むかしむかし、月の民と地上の民がいました。
ある時、月の民の長は地上の民の長に尋ねました。
「どうして地上は、こんなにも美しいの?」
すると、地上の民の長はこう答えました。
「地上には、幸福を呼ぶ青い鳳凰がいるからさ」
それを知った月の民長は、地上の民に一羽譲ってくれと言いましたが、1羽しかいないので譲れないと断られてしまいました。
その時は諦めましたが、日に日に青い鳳凰を手に入れたいという思いはどんどん強くなっていきました。
そのことを知ったある月の民がこう囁きました。
「なぜ、諦める必要がある。今は、悪魔が微笑む時代なんだ」と。
地上の民「ねんがんのあおいほうおうをてにいれたぞ!」
そう かんけいないね
→ころしてでもうばいとる
ゆずってくれ たのむ!!
こうして、月と地上の間で戦争が始まりました。
コロニーは落ちてくるわ、サテライトキャノンが発射されるわで、月と地上の両方でたくさんの命が失われていきました。
この争いの原因が自分だと知った青い鳳凰は嘆き悲しみ、自分の体を真っ二つにしたのです。
別れた半身はうさぎに変わり、1匹を地上に、もう1匹を月に与えました。
こうして戦争は終わりを告げたのです。
月に行ったうさぎは、長寿になる餅をつき、月の民に振る舞い、人々を幸福にしたそうです。
「十五夜で月を見る風習や月に不老不死に関連する話が多いのも全部この話が元になっています」
「西洋でうさぎの足を持つと幸運が訪れるという話や幸せの青い鳥の話ももこの話からきているわ」
「うさぎを1羽と数えるのも、この話からですね」
「東方のうどんげの鈴仙という名前も鳳凰が霊泉だけを飲むことからきているわ」
「最後に、今まで言ったことは全部嘘ですと言っておこうか」
ある時、月の民の長は地上の民の長に尋ねました。
「どうして地上は、こんなにも美しいの?」
すると、地上の民の長はこう答えました。
「地上には、幸福を呼ぶ青い鳳凰がいるからさ」
それを知った月の民長は、地上の民に一羽譲ってくれと言いましたが、1羽しかいないので譲れないと断られてしまいました。
その時は諦めましたが、日に日に青い鳳凰を手に入れたいという思いはどんどん強くなっていきました。
そのことを知ったある月の民がこう囁きました。
「なぜ、諦める必要がある。今は、悪魔が微笑む時代なんだ」と。
地上の民「ねんがんのあおいほうおうをてにいれたぞ!」
そう かんけいないね
→ころしてでもうばいとる
ゆずってくれ たのむ!!
こうして、月と地上の間で戦争が始まりました。
コロニーは落ちてくるわ、サテライトキャノンが発射されるわで、月と地上の両方でたくさんの命が失われていきました。
この争いの原因が自分だと知った青い鳳凰は嘆き悲しみ、自分の体を真っ二つにしたのです。
別れた半身はうさぎに変わり、1匹を地上に、もう1匹を月に与えました。
こうして戦争は終わりを告げたのです。
月に行ったうさぎは、長寿になる餅をつき、月の民に振る舞い、人々を幸福にしたそうです。
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