人知れずの記録ー障害後期高齢者の日々のつぶやき

日々のリハビリをはじめ、何でもかんでも書いてやろう!という日記帳。

気分がすっきりしない

2019-08-27 18:09:32 | 日記
晴れ 資源ゴミ出し 昨日のデイの疲れが残る朝の坂道
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 午前中、および夕刻、安川著書読み。「戦争責任」論。今という時代だからこそ、真正面から向かい合いたい。

「セガンは世界初の知的障害教育学校を創設した」とされてきた。その割には、創設時期、学校規模、生徒の具体、教育内容と方法が明確に語られてきていない。セガンが著した1846年著書に、「パリ・ピガール通りに、ささやかな学校を創設した」と綴っているのが、唯一の当事者記録だ。その記録の書きぶりから、創設時期は1839年頃と推察された。公文書の発掘作業によって、公的には1839年1月の創設であることが判明した。記録を綜合すると、生徒数3名。寄宿制学校だった。
 しかし、1841年10月頃には、セガンは、当時パリ北郊外の「男子不治者救済院」に「白痴の子どもの教師」として公式に雇用されたから、学校の方は閉鎖したと考えるのが自然だ。生徒はどうしたのか?親元に帰したのか?
 せっかく、「世界初の」という冠をつけてその進取的業績を称えようとも、その史実の具体が不明では、教育史に一言たりとも綴られないわけである。

 黒猫君のロッククライミング。いただいた岩塩、いろいろと楽しめます。