PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

雅音人「永久に」

2009年06月15日 | HANAとコンサート
●13日はHANAで「雅音人」【ガネット】のライブを聞きました。
雅音人はボーカルのtamikoさんとギターのartwingさんのデュオです。
今日は特別ゲストのSALさんのパーカッションが加わりました。
テクニック抜群のギター1本もいいですが、また違う良さがありました。
初めて聞く曲にパーカッションをつけていくのですが、素晴らしく合っているので信じられないです。


■さて今日の注目は映画「白磁の人」のために書き下ろしてくれた「永久(とわ)に」と言う曲です。
ブログで何回も書いているように、「白磁の人」は韓国が日本の植民地だった時代に生きた「浅川巧」さんの生涯を映画化したものです。
浅川巧さんは今で言う営林署職員として土壌埋没法と言う手段で荒れた韓国の山林に”チョウセンゴヨウマツ”の植林を行いました。
また当時”青磁”とは異なり見向きもされなかった”白磁”の素晴らしさを柳宗悦などを通じて日本に広く紹介したのです。

◆さらに”浅川巧”の生き方は普段から韓国の民族衣装を着て、韓国語を流暢に話し、民衆に溶け込み、優しく自愛に満ちたまさに白磁のような生き方だったそうです。
浅川巧は41歳と言う若さで亡くなってしまうのですが、そのお葬式にはたくさんの韓国の民衆が集まってみんなだ柩を担ごうとしたそうです。

★映画作製の着々と進み、来年には上映の計画です。
今回の「永久に」がその挿入歌またはイメージソングとなるかは関係者の協議、打ち合わせが必要となりますが、何とか採用されてもらいたいものです。
いろいろな仲間が有機的につながってくるのはうれしいですね。