図書館より。岩波書店。
日本初の女性南極越冬隊員となった二人の共著。
坂野井さんはオーロラ観測。子供のころから南極が夢であった。同じ研究者の夫がすでに越冬している。基本、一人で室内の観測が多い。
東野さんは地震学。南極の興味はゼロ。世界中の地震波を調べているうちに、貯金ができれば南米に行けるからという理由で応募。屋外に地震計を設置しなければならない。重たいバッテリーを持てず、男性隊員に持ってもらう。
かくも対照的な二人が、交互に一章ずつ書いているのがおもしろい。余裕のある坂野井さん。東野さんは大変。荷物を点検しろと怒鳴られる。雪上車の道中、お腹を壊して苦しむ。コンベックス(メジャー)を知らない。荷物を持てなくて嘆く。コンロを忘れてヘリに持って来てもらう。よくぞここまで赤裸々に書いてくださった。東野さんを応援してしまう。
日本初の女性南極越冬隊員となった二人の共著。
坂野井さんはオーロラ観測。子供のころから南極が夢であった。同じ研究者の夫がすでに越冬している。基本、一人で室内の観測が多い。
東野さんは地震学。南極の興味はゼロ。世界中の地震波を調べているうちに、貯金ができれば南米に行けるからという理由で応募。屋外に地震計を設置しなければならない。重たいバッテリーを持てず、男性隊員に持ってもらう。
かくも対照的な二人が、交互に一章ずつ書いているのがおもしろい。余裕のある坂野井さん。東野さんは大変。荷物を点検しろと怒鳴られる。雪上車の道中、お腹を壊して苦しむ。コンベックス(メジャー)を知らない。荷物を持てなくて嘆く。コンロを忘れてヘリに持って来てもらう。よくぞここまで赤裸々に書いてくださった。東野さんを応援してしまう。