「嫌な事件だったね…」
「証人は合っていたけれど、犯人は違っていたわね。作者は、偽死反射って使いたかっただけでしょ」
「まさか、動機を後出しされるとは、この私の目を持ってしても見抜けませんでしたよ」「脅迫状の存在もね。そもそも自分で票を読み上げれば、いいだけの話よね。
てんとの性格上、実は食べない側に投票したなんて言わないでしょうから」
「脅迫されていたことを自分からは言い出しませんでいたからね。投票結果を改ざんしたとしても、何の問題もなかったでしょうね」
「主人公側は、脅迫状という証拠品を偽造するわとやりたい放題だったわね」「推理物としては描写不足、法廷ものとしてはルール違反を平気で行う。ワカるかな 不完全なんだよ 学糾法廷は」
「みなさん、彼女の説を支持するかね？」「学糾法廷は、中途半端、そんなふうに考えていた時期が 俺にもありました的な台詞に続くようになるような内容になるといいですね(遠い目)」
