「今回は、こちらの問題に挑戦したいと思います。
きっと、私のために待っていたに違いないですからね」
【パーカー探偵】 カマイタチのアリバイ 【CASE3.0 問題編 1/3】
「いや、絶対待ってないでしょ。
アリバイを崩すには、ショートカットする必要性があるんでしょうけど、さっぱりルートが分からないわ」
「姉様、西村京太郎の時刻表トリックではないんですから、そんな必要はありません。
あれは移動距離が長い、事故の心配が低い、乗り換えが可能だから可能であって、今回の事件でそういったアリバイ工作は不可能ですよ。
仮にできたとしても2,3分程度しか短縮できないでしょうね」
「じゃあ、犯人は誰なのよ!!
あのダイイングメッセージの意味はなかったってこと?」
「いえ、犯人はカマイ(イケメン)ですよ。
彼がアリバイ工作を行い、被害者を殺害したのです」
「アリバイ工作なら、カマイ(おっさん)の方もできると思うけど」
「いいですか、おっさんのアリバイは深夜に急に仕事が入り、融通の聞かないコンビニの防犯カメラに映っているという自分では時間をコントロールしにくいものです。
一方でイケメンの方は、自分で時間をコントロールできます。
だから、消去法でイケメンが犯人となるんです」
「いや、イケメンも授業の終了の時間もポテト屋の行列の長さもコントロールできないでしょ」
「確かに授業の終了時間はコントロールできませんが、ポテト屋の方はコントロールできるじゃないですか」
「いや無理でしょ。
客は大勢いたって、店長の証言にあったじゃないの」
「店長はイケメンの顔を覚えていませんでしたし、店の防犯カメラにイケメンが映っていたという情報はなかったじゃないですか。
ですので、彼はポテトを他人に買ってもらったんですよ
ポテト屋に並んでいなかったのであれば、最低でも10分の余裕ができますから、被害者を殺害するのは十分可能だったと思います」
「誰かに買ってもらったって、共犯者がいたってこと?
でも、婚約者は海外にいたし、友人には殺人事件の共犯になるだけの動機がないでしょ」
「共犯者なんていませんよ。
買ってきたのは、赤の他人ですよ」
「赤の他人はそんなことしてくれないでしょ」
「いいえ、ありますよ。
リアルにもUber Eatsという同じようなサービスがあるじゃないですか」
「つまり、ユーバーイートにポテトの配達を頼んだってこと」
「そうです、イケメンは公園をポテトの受け取り先に指定し、被害者を殺害した後で配達員からポテトを受け取り、そのまま友人宅を訪ねたのです。
これが今回の事件の真相だと私は推理します」
「果たして、この推理はあっているのか。
答えは解決編で明らかになるでしょう」
きっと、私のために待っていたに違いないですからね」
【パーカー探偵】 カマイタチのアリバイ 【CASE3.0 問題編 1/3】
「いや、絶対待ってないでしょ。
アリバイを崩すには、ショートカットする必要性があるんでしょうけど、さっぱりルートが分からないわ」
「姉様、西村京太郎の時刻表トリックではないんですから、そんな必要はありません。
あれは移動距離が長い、事故の心配が低い、乗り換えが可能だから可能であって、今回の事件でそういったアリバイ工作は不可能ですよ。
仮にできたとしても2,3分程度しか短縮できないでしょうね」
「じゃあ、犯人は誰なのよ!!
あのダイイングメッセージの意味はなかったってこと?」
「いえ、犯人はカマイ(イケメン)ですよ。
彼がアリバイ工作を行い、被害者を殺害したのです」
「アリバイ工作なら、カマイ(おっさん)の方もできると思うけど」
「いいですか、おっさんのアリバイは深夜に急に仕事が入り、融通の聞かないコンビニの防犯カメラに映っているという自分では時間をコントロールしにくいものです。
一方でイケメンの方は、自分で時間をコントロールできます。
だから、消去法でイケメンが犯人となるんです」
「いや、イケメンも授業の終了の時間もポテト屋の行列の長さもコントロールできないでしょ」
「確かに授業の終了時間はコントロールできませんが、ポテト屋の方はコントロールできるじゃないですか」
「いや無理でしょ。
客は大勢いたって、店長の証言にあったじゃないの」
「店長はイケメンの顔を覚えていませんでしたし、店の防犯カメラにイケメンが映っていたという情報はなかったじゃないですか。
ですので、彼はポテトを他人に買ってもらったんですよ
ポテト屋に並んでいなかったのであれば、最低でも10分の余裕ができますから、被害者を殺害するのは十分可能だったと思います」
「誰かに買ってもらったって、共犯者がいたってこと?
でも、婚約者は海外にいたし、友人には殺人事件の共犯になるだけの動機がないでしょ」
「共犯者なんていませんよ。
買ってきたのは、赤の他人ですよ」
「赤の他人はそんなことしてくれないでしょ」
「いいえ、ありますよ。
リアルにもUber Eatsという同じようなサービスがあるじゃないですか」
「つまり、ユーバーイートにポテトの配達を頼んだってこと」
「そうです、イケメンは公園をポテトの受け取り先に指定し、被害者を殺害した後で配達員からポテトを受け取り、そのまま友人宅を訪ねたのです。
これが今回の事件の真相だと私は推理します」
「果たして、この推理はあっているのか。
答えは解決編で明らかになるでしょう」
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