Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

東京事変 at ZEPP SAPPORO(ネタバレあり)

2007-11-18 20:24:44 | ライブ
11/16金曜日に、東京事変のライブに行って来ました。全国ツアーSPA&TREATMENTの札幌公演。これが終わるといよいよニューシングル「閃光少女」の発売を挟み、2回の東京公演でツアー終了となります。
事変のライブは去年の4月以来、林檎はライジングサンでZAZENBOYSと共に出演したので去年の8月以来。どちらにしても1年以上間が開いてます。

正直ニューアルバムはそんなに聴いてなかった。シングルOSCA、キラーチューンとそのカップリングは聴いたものの、物足りなさというか、違和感があって、林檎ではなくメンバー作曲という情報が頭にあったので、そのせいと思っていた。
とはいえ、ライブで聴いたこれらの曲はとてもよかった。東京事変で打ち出した新しい部分(ジャジーなアレンジによる大人な感じ若しくは上品さ)がさらに押し進められていたような気がします。

結果から言うと色んなライブを見た中でも、ファンにとって嬉しい内容だったし、何が求められているかわかってらっしゃる、かつ、自分たちがやりたいことを表現している、お互いに幸せなライブだと思う。一時期林檎本人が語っていたような葛藤から解き離れたことや、そこから産まれた自信から来ているのだと思う。
東京事変は常に勝ち続けていたけど、今回のライブは圧勝でした。歌、演奏、パフォーマンス、こんなにすごいライブを出来る人は他にいないと思う。

林檎さんの麗しさがまた…。
今回は林檎班の先行でチケットを購入したので、結構前で見れました。ZEPPであんな前のブロックに入ったのも初めてだったし。自分の前には5人くらいしかいなかったと思います。
真っ正面だし、クッキリ見えるし。。。常時まともじゃいられんかったばい。
このポジションはもしかしたら…と思ったら2度も姫のピックが飛んできました。手に当たったけどキャッチは出来なかった。2回目は俺の上着の袖に入ったけど通り抜けて落ちた
超満員の混み混みなのでとても拾うことは出来なかったが終演後、下を見て探していたら俺の靴のつま先に落ちてたピックをとられてしまった。
くっそー~!!でもどうせみんな踏んだやつだし…と思って諦めます。

でも姫がピックを投げたのはその2回だったんですよ。
群青日和では曲を知り尽くしたものにしかできない腕の振りをしたわけです(バンドの人のリズムの取り方と一緒)。他の客はしてない動きでした。おそらくそのリズムを見て投げてくれたんだと思います。思いこんでます。おかしいと思われても仕方ないですが事実です(断言)。

もう相当なセンスですよ、あの選曲。あのアレンジ。
よくアルバムと同じような曲順に、懐かしい曲を挟むという人もいますが、俺は断然事変のセットリスト・メニューが素晴らしいと思う。ライブ用にアレンジをどんどん変えてくれるし。変え方も正しい。
事前に全く情報を入れなかったので、終始驚きの連続でした。

ではネタバレいってみよう!。

セットリスト

1.復讐
2.酒と下戸
3.歌舞伎
4.OSCA
5.ランプ
6.ミラーボール
7.金魚の箱
8.群青日和
9.ピノキオ
10.某都民
11.月極姫
12.メトロ
13.鞄の中身
14.丸の内サディスティック
15.閃光少女
16.私生活
17.修羅場
18.黒猫道
19.キラーチューン
―アンコール1―
20.心
21.SS/AW
―アンコール2―
22.透明人間

冒頭2曲が圧倒的に来て、歌舞伎!。なんのイントロかと思ったトコに来る格好良さ。そして、終わりの1音とOSCAが繋がっているという格好良さ。鳥肌がゾクゾク来ます。
丸サディもいきなり来た。曲中の、「お元気ですか、熱いですか、寒いですか、私は熱いです」と早口でまくし立てるMCが良かった。
新曲、閃光少女もアップテンポ&ポップな王道チューンで、わかりやすいだけじゃない感じが良かったです。
それと修羅場は、前回のツアーと同じく間奏後にブレイクがあるアレンジでした。あれは何度聞いても格好いい。
黒猫道のネコっぷりも最高。ステージはいつもより小さいものの、林檎の周りにはスペースがふんだんに確保されていて、やりずらくないのかと思ったら、奥から練り歩いてきたり、右へ左へと可憐に動くためのものでした。
アンコールの、心か体、どちらかという選択、俺は体と叫びました。でもほとんど心でしたね。でもアレンジがアダルトチックに変わっていたので心でよかった。
と、あっという間の2時間強でした。

こんな感覚は久しぶりかも。林檎を聴く気がしない時期がしばらく続いていたけど。複雑な心境が入り乱れてはいたけど林檎・東京事変の前ではそんなのは関係ない。林檎や事変の音楽が心底好きなんだと思い出させてくれたライブでした。新曲DVD発売と、このツアーのDVD発売が待ち遠しい。
ほんと、楽しかった。



もうすぐ3連休…

2007-11-18 20:20:00 | 日常
今週末は東京事変のライブに始まり、昨日もライブを見に行ったりして、それは山下達郎のコピーバンドなんだけれども、結構完成度が高かったと思います。俺がコピーバンドやるとしたら長髪のズラを被り、MCのしゃべり方もものまねでやってみたいと思いますが。

で、今日はようやくタイヤ交換しました。非常に疲れたし2日酔いではなかなかやりたいことではない。

あと、冬に向けて昨日はコートを買いに行きました。なかなかいい買い物だったのではないだろうか。もうすぐボーナスも出るので先取りというか、先に買っちゃいました。今日は、昨年末非常に満足のいくスーツを仕立ててくれたお店でイージーオーダースーツを注文に。いい感じのイタリー生地にしてみました。出来上がりが楽しみ。

ということで、あっという間に週末終了。
やりたいことをやって非常に充実しているってことだから贅沢なんだけど、あっという間に日曜の夜が来ることにへこむ。夕張出張生活さえなければ…あれがせわしなさの理由だもんな。結局部屋の掃除をする時間がないまま時が過ぎていく。
今週でとりあえずデカい仕事が片づくので休暇とりまくりたい。といっても叶うかどうか…。年末は席が片づけられてしまうくらい休みたい。

そういえば、先日すごい夢を見た。
目の前で飛行機が墜落。えーー!?と思っているとさらにもう1機が墜落。
こんな事もあるんだな、と場面は出張先のホテルへ(なぜかニューヨークっぽい)。
高層階の部屋だったのだが、窓の外を見ると、飛行機という飛行機がどんどん墜落している。数百機という単位で…。
さながら戦場の様子なのだが、職場の上司と俺はそのまま居酒屋へ向かうといういやな夢でした。
夢とはいえものすごい光景だったので思い出すと恐ろしくなる。

あーやだやだ、来月そうそう乗るというのにこんな夢…。



絵になる男

2007-11-13 23:18:18 | DVD
ポール・マッカートニーの映像集、The McCartney Years(日本盤タイトルはポール・マッカートニー・アンソロジー 1970-2005)を無事、発売日前日に購入できました!!。
残業が微妙にあり、帰りにCDショップに寄ろうと思ったところ閉店時間が過ぎてしまい、明日から出張、週末まで見れないかと思ったものの、24時まで開店している大型書籍・CDショップがあるので安心。今見ているところです。

WINGSPANを見て危惧したとおり、70年代の映像はやはり保存状態が悪かったのか、だいぶ痛んでますね。80年代後半に発売された、86年までのポールのソロキャリアを総括したビデオに収録されたプロモと見比べるとだいぶ劣化しているのがわかります。もっと早く作業を始めていれば、、、との感が。とはいえ、DTS/5.1サラウンドにミックスされたサウンドの素晴らしさ!。また、80年代以降の映像はまだ劣化が進んでおらず、それなりに修復されています。言うならば、編集スタジオでフィルムで見る映像、録音スタジオで聞く音声に近いのではないかと思います。

なんにしても、この分量で見るポール。これでも上澄みだと思いますが。満足なような満足でないような。収録時間375分だそうですよ。
ポールの絵になること…


俺的にメインはdisc2です。
付けられているタイトルが、「ベスト・オブ・ポール・マッカートニー 1983-2005」ですよ?。こんな日が誰が来ると思ったことか。都合の悪い時代は割とオミットする傾向にあるポールにして、これ。RHINOスタッフ、GOOD JOB!!。
このタイトルを見て、ターゲットは俺、と思ってしまったもんね。同じくターゲットは自分、と思いそうな人を俺は何人か知っている(笑)。
WINGSPAN発売時に、wingsと、中途半端にその後売れたヒット曲を入れて、84年までを総括したポールに不安を感じたのは俺だけではあるまい。それとも映像集ならOKと思ったか、ポール。
フィギュア・オブ・エイト、プリティ・リトル・ヘッドの別バージョン音源収録は快挙と言っていいと思う。
そうか、この時代のベスト盤を作るとしたらこうなるか。でもストラングル・ホールドは欲しかったな。

曲順もなかなか良い。ワンス・アポン・ア・ロング・アゴーも忘れられてないし。断崖絶壁でのギターソロが格好いい。この映像が発表された87年、盟友ジョージ・ハリスンも岸壁でザッパーンと波を浴びながらギターを弾くPVを作ってますね。意外とよく似た二人。

謎なのが、オフ・ザ・グラウンドの映像がちょっと劣化しているのと、回転数が早いこと。マスターテープの保管、悪くない?。ジョン・レノンのDVDは古いものでももっと画質が良かったような…

頻繁にオンエアされたような映像は画質がいいんだよなぁ。カミング・アップとか明日への誓いとか。
カミング・アップは画質がよすぎて合成の跡がくっきりと見える。それでもあの時代でこのクオリティはなかなかのものでは。結構力入ってますね。日本で逮捕・公演中止の後であのノリノリ具合というのもちょっとイラっとしないでもないですけども。

それにしても、Driving RainからのPVが一切入ってないのはなぜ!?。このアルバムを気に入ってない方(Flaming Pie好きに多いんだよな~)あんまり批判しないで下さいよ。また、このアルバムがなかったことになってしまうようなことになるかもしれないし…(ヘザー絡みかもしれないけどさ)。

それはともかくとして、RockShow映像もどうなんだこれ?タイトルが出た瞬間、演奏前のフラッシュたかれた瞬間に出てくるポールを見ようと、ビデオの一時停止を押して押して押しまくったのを思い出したけど、本編に入ると、確かに画質が良くなっているような感じはするんだけど、ある部分ではビデオテープの方が画質がいいところもあるような気が。。。やはりマスターテープの劣化か。WINGSPAN収録のJetの方がグレードアップした感じはあったんですけども。
あの、バングラデシュ・コンサートの変わり具合からするとそれほど感動するアップグレードぶりではなかったりする。すみません辛口で。フィルムのグレードの違いかもしれませんが。。。
回転数が通常に戻ったのは評価できると思います。また、あのRock Showの音源がリマスタリング(&サラウンドリミックス)されたという事実だけでも素敵だ。聞いたことのない音もクッキリ入っている。でもどうせならこの程度でお茶を濁さずに完全版を見たい(レディ・マドンナの前のMCにときめいた)。

グラストンベリーは最新のポールといったところで、04ツアー最終幕だけ会って気合いが入っていて演奏も意欲的。Band On The Runのベース、Let Me Roll Itの最後のギターソロも冴えている。


いいところ、悪いところそれぞれ書きましたが、悪いところと言っても気になるだけで悪いとは思ってません。
それよりも謎なのが、Band on the runのPV。なんでビートルズなの?(イエロー・サブマリン風だし、イエロー・サブマリンに参加した画家・ピーター・マックスが書いたと思われるイラストも登場。)。
あとMamuniaのPV、どう見てもあの主役(アニメ)はジョン・レノンでしょう。
本当に発表当時に制作されたプロモだとしたらお蔵入りになるのはわかるけどそもそもなんであんなのを作ったんだろうと思う。まだ見てないけどコメンタリーを見たらわかるのでしょうか。

まだまだ知らないことがたくさんだー!!。
これだけの分量なのに、全く全てを見た気にさせてくれないポール!素敵だ!!。
墓場まで一緒についていきます!!。

いずれにしても最高のクリスマスプレゼントです(まだ早いか!?)。




すっげぇださいTシャツ

2007-11-12 23:56:54 | 日常
先日すっげぇダサいTシャツを購入しました。
パッと手に取った瞬間、だっせぇ!と思ったのが購入動機。しかしただダサいだけではありません。見ようによってはダサかっこよいのです。どっちにしてもダサいことには変わりはないのですが。

画像はそのうち気が向いたら載せます。というか、載せなくてもたぶん頻繁に着るからそのうち見れる人もいるでしょう。

どんなTシャツかというと、レッドツェッペリンのTシャツ。
LED ZEPPELINとバンド名が書いてあり、メンバーの影になったようなイラストとNo.1 SUPER GROUPの文字。この配置が何ともダサい。
明らかに60'sの感覚で作られたこのTシャツに惚れた。他にも格好いいZEP Tシャツがあったものの着るならこれ、と手にとってレジに向かっていた。かなり気に入ってます。まだ着てないけど。

民生をやるならZEPだろうと、ペイジになりたい自分がいます。ってことで、レスポールもいいんですが、今日は弦を換えたばかりのテレキャスばかり弾いてます。ツェッペリンの1stで使われたギターはほぼテレキャスらしいですからね。何度目か忘れましたが自分内ZEPフィーバーが訪れています。