「今週もクソ外しの時間がやってきたわ」
「謎は大体解けた！！犯人はまだ出ていない可能性があるので何とも言えません」
「今回の事件のポイントは、以下の点ね」1.魚澄の行動と発言の謎
2.犯人がカメラを仕掛けた場所
3.犯人はだれか
「まず魚澄の行動の謎は、下駄箱のスリットからラブレターを差し込もうとしていたんでしょうね。魚澄側としては、ラブレターを出したのに、小鳥遊側から何の返事も来ないから、急に態度が冷たくなったり、『冷たいのはどっちだよ』とか『何もしてないから言ってんだろ』とかいうセリフが出てきたんでしょうね」
「二人の会話がかみ合っていないことから、ラブレターは小鳥遊愛莉の手に渡ってはいないみたいね」「次に犯人がカメラを仕掛けた場所ですが、ロッカーに着けられた鍵に仕込まれていると思います。今週号の最初のページに小鳥遊愛莉の後姿の写真がありますからね。
靴を履きかえた後は、ロッカーを閉めますから、ロッカーの内部にあるカメラでは後姿を撮影ことはできませんから」
「撮影方法は、鍵を外そうとボタンに触ると一定時間カメラが作動する仕組みでしょうね。パネルを操作する音でカメラの起動音なんかもごまかせるでしょうし」
「犯人が誰かですが、現段階では特定できませんね。ロッカーの鍵を用意した人が怪しいんですが、作中で名言されてませんからね」
「名前が出てきた(？)人物だと秋元先生か校長になるのよね。でも、魚澄のラブレターを処分していることを考えると、畠山邦子が怪しくなってくるのよね」
「魚澄のラブレターを処分したのは、畠山邦子でしょうね。しかし彼女は、盗撮事件とは直接的な関係ないと思います。
畠山邦子は、魚澄の不審な行動が気になって、こっそりと小鳥遊愛莉ロッカーを開けるとラブレターが入ったいた。
魚澄のことが好きだった畠山邦子は、二人を両想いにさせないためにラブレターを奪い、処分した。
これがラブレターが紛失した理由でしょうね」
「この推理があっているなら、教師陣が犯人の可能性が高くなるわね。また犯人が秋元先生だったら、笑うしかないわね」
「そうなったら、動機は若さへの嫉妬でしょうねｗ」
