ドラゴンボールのトレーディングカードゲームが発売されるだと

「バンダイナムコの株主通信が届きましたよ」

「一番のニュースが新ブランドBANDAI CARD GAMESの発表ね。
ポケモンカードで加熱するトレーディングカード業界への投資を拡大させるみたいね」

「しかし、すでにバンダイナムコはバトルスピリッツ、ワンピースカードゲーム、デジタルモンスターカードゲーム、ユニオンアリーナと複数のカードゲームブランドがあるのに新たにドラゴンボール超カードゲームフュージョンワールドを来年2月に発売を予定しています。
少しブランドが過剰気味なので、どれか1つは縮小、廃止する方向になるのではないでしょうか？」

「まあ、この中で切るとしたらユニオンアリーナでしょ。
鬼滅の刃、呪術廻戦等の人気アニメを題材にしているけど、売れている気配が全くないもの」

「先品ごとの色が強すぎて他の作品のカードと相性があまりよくないように思いますからね。
鬼滅の刃ファンも呪術廻戦ファンもこういったゲーム、ホビー関連にお金をださないのも盛り上がっていない原因でしょう」

「トレーディングカードゲームの男女比は男9、女1くらいでしょうからね。
男性ウケの良い作品でないとヒットは見込めないから、男性ファンの多いドラゴンボールがトレーディングカードゲームの発売に踏み切ったんだと思うわ」

「市場拡大のためには女性を取り込んでいく必要があるので女性向けトレーディングカードも開発していく必要があると思います」

「女性向けって、一体何を題材にするの？」

「そりゃ、アイドルですよ。
性加害問題で契約を切られて仕事激減のジャニーズタレントと個人契約を結ぶんですよ。
スマホに対応させて、QRコードを読み込むことで『命に変えても君を守る』とか『召喚してくれた相手が君で良かった』とかいう普段聞けないようなボイスが聴けることをウリにすれば売れるかもしれません」