Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

所謂、大衆歌謡

2021-03-25 07:38:55 | 音楽
ドラマ『天国と地獄』、演技が上手い人達が多く出ていてるし面白そうなので観てました。
まず、人と人が入れ替わるといったSFな設定、謎を呼ぶ不可解な事件のミステリー要素、刑事が主人公で人が何人も死ぬ割に演出がコメディ調だなあと、一話を見て思っていたところ、後半のいいところで入って来る主題歌がシリアスなので、あ、これはヒューマンドラマ系のオチになるのかな、などと思ってたらまさにその通りで、感動の最終回、大団円でした。

この主題歌、手嶌葵さんの「ただいま」という曲ですが、何回もドラマを見ているうちに、段々といい曲じゃないかと思うようになって、最終回が終わり、一曲通してみると、相当いい曲です。

多少、あ行がは行になりがちな歌唱法ですが、この人ならではの味なのでしょう。たまにやりすぎ感はありますが嫌味には感じません。
ものまねして欲しいのかな。そんなわけないですね。

所謂、広義の大衆歌謡に当たるのでしょうけど、そういうものには滅多に心が掴まれない私がいい曲と思うのだから、恐らくメチャクチャには売れないでしょう(笑)。
でもかなりの人がこのドラマを観ていたので、どうだろう。

「ただいま」というタイトルの曲は星野源にもある。
これは星野源が大衆歌謡にシフトする前のデビューアルバムに入っている、細野晴臣作曲のザ・バンド調の曲。

「BLUEBIRD」というタイトルの曲にハズレなし、と言うが、「ただいま」も今のところハズレなしと言える。2曲しか知らないけど。


手嶌葵「ただいま」
https://youtu.be/0IueDUcDmRY 


さて、以上を書いた後に菊地成孔のブログを見てみたら、コメント欄でMy Little Loverの「YES〜Free Flower〜」が話題になっていた。曲調がなんとなくブルーな理由の一つに絶妙なお姉さん声と書かれていたのが笑えた。
この曲やSwallowtail Butterflyといった、あの映画に使われていたあたりの、結構好きなんですよね。
この頃の大衆歌謡は良い曲が多かった気がする。


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