常識。 皆様ご注意を。



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無駄な見栄

2013年02月19日 | 比較文化

新聞の報道では、中国では毎年食料の無駄、500億キロが発生しているそうだ。 これは、農家の生産量(耕地面積)から言えば、黒竜江省全体の1年の産出量との事。 ものすごい量だ。

内訳は、収穫から貯蔵、輸送、加工の過程で350億キロ以上、害虫、カビ、ネズミ、スズメなどの害による損失は200億キロ以上。 確かにうなずける。 私が農家で見たのは、収穫したブドウを暑い場所で保管し、おんぼろ車でゆさゆさ揺さぶりながらブドウを運んでいた。 保管も、輸送も技術、設備の遅れがあり当然の結果かもしれない。 今後改善していくしかないだろう。 

問題はここから。 しかたないではなく、悪い文化になっている。 食卓の残飯として浪費される食品は、金額にして2000億元あるとの事。 日本では『もったいない』という貴重なお言葉がある。 子供のしつけならずとも、日本人はよく使用する。 中国では、ど~んと出して豪快に食べ、(飲み、しゃべり)太っ腹を出すのが当たり前。 彼らにしたら、日本食は何とみみっちい事やら。 完食はほとんどない。 たくさん残ると“ダボする。”(持ち帰る)

例えば、結婚式。 これでもかと皿を段々に積み上げる。 日本人の席ならば30%程度食べるだろうか? 中国人のお客様の接待となると似たようなもの。 “もったいない”と思うのだが、まさかそんなところで持ち帰りもないだろうし、持ち帰ってもたぶん二度食いはしない。

かつては食べ物で苦労もあっだろう、田舎では今もそうかもしれない。 その反動で、目の前に食べ物を並び立てる事は見栄、面子? 悪しき文化となっている。 結果、政府も『派手な食事会は止めなさい。』とのお達しを出すほど。 無駄でこんな大きな数字を見ると実に情けない。



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比較文化のお薦め

2013年02月07日 | 比較文化

ブログを始めたきっかけも、私が興味を持つ比較文化が根底にあるのだが、日本と中国の比較は、従来認識と大きく異なり、実に意外な違いを発見したりする。 面白いと言えば面白いのだが、そこに身をおく者としては腹が立つことも多く、愚痴が多くなっているという結果。

好んで読む本も、一般庶民の比較文化論。 直近読んだものに、『中国人に騙されない7つの方法』(石平著) この手の本を見ると、仲間、理解者を得たような気持ちになり、買って帰り、それを中国で読む。 

著者は中国を捨てた中国人と自ら言っているが、それだけに、裏も表もストレート。 加えて、日本人に対するじれったさ、いらだちもあり面白かった。 やはり逆の場合も腹が立つと言う事だ。

まとめに書いてあったのだが、
『やむなく中国人と付き合う(交渉する)時は、中国人のことをよく理解した上で、自分も中国人となれ。 ただし、これは中国人と付き合うための対処法であり、その時だけのこと。 それが終わったら必ず日本人にもどれ。』 

私もやむなく車の運転をするが、中国で運転する時は周りに合わせないと(多少乱暴)かえって危険だ。 それは法廷速度ではない。 みんなが70kmで走る時、1人法廷速度の40kmで走ったら事故の元。 割り込みもそうだ。 後続車に迷惑をかけるし、割り込まれた方もそれは承知。 普段がこれで、日本に帰りこれで運転するとたぶん喧嘩になるだろう。

騙す、騙されるで言えば、中国では騙される方が悪いし、同情もない。 お前が馬鹿だとなる。 人を騙す事は絶対に悪と考える、馬鹿正直な日本人は実においしいはず。 しかしながら、こんな情況で国対国の外交とか、業務上の交渉事をやっているのだから怖い。 

まずは相手がどんな国民かを知る事が重要。 日本で持つイメージとはかけ離れている。 もしも一致していても、そのレベルは想像を超える。


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サラリーマンの常識

2013年02月06日 | 比較文化

前回に続いて、中国独特のサラリーマンの常識。

常々書いているように、日本人は社員とともに、全社一丸、一体となって・・・ と考えるのだが、本人達は根本的に考え方が異なる。 社員ではなく彼らは一人一人が、“下請け業者”であり、別会社のオーナーだ。 自分(個人)の利益、実益を最優先し、その現場が会社に過ぎない。

証拠は
取引先との電話で、会社の固定電話には入ってこない。 個人の携帯電話に連絡があり、席を外して対応する。 こんな風景は各社必ずある。 なぜ? 

仕入先の変更、担当者の変更は相当なる抵抗が、意外なところから発生する。 場合によっては脅迫まで・・・ なぜ?

普段、自分の仕事はここまで、他は知らないという中で、なぜか直接関係ないところでがんばる。 なぜ?

取引先の情報は貴重な彼らの財産であり、他の人間には知られたくない部分。 つまりは特権(金づる)であり、死守する。 むろん、業者に便宜を図るし、その見合いを強要する。 これが車や家に変わるのか? ただ、強要という表現が正しいかどうか? 相手もそれが当然ととらえるのが中国なのだ。 

こんな環境で、くそまじめで正直者の日本人が仕事をするのだが・・・・ 結果は? 何処まで把握できているのかはなはだ疑問だ。 あえて言えば無理。 では、100%現地化でやるか? どうなるのだろうか? 私がオーナーならば会社(資金)を引き上げる方を選択する。 

では、中国の会社の会社はと言えば、手の内を知っているのと、決して社員を信用しない。 確かに徹底的に管理している。 結果、一族社員が集まってくる。 それでも信用しないのが中国だ。


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まさしく上納金

2013年02月05日 | 比較文化

中国の年末を向かえ、いろんな話が入ってくる。 

例えば、日本人の奥さんが中国人であれば、奥さんの兄弟、いとこから話を聞く事もあるだろう。 しかし、普通の駐在者はなかなか見えてこない社員の裏側。 上司に対するお歳暮の話である。

日本でも年末にはお世話になった上司にお歳暮等を贈る習慣はある。 中国は清明節の月餅(表向き)は一般的だが、やはり春節の前にもあるようだ。 以前紹介したが、上司の身内の葬式でもあるのだから、当然かもしれない。

お歳暮にしろ、香典にしろまさか、いくら? とは確認しない。 今回は話が違う。 不景気の折、残業が減り、賞与も大きく減額、どうしたものか・・・・・ となっているらしい。

これまではいくらなの? ぎょっとする金額だった。 日本人の常識をはるかに超える金額。 現金でも動くと言うから驚きだ。 このような話は漏れ聞く範囲であり、確実なところは把握できない。 把握したところで、これは中国の文化ですと言われれば、手の打ちようもない。 

中国人の七不思議。 あなたの給料は知ってるが、どうして車が買える、家が買える、こんな上納金を納められる? 不思議でならない。 

私にしてみれば、受け取る方も受け取る方だ。 常識というものが・・・・ ないのだ。 今読んでいる本の中に、『中国人は恥を知らない。 日本の文化は恥の文化・・・』 彼らの給料から見れば、あまりに非常識、しかし、その位しないとしないほうがいい、しないのと一緒なのかもしれない。 

これはある意味投資なのか? 上司はあなた方以上にもらってるし、お金を上げても人事権がそれほどあるわけでもない。 投資であったら、とても回収できないと思う。

中国人の役職者は、本来の給料は要らないほど部外収入が入っているのかもしれない。 会社の役職者は極力少なく、厳選しないと一般社員がたまらない。 総経理各位、重々ご注意、ご配慮を。 賞与も支給する必要はないし、いくら支給してもあえて言えば、上納金に比べれば小銭に過ぎない。 かも。

これは社員間の話で・・・  例の所もいろんな間接的要求も続く。 この地でスマートなビジネスには程遠い、悪しき習慣が多すぎる。



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日本人的中国人探し

2012年12月19日 | 比較文化

年末、3月に向け異動の話をよく聞くのだが、去る身にすれば、後が心配。 日本人の補充は? 厳しい時代、現地化を叫ぶ日本側。 

自分の事はさておき、人材は優秀な程いいし、多いほどいい。 結果それがいいかどうかは別としてなのだが。 その優秀な人材を置きたいポジションは数々あれど、ここにきて、労務管理の部分を痛切に感じている。 中国人は他人(親族、友人の域を超える)との接触、交渉、もめごとを避ける傾向があると思うのだが、そこをうまくやっていく人、出来る人はそうはいない。 よほどの特権があればいいのだが、労務管理という業務の旨みがないと言ったところかもしれない。

工場を動かすのは人であり、それも日本人ではなく中国人だ。 『総務が変われば会社が変わる』という本があったが、会社においてやはり特別重要なポジション。 

誰が何と言おうと、会社内に日本人対中国人の壁がある。 労務管理においてはいろんな情報が必要となるのだが、日本人や、単なる事務屋さんでは偏った情報になり、仕組み、対策も場合によっては的外れ、社員はやる気をなくし、不満へとつながっていく。 

では・・・ 誰を、どんな人を? 日本での実務経験。 言葉よりも日本文化、企業文化を理解している人。 脅迫、誘惑を拒否できる芯の強さ・・・・ 要求は高まるばかり。 そんな人がゴロゴロいるはずがない。 こんな場所で人材募集もないのだが、ご紹介いただければ。

中国で探すとこうなるのだが、意外な事に日本で探せば何とかなるかも・・・・・  日本に留学した学生は、出来ればこのまま日本、(つまり日本が好き)せめて中国に進出している会社で働きたいと思っている人が多い。 現地の人材は中国で探すより日本で探した方がよほど要求事項をクリアーしているように思える。 



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豚肉で日本全滅

2012年11月29日 | 比較文化

私も知らなかったのだが、中国のインターネット上では最近、「中国で豚肉を食べるのは自殺行為だ」と騒がれていたらしい。 理由は10キロ未満の子豚に大量のホルモンや睡眠薬などを使用して太らせ、5~6カ月間で出荷。長期間にわたりこのような豚肉を食べ続けると病気やガンになるという内容。

たぶん、多かれ少なかれある程度はあると思う。 既に承知。 豚肉に限らず、農薬に関する話は身近でよく聞く話だ。 実際、“これは無農薬ですから体にいいですよ”とよく聞く。 では、スーパーのは? 先が見えてる親父の私はともかくも、子供を持つ親は当然深刻な問題だ。

これに対し農業省の回答は、『最近3年間のサンプル調査によれば、豚の飼料の品質衛生の合格率は90%以上で、豚肉の安全に大きな問題はない。』と発表したそうだ。

おい、待て待て。 合格率は90%しかないの?? 10%の不合格はどうなるの? 90%だから問題ないという判断のようだ。 10人に1人はそうなるかもしれないが、たがが1人。 しかし、13億の10%は何人だ? 日本の総人口ではないか。 それは大問題だろう。

現地でじたばたしても見分けがつくわけでもなく、食べないわけにもいかない。 せめて、その10%にならない事を願うしかないのだが、この確立は相当高いと思うのだが。 皆さんいかがだろうか? 

そんな中、別のニュース
遼寧省大連市普湾新区の養豚場で口蹄(こうてい)疫(こうていえき)が発生し26日までに飼育中の約2500頭がすべて処分された。政府の専門機関が調べたところ、24日なって「0型」ウイルス感染と確認された。 これはまた・・・・ ごくごく、ご近所の話。



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こうしてお金は生まれた 

2012年11月12日 | 比較文化

過日、中国人の知人との話で、興味深い話を聞くことが出来た。 最初は中国茶をご馳走してもらいながら、お茶の入れ方、種類の話。 田舎に帰ったら父親とお茶を飲むという。 

以下、その父親のぼやきなのだが、『おない年の友人が亡くなり、また村は儲かった。 村は農民に配分を配らずに、自分達だけどんどん金持ちになる・・・・』 以前近所の開発事業を紹介したが、村所有の土地が売却されると、住民として登録されている人に分配される。 その分配は、話を聞いた人の村では年齢によって・・・ 金額が驚き、100万元とか、私は(その人は開発区に住んでるが・・・40歳代)数十万元とか・・・・ 事実と違っていても村民は、よそではどうだった、金額はどんどんふくらみ、そう思い込んでいると言うことだ。

考えてみて、
以前大連は小さな漁村。 開発区は何もなかったそうだ・・・ そこに住んでいた人たちはどれほどのお金が分配されたことやら。 マンション経営者の急増、バブルにもなるというもの。 各地で展開される開発競争。 東北地区のそんなお金が大連地区に集まっていると考えれば、これだけマンションが作られても・・・ (でも異常か)

別の見方をすれば、
私はこれまで単純に、みんな都市戸籍が欲しいだろうと思っていた。 たが、移籍すれば、もしも村が分配をした時に、その権利を放棄することになる。 そう簡単には放棄できない話だ。 なるほどねぇ~。 親が反対するはずだ。 私は別の理由だと思っていたが、やはりお金だったか。 だから、親を大切にする? これはないだろうが(すいません)

日本の市町村でこんな話はまずない。 中国ではこの手の話があるために、村が競い、村の運営に関心を持つ。 逆に、村に対しての不満も出てくる。 どこで、どんな形で爆発するか? 今は一攫千金をひたすら待ち、我慢しているのだろう。



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事務系の生産性UP

2012年10月22日 | 比較文化

日本人は忙しいがそれにしては生産性は低い。 これが世界の評価のようだ。 中国の会社を見ると、まず会議が極端に少ない、というかないに等しい。 計画書? そんなものあるの? 建築工事でも、工程表もあるのかないのか? あっても意識してることやら。

中国で、やはり日系の会社なだけに会議は行われる。 中国人は本来、個々の自己主張は強いのだが、仕事の上で意見を述べると言うのは避ける傾向があるのでは? 必要以上に関わりたくないから? 責任を取りたくないから? 場合によっては恨まれたくないから? 積極的な発言はないに等しい。 

会議の席では予測を立てて追及しない限り、先方からの情報提供は期待外れになる。 計画書にいたっては、すべからく、出せと言えば出すが・・・ 先のことはわからない・・・・ とりあえずこれで。

彼らは会議は必要ないのか? 仕事の上ではそうは行かない。 形にこだわらないだけ。 必要な時に(即)、携帯電話で、タバコの時間、食事をしながら・・・・ 立ち話でも自分の仕事に関しては重要なポイントの打ち合わせは行っている。 その場で結論を出し、仕事は進める。 かたや日本、言うまでもない。 定例の会議、定期の計画書、報告書等々。 まじめというか、まめというか・・・・ 目先の生産性は確かに差があるようだ。

日本に帰れば、チャンポンを食べたくなる私。 地元の専門店に入った。 たまたまカウンターに座ったので、スタッフの動きを細かく見ていた。 注文から客に出すまでの動きが完全にシステム化、見事なコンビネーションでチャンポンが作られていく。 仕事する方は大変だろうが、足の運び一歩に無駄がない。 そのくせ、客に対するアンテナは高い。 やはり日本はすごいと思った。 トヨタ自動車のジャストインタイムがここでも・・・ 

日本の生産現場の生産性はかなり高い。 やはり事務系の話か・・・  



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積極的な“客気”を要求

2012年10月15日 | 比較文化

日本で買い物すると、『いらっしゃいませ』 お釣りを渡す時には、必ず『ありがとうございました。』がある。 これ日本人の常識。 むろん笑顔での接客が大前提。

中国で、最近よくなったとは言え、スーパー、コンビニのレジで「いらっしゃいませ」と言ってもらったことは今だになく、(レストランはある) 笑顔で迎えられたこともない。 そんなレジで、お釣りをもらう時に、つい『謝謝』と出てしまう。 客である私がである。

まぁ~、ここまでは“むき”になるまでもない話。 ただ・・・ 客の『謝謝』に対して『不客気(どういたしまして)』と答えが返ったら、逆に面白くなくなる。 私はお前に品物を売ってもらったとでもいいたいのか?  謝謝に対しては反射的に不客気がでるのか。 でも、俺は客だ。 積極的に“客気”であって“不”は要らないはずだが・・・

私が住むビルにはコンビニが三つある。 どこも部屋まで無料で配達しますとPR。 無論競争もあり、いずれはどこかに集約されるであろうから、客には来て欲しいはず。 でも、その一軒でも、いらっしゃいませも笑顔の出迎えも、お釣りの時の謝謝はない。 いずこも無愛想な出迎えで、「ここ、入っていいの」って感じでの出迎えだ。

この国の実に不思議なところだ。 北京オリンピックのテーマソングはご記憶が? 「北京へようこそ」 迎える気持ちがないわけではないはず。 日本に旅行した中国人は、お店の接客に感動して帰ってくる。 なのになぜ? オーナーであれば、愛想笑いの一つぐらいはでないものだろうか。

それにしても、「どういたしまして」と言われたら、どうしようもない。



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中国に欠けるもの

2012年10月07日 | 比較文化

日本でもかつて、他国、特に中国、韓国に対する差別語があった。 無論今ではその使用は厳しく制限され、すでに知ってる人も少なくなった事だろう。 テレビで使うなど日本ではもっての他だ。 政治家はむろん、お笑い芸能人であれ大きく問題視されるし、もし、放送したテレビ局、雑誌社も一般国民より厳しく非難される。

中国で日本を言う時の差別語は『小日本鬼子』。 中国では、いかにこれが日常的にテレビで使用されているか・・・ ある時は憎しみを込めて、ある時は小ばかにして・・・・・  むろん政治家が使う事はないが、公のメディアで未だに容認されている。
 
今の時代、有力者、有名人は冗談も言えない。 マスコミのみならず、インターネットで興味本位であっという間に、それも世界中に発信される。 確かめる手段もなければ、むろんその前に興味がなければ、確かめるまでもなくその内容を信じてしまう。 それを意図的に“大衆操作”という事になれば、言われた方はたまらない。 防衛しようもない。 一旦、人が信じた、思い込んだ事を変えるのは大変な事だ。

ここに日本と中国の文化、道徳レベルの格差を強く感じる。 逆であればどれほど叩かれる事だろう。 国と国の友好を言うのであれば、まずそこを規制して欲しいもの。 テレビその他でこの言葉を聴く度に不愉快極まりない。 中国はこの言葉を使う事で、日本国民の感情を逆なでしているのは事実だ。 

中国は既に先進国であり、世界の経済を引っ張る国だ。 ただ、それは経済的影響力と言う上での話であり、文化、道徳の上ではまだまだ途上。 この成長はものすごく遅い。

過日市内より列車に乗った。 始発駅で相当な人。 ドアが開くや、その乗り方たるやものすごい。 すさまじい。 どうしてそこまでして座りたい? まず危険でしょ。 私は身を引くばかりだ。

しかし一方では、私の日常生活において、中国国民の中に礼儀正しい人が非常に増えた。 今までは割り込みが当然の国で、『どうぞお先に・・・』 こんな機会が確実に増えてきた。 国も道徳を取り戻せと国民に訴えている。 ならば・・・・ まず、他国、それも同じアジアの国に対する差別語は規制すべきではないだろうか。

日本ではどんな関係であろうと絶対にこのような差別語は使用しない。 アメリカでは最近イチローの件が話題となっているそうだ。 その際のコメント。
 
「チョップスティックは強打者のヘビーバットに対する『軽いバット』の意味で、コーン氏にイチローを侮辱する意図は全くなかったと思う。最近米国では人種差別的な発言を常時監視して、すぐに大げさに問題視する傾向があり、これもその1つだ。私自身はこの論議そのものが、ばかげていると思う」 私も、ここまでの必要はないと思う。

経済の成長はいつまでも続かない。 成長が落ち着いた時、幸福感が生まれるだろうか? ある個人経営者である中国人が寂しい顔で私に言った。 『子供がいなければ私は今でも死にたい。 毎日、毎日お金の心配。 私は何のために生きているの?』



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中国のテレビ

2012年10月06日 | 比較文化

連休を1人で過ごすとメインはどうしてもテレビになるのだが、私の部屋は日本のテレビはパソコンの小さい画面だけ。 日本からは孤島の生活。 日本のニュースは気にはなるのだが、私の現実の生活にどの程度影響があるのか・・・ 日本にいても東京中心の情報にあまり興味がない私。 ローカル局のニュースが現実的だ。 結果、やむなく、中国全土の放送局 (いくつあるのだろうか? すごい数)中心となる。 日本以上に全くローカルではなく、仕方なくである。

ほとんど字幕が出るのだが、その字幕は早い・・・  文字を追うのか聞くのか? 中途半端でほとんど内容は理解していない。 画像と、理解でできる漢字で全体をイメージするしかない。 となると、流れが明確な映画専門チャンネルとなる。 (それでも専門のチャンネルは数知れず。)

ご存知だろうか、中国の映画界は既にハリウッドを越えている。 テレビドラマ、映画とすごい数。 それが・・・ 日本と違うのは、通常でも、毎週続く連続テレビドラマではない。 一気に放送して、再放送している。 ましてや、連休となると、各局、二乗で人気番組を組んでいる。 一日数時間(終日?)、それが数日続くから困ったもの。 いいところで“来週に続く”はない。 (そういえば、昨日の映画で“続く”があり、びっくり。) これでもいろいろやる事はあるのだが・・・・ 全て見るにはまず不可能。

最初は言語が関係ないカンフーもの。 これがまた数が多い事。 カンフーだらけ。 しかし、あまりに非常識、人が飛び過ぎるぞ・・  おまけにCGがらみで、これは子供向けか? と思うほど。 ついでに、歌番組、口パクばかり。 CDと全く一緒。 さすがだぁ~

中国のテレビだが、世界の人気番組の二番煎じが確かに多い。 しかし、最近日本で少なくなった、ドラマ系は結構多い。 ただ内容は、途中に理解不明な点、無理やりな展開がかなりあるように思う。 強引な展開が目立つ。

その中でどっぷりはまったドラマがこちら。





面白い、リアル、主人公の人柄、もっともと感じる部分、軍隊の物語りながら、いやらしさは一切ない。 むろん日本は関係ない。 ただ、とにかく長い。 既にチャンネルは固定だが、いつもやっている感じ。 連休中は終わらない?

この番組を日本語に吹き替えたら、必ずや日本でもヒットするだろう。 ラブラブの韓流ブームとは全く違う。 今後中国から続々日本にこのような番組が入っていくことだろう。


 
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国慶節 再び人民大移動

2012年09月27日 | 比較文化

中国の二大休暇、日本で言う盆・正月と言ったところだが、国慶節と春節がそれに当たる。 今年の国慶節の連休は、各企業も官公庁や銀行にあわせ、次のようになる。 今年は中秋節とつながったようだ。 中秋節は旧暦で、国慶節は10月1日で固定。 春節は旧暦。 労働節と国慶節だけかな?  韓国もそうだが、世界のカレンダーに合わせられないものかと余計なお世話。 

29日(土)  営業

30日(日)  中秋節(月餅)

1日~3日   国慶節(法定休暇)

4日(木)   振替休日
5日(金)   同 (追加?)

6日(土)
7日(日)

留守宅児童が社会問題になるほど、地方からの出稼ぎ労働者が多い中国。 留守宅児童の映像を見たが、幼い子供達が両親を心待ちに待っているのだが、不思議と飛びついて行かない風景は複雑な気持ちになった。 そして再び家を出て行く姿・・・親とて辛いのだ。 こんな家族がわんさかいる。 一時帰宅が出来るよう、前後を振り替えながら連休となる。 遠い人はその前後さらに有給休暇を追加する。 その移動距離もさすが中国、半端ではない。

国慶節の期間(どこまで?)は高速道路の料金が無料になるそうだ。 私の会社でもそうだが、新たに車を買った人は必ず車で凱旋するであろう。 慣れない高速に車が殺到するだろうが、大事故にならない事を願うのみ。

同じ連休でも春節とちょっと違うのは、春節が基本的に帰郷、親族の家への大移動なのに対し、国慶節は季節もよく旅行者する人も多い。 中国の人民大移動は、人間の移動としては世界最大規模。

テレビによると海外旅行、国内旅行ともにすでに売り切れのようで、“火爆”と表現していた。 豊かになり、旅行する人が増えているのだろう。 不思議な事に、船、列車は高くなったりしないのに、飛行機のチケットはいきなり高くなる。 負けずと宿泊施設も2倍、3倍になる。 なぜ? その時期働く人は、(法定休暇に仕事)給料は確かに3倍にはなるのだが・・・・ 

私は? 少し遅れての夏休み。 いかにも中国らしいこの時期の雑踏には大変興味があるが、その中に身をおきたいとは思わない。 帰省列車のすさまじさは、テレビや話を聞いただけで無理だと思う。 列車は家畜同様、朝の山手線のラッシュ並みで何時間も移動、とても私には。 むろん時期も悪い。 最近多少お疲れモード、静かにこじんまりと過ごす予定だが、多分仕事も・・・


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恥と面子の限度

2012年09月21日 | 比較文化

ホームだ、アウェーだとサッカーの試合でよく言われるのだが、正直なところスポーツであり、ルールがあり、無論審判は公平な立場・・・・ 日本国内での試合いに限って言えば、オーバーな、関係ないだろうにという感覚がある。

ただ、国際試合になると、そうもいかない。 先進国での開催ならばまだしも、スポーツの世界で、愛国心をあおる国のアウェーとなると、『応援するのも命がけ。 負けてもいいから早く終わって』の世界だと聞いた。(直接の経験はないが) 

過日、私が乗り込んだエレベーターが後から乗ってきた中国人で満員になった。 そのまま下まで行ってくれ~ もしもあと1人乗り込んできたら・・・ 今のご時世、『お前が降りろ!』かも、かも。 完璧なアウェーだ。 余計な事を考えるのである。 たががそんな事でもめたくない、降りた方がましだ。 

しかし、もしも実際そうなった時、その後彼らが満足感を持つのか? 逆にその行為を恥ずかしく思い、後味の悪い思いをするか? 

大連地区における中国人は、例外はあるにしろ、まず後者の方が多いことは間違いない。 中には、そんな事をするのであれば“私が降りる”と言う人がきっといる。 私はそう信じている。 (嬉しくはなかったが、電車で席を譲ってもらった事もある。 )

今朝の話、エレベーターにタバコを吸いながら乗り込んできた若い男性。 その割には、1階でいいですか? 降りる時も、お先にどうぞ。 これだもん。 ずれた所が何とも言えないのが、たぶん、タバコに対して遠慮があったのだろう。 確かに帳消しだ。

日本の文化は“恥を知る”事が根底にある。 非礼な態度を第三者に取った時、自分の品位を落とす事を知る。 中国には(時として都合のいい)面子がある。 その範囲(限度)は個々人の差があるにしろ、やはりお互いその域を超える事には高い壁があると思う。 



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人間関係の理解 一歩成長?

2012年09月05日 | 比較文化

中国人同士の人間関係を理解するに当たり、これまでもいろいろ書いてきた。 親族以外はあかの他人同様。 一方、タクシーに乗ったら運転手と給料の話までする。 二度目に会ったら、“友達・友達” いろんな現象に惑わされ続けた。

今日、仕事の上でこんな事があった。 営業と経理で帳簿合わせの作業。 まず双方に必要とする資料の作成を求め、相互にすり合わせを・・・ それが、全く動かない。 ここにある、この資料でわかる、これは営業、それは経理が知っている・・・ 双方が自分の資料のみで私に説明する。 一向に目的とする資料が出ない。 

結局は相互の資料を持ち帰り自分でする事に。 仕方ない、この手を使うか。 あえて、第三者に『この資料と、この資料でこんな資料を作ってくれ。』 こうなるといずれも慌てるのである。 結局できたものの、『なんだこいつら』である。 

あえて言うが、私が嫌われているわけではない。 私と各担当とは言葉の点を除いて、関係はいい。 私にしてみれば、二人で話した方がスムーズにいくだろう(当然)と思うから・・・・ 

最初は面倒に巻き込まれたくない、自分の領域を一歩でも出たくない、そんな感じで見たのだが、どうも双方そうでもないようだ。 今回の件で新たな発見をしたような気がした。 “人との接触を嫌っている。”と強く感じた。

表面的な、何の利害もない、影響もない人に対して無視するか、たまたまタクシーに乗ればよくしゃべる。 だが、そうでない場合、極力避ける努力をしているのでは。 

このようなケースでは、調査よりもどちらがミスしたの方が先にたち、最初からけんか腰というのがよく見受けられる。 ミスを責める気もない、正確に修正することが目的。 軽い気持ちで質問しても、“なんだぁ~”という反応を何度も経験している。 ただ、今回は単なる数字合わせ、双方それはなかった。 ではどうして? 

人間関係のトラブルを回避する為に、必要以上に(この場合は大いに必要だったのだが)接触したがらないのではないか。 アパートでもそう。 隣は知らない関係を保った方がいいのだろう。 同じ建物に住んでいると当然エレベーターで顔を会わせるはず。 でも中国人同士で声を掛けるとか、挨拶するとか見たことがない。 

これまでの分析を少し修正した方が理解しやすいように思う。 “人との接触を嫌う”という新たな視点があるような気がする。



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